何か言ってる

さらに適当好き放題

第2回上遠野卓のこと

2017-02-14 21:48:31 | 何か言ってる
第2回上遠野卓/犬小屋のウエルカムパーティー
ログはこちら!!

ということで。
今回も大変楽しかったです!
あらゆる意味で全員無事に完走できて良かったなあ…。

ぽつぽつ思い出しながら感想をしたためてたら
ちょっと長くなっちゃいました。




●喫煙のこと
まずはハンドアウトの時点で雰囲気たっぷり。
いろいろと期待を膨らませながら、割と安直に前回のキャラクターを引継ぎ。
そしてノープランで行こうとして…はたと。
未成年に囲まれた喫煙キャラって大丈夫なんだろうか?みたいな不安が。
教育上…まあ、教育上も良くは無いかも知れないんですけど、
ちょうど「マグニフィセント7」を鑑賞するにあたり、
葉巻やらちびた紙巻きをモクモクとチェーンしてる野郎ばっかりの
そんな映画をみるのも大変に久しぶり!と大変感激したのと、
そのモクモクシーンを「渋い」「いける」「ごはん10杯いける」みたいな
そういう感覚で見るかどうかって、もう世代によるのかも知れない──
そんな思いがふと過ぎった、ということがあったので。
前回のメンバーは、「愛煙家のジョーさん」をそのまま受け入れてくれていたようなのですが、
今回のシナリオの「舞台:学校」っぽさと、
新メンバーの憩ちゃん(途中まで小学生だと思っていた)との行動を想定した時に、
「これ、ジョーさんが普段通りに喫煙してるのもちょっと不自然になるかも」
なんて。普通に喫煙者の目線で。
…ということで、常に携帯灰皿を持ち歩いている想定でプレイに臨むのでした。

終盤の盛り上がりとニコチン切れが謎のシンクロニシティしたりとか、
禁煙の相談をしようとしたら九条くんにバッサリ切り捨てられたりとか。
結局エピローグのあのシーンであんまりいたたまれなくて()喫煙再開エンドを迎えるのでした。
でも苦い煙草じゃなくなったみたいで、良かった良かった。


●PC4のこと
今回PC4として参加。
ハンドアウトではこうなってます。

 シナリオロイス:犬養司 (有為/◯不信感)
 PC3の指示を受けた君は、
 能力者達の潜む高校の教師と接触する任務に成功した。
 そして犬養司という名の教師から、ある生徒についての相談を受ける。
 彼が感じ取った、生徒──“稲山浩次”の「危うさ」とは……。

ですよ。
接触方法はどうしようかなあ、とか考えちゃうじゃないですか。
一番簡単なのは潜入するPC(材木坂弘美)の保護者として接触。
それはそれとして、遊ぶ余地があれば
近所のカフェとかうどん屋とかでバイトしたりとか、
バイトっていうのも辛い目で見られそうな年齢なので経営したって良い。
そのあたりも楽しみのひとつとは思いながら、
「というわけでうどん屋で相席になって仲良くなりました!」
っていうところから始めましょう!
って自分で言って自分で困るやつだよね…。ぐぬぬ。
不安は拭えずオープニングシーンを迎えると、

「彼の信頼を勝ち取った君は、彼に教師の苦悩を相談される。▼」

からのスタートってえーーーーーーーーー!?
なんというか、斜め後ろから相談が飛んできたというか。
なしくずしに弘美ちゃんの保護者として、
かなりぎこちなく犬養先生の相談を受けることに。
そして彼がPC4のロイスであることから分かるように、
犬養先生との関係性も、
結果として今回のプレイで鍵となる場面も少なくなかったわけなんですが。
外見がミステリアス気弱イケメン風で、どうにも意味ありげな事を…。
そして何より名字が。
「信頼されて、苦悩を打ち明けられた」って言われても。
コイツ怪しいとしか思えなくても、仕方ないよね…!!

そんなスタート時点からのボタンの掛け違い。
掛け違ったままでもポーズとして親身な部分も見せてしまう
優柔不断なジョーさん。
佳境に入った場面で登場した犬養先生が、
ようやく彼のこのシナリオでのポジションのようなものを明らかにして
──くれたんだけど、
たぶん、ちょっとだけ必要な情報が足りていなかったんじゃ…。
それでもよろしくって言われたらよろしくされてしまうジョーさん。
ここにきてまだまだ適当に優柔不断さんなのである。

当然、エピローグも犬養先生とのものへ。
心配してた生徒さんも戻ったし一安心、みたいな話でもして
禁煙の相談なんか軽くしてみたりして、
ついでにメロンでも食べてばいばいしようか。
くらいのノリのなかに、
「でも、この人ちょっととっつきにくいんだよね」
くらいのものを持てあましながら。
そこへチームリーダー九条君の犬養先生追加情報が、また斜め後ろから。
えーーーーっこれまた前回セッション同様
元気出していこうよってフォローしなきゃいけないやつじゃないか!
それも斜め後ろから!!!
あたふたしながら、セッション中にふわふわ過ぎったような
ちまちましたネタの名残みたいのをそれらしく語り出してみたりして。
その流れの中で、
ジョーさんというキャラクターはとにかく
ダイスの目が重い過去ばかりを主張してくるようになっていたなあ、と
しみじみ振り返ってしまったのでした。
どうロイスを取っても「ああ、誰かと重ねてるんだな」
そんなの!ばっかりや!!!もうたくさんだぜ!!!!!
ってちょっとうんざりしてたというか。
そういうことを考えなくて済むようになるのが
プレイにあたってのジョーさんの目標かな、と思ってたのに、
セッション2回目に至るもダイスは真逆のキャラを作り上げていく
──んだけど、周囲の人が「それがジョーさんなんだなあ」と
当たり前に受け止めてくれている反応を見て、
「ああ、ジョーさんというキャラクターはそれでいいのか」
と、シナリオも終わるというあたりでやっとすっきり出来たのでした。
それにしてもオチにはびっくりしたというか…
それであのオープニング!というか、
っていうかもう、
照れくさそうにしないで頼むから!!!!!!!!!!!


●材木坂弘美のこと
前回に引き続き、絶妙にダブルクロス感ある戦闘用合成人間キャラ、弘美ちゃん。
エピローグ前に終わらせ方の事をちょっと相談したんですけど、
結局全然違う流れになって。
いろいろと頭が真っ白になってたんですけど、
弘美ちゃんのエピローグシーンでお願い聞いてくれたの、本当にありがとう!!!!!
今!やっと気付いた!!!
だから勇気を出して告白しますが。
特にプレイ中言及してなかったんで彼女もおそらく知らないと思うんですが、
前回からの顔見知りという事で、彼女をロイスに取っていたんです。
 有為/◯脅威
みたいなやつで(言えないよね)。
シナリオが始まってみたら、ロイスで想定された以上にやばかったですね。
あらゆる物事に対して即ゼロ距離接触というか。躊躇のなさったら。
ジョーさん目線で、危なっかしいというより、もう見てられない!というか。
ちょっと今回は疑似親子みたいな立ち位置でもあったので
あれこれかまってみようかと思ったんですけど、
あっダメだこれ…ってすぐ諦めました。うん。はい。
最後の最後まで何も言えなかった…うん。
何が言いたかったのかすらもうよくわかんないですけど…(;´Д`)
でもせめてロイスの事は告白するべきでしたねごめんなさい。
でも怖かったの。
弘美ちゃんの戦闘シーンが、もうすでに火の七日間みたいなイメージなんだもん…。


●有鳥朝霞のこと
ザ・上遠野女子キャラの代名詞「じゃねーわよ」が似合いそうヒロイン。
上遠野女子たる者!言って聞かない相手は!冷静にグーで殴る!という
ラスボス前の清々しい宣言(個人の解釈です)大好きです。
(わりと“問答”のくずっち系かも?)
戦闘スタイルもめちゃくちゃ格好良かったな~~~(*´∇`)
プレイにあたってもいろいろと(ルールもスタイルも!)教えていただいて大変感謝でした。


●白鳥憩のこと
本当にごめんなさい。
自己紹介の時に中学生って言ってくれてたよね。
でも立ち絵を見た時から勝手に小学生だと思い込んでました。
メンバーと一緒に危険な行動して大丈夫なのかなあ、なんてはらはらしてたんですけど
弘美ちゃんと並ぶくらいの行動派で。
今回のシナリオで、憩ちゃんに~7割くらいポカーンとしてましたwww
小学生だと思い込んでいた事もあったので!!!ごめんね!!!!
あとジョーさんタイタスを昇華させてくれてありがとう。
ちょっと謎の感動をしてしまいました。
何か力になれたのなら良かった…!みたいな。


●九条幸人のこと
もともと固定ロイスにしてたんですけど、
冒頭のやりとりでせっかくなんで振り直したら、なんか
過去×過去みたいなダイスが。
ここから今回のジョーさんプランは変更を余儀なくされたのでした。
作戦に対してはすごくクールなポーズのゆっきーなんですけど、
今回は時々「ああ、チームのメンバーには懐いてくれてるのかな」
みたいなあれやこれやがあってめっっっっっちゃかわいかったです(言えない)。
最後に肩貸してもらったのも、なんかジーンとしちゃいました。
親子(…はどうなんだろう)みたいな、相棒みたいな距離感でのやりとりもあって、
ちょっと照れくさかったです。


●GMのこと
前回に引き続き、長い長いセッションを駆け抜ける事が出来たのは、
楽しいシナリオとハンドリングのおかげ。
本当にありがとうございました。
スープカレーくらいならいくらでもご馳走したいくらいです。
しかし感謝をすればするほど申し訳ない気持ちもまた。
2連続でGMやったらしばらくはプレイヤーやりたくなりますよねっていうか
いい加減誰かのシナリオで遊びたいってなりますよね。
率直な話としてネタ出しくらいは出来るかも知れないですけど
まだまだシステムに追いついていけない…(;´Д`)
地道にリプレイ読んだりで勉強は続けていくつもりですが、
じゃあ次はやぁってやるぜ!とこの時点で言えないことが本当に申し訳ない…。
長い目で見ていつか恩返しができればいいなあ(他人事のように)。


●あの人のこと
これは直接関係の無い話なんですが、
TRPG関連の会話がぽつぽつ行き来していた時に、
まったく偶然固有名詞をほとんど出さないでツィートしたやつに
某ご本人からフランクかつダイレクトなリプライを頂きまして。
その瞬間はもう、頭が真っ白に…!!!
でも、その方のデビュー小説から(それ以前のものも偶然)リプレイから
大好きで何度も何度も夢中になって読み返して
ファンレターを送ろうとしたけれど何を書いて良いか分からず出せなかったことまでが
ズワァァァァーーーーっと蘇って。
「昔から大好きです!!!!」
それだけでも、やっと(ほとんど)直接伝える事が出来て良かった…。
でも不用意な事言えないよね!わはははははははははははははははははは!


●おまけのこと
メロンエンドじゃなかった時は…みたいな、
ふんわり考えていたうちのひとつを軽くあげておきますね。

ベルト装着のサイン。
隣のハールマンは目を閉じている。
反対側は通路で、通路を挟んで親子。
子供はこわばった顔でじっとしている。
「…飛行機は苦手?」
「この子、初めてなんです」母親。
「耳が痛くなるかも知れないから、これをなめていると良い」
母親に確認してから、未開封のキャンディを開けて子供に渡す。
子供はそれをためらいなく口に放った後、こちらと母親をきょろきょろ伺う。
母親が子供にお礼を言わせようとするが、言葉が通じないように見つめ返すばかり。
それを特に気にせず、座席に座り直す。
飛行機が滑走路の直線を加速し始めたとき、ふいに。
「ママ。あのおじさん、きたみやでメロンかってたんだよ」
ある単語に、ひっかからなかったわけではないけれど。
隣からクスリと笑いが漏れたような気がしたが、
ハールマンは変わらず目を閉じたままだ。
いつか彼が自分の事を思い出す事があるなら、
こういう日の事を思い出して笑ってほしいものだ。
そんなことを考えながら、
ハールマンに与えられたキャンディを自分も口に放り込んだ。
飛行機はついに、ふわりと地面から浮き上がる。

ポエムですねこれ。






うーん、また遊べたら嬉しいです…!!!
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