もう夏。

土曜日も仕事の私は日曜日は貴重なお休み。
今日は姉と家から一時間ほどのところにある食堂にいってきました。
セミの声、お寺の近くの野良猫、小川の水の音、
そして帰りは夕立。

もう夏ですね。

日本語の勉強がいつの間にか

『ベーシック日本語教育』
基本に戻って読んでいます。

やっぱり即役に立つと思うと面白い。

…それにしても！
本を読みながら日本語教育の勉強をしているはずなのに、
いつのまにか全然違うことに思考を巡らせていたりします。

チョムスキーの生成文法についてを考えていたはずが
いつの間にか自分の恋愛観についてを考察していたり…


ないですかそーいうこと。


違います！いつの間にかチョムスキーを忘れているというのではなくですね、
チョムスキーのこういう考えが間違っているとしたら
それを恋愛に当てはめると（ここらへんあくまで独自の考え）これこれこういうことには
決してならないわけだ…とか！そういうことです。（←）

つまり、勉強しているといろんな分野にそれが応用できて
視野が広がるってーことですな。

　　ま、集中力がないといえばそれもそうなんですが…

そんなわけでものすごくロウペースで読んでいます。　

韓国旅行～戦争記念館

戦争記念館にも（ここは韓国人と一緒に）いってきました。
ものすごく広かった！！

外には軍の飛行機が、中には軍服や兵器などさまざまなものが展示されていました。
そして感じたのは、本当にただ「戦争」に関するものを展示してあるだけなんだな
ということです。
日本だったら、戦争に関する展示があった場合、「戦争はいけない」という
メッセージが必ずといっていいほど伝わってくると思うんですが、
停戦中で軍制度もある韓国だからでしょうか、この記念館にはそういう意図はないようで、
展示物から伝わってくるのは
「戦争兵器技術の変遷」「どの戦争でどんな戦い方がされたかの歴史」
というようなものでした。

当たり前のように「反戦主義」の博物館を想像していた私にとって
予想外の後味でした。
ちなみにこの記念館の真向かいには軍施設が。




ひろーーい！！

海軍の食堂。…人形ですよ。

海軍のベッド。海軍に行っていた学生に聞いたところ「一番上に一番先輩が、真ん中に一番下っ端が寝る」そう。真ん中って…落ち着かないもんねぇぇ…

この銅像も、「同胞との美しき絆」という感じで、決して「反戦」ではないですよね。










お昼に初めて食べたタッカンマリ（訳すと「トリ一匹」）。にらと一緒に食べて激ウマ！

韓国旅行～偶然の交流

ご無沙汰しております…
こんなに書かなかったのは初めてだ！
６月は何をしていたかというと、後半の韓国旅行のために
気もそぞろでした

一週間いってきました。とてもとても楽しかったです。


その中で、貴重な体験もありました。
ひとりで刑務所跡地に行ったときのことです。

統治時代に日本の軍人が拷問を行っていたという刑務所跡地。
なんとなくここは一人で行きたいなと思い、午前中、曇りの中、一人で行ってみました。
門の迫力に圧倒されつつ、中の独特な雰囲気にドキドキしつつ中を見学していると、
小学生らしき韓国人の女の子３人に声をかけられたんです。
「お姉さん、怖いから一緒に行っちゃだめですか？！」
って（韓国語で）。
学校の社会科見学でレポートを書かなければならなくてやってきたそう。

えっ私韓国語あんまりわかんないけど…
と思いつつ。
「はい。」
と返事をして、
見知らぬ小学生３人と、片言の韓国語で（むしろ私が説明を受けながら）最後まで
一緒にまわりました。
拷問の人形や拷問体験（絞首刑の。すごい発想…。）などがあり、
女の子達は本当に怖そうにしていました。
ときどき
「悪い日本人…」とつぶやいたりして
（私も「本当に悪い人…」とつぶやいたらびっくりしてました。）
途中、掲示板があって、日本の悪口がたくさん書かれていたんですが、
女の子達が必死に隠しながら
「これは昔のものです！見ないでお姉さん！」
って…。じーん…

こういう場所を、よく知らない韓国人と一緒に見学するということに
いろいろな気持ちで胸が一杯になりました。

その後一緒にマクドナルドでお昼ごはんも食べて、いろいろ（あくまで片言ながら！）
話をしました。

女の子の一人が
「今まで日本人は嫌いだったけど、お姉さんにあって好きになりました。」
と。
「学校には日本人が嫌いな人が多い？」
と聞くと３人とも
「そうだと思う。」
だって…。韓国の大都市、ソウル市内の小学校でもそういう認識なんだなぁ。
「学校でそう習うから？」
と聞いたら
「うーん、そうかも…。」
と。思わず
「私は韓国のこと、悪く習わなかったけどなぁ。」
と言ったら虚をつかれたような顔をしていました。

マクドナルドを出てから、私は次の予定が、彼女達は学院（塾）があり、
そこでお別れをしました。
なんだかすごい文化交流をした感じ。
この女の子達、私と会ったことで将来日本に留学したりして…
と想像しちゃったり。（希望的観測です＾＾）

韓国と日本、これからもっともっとお互いを理解しあえますように。

P。S.写真を撮ったときは気づきませんでしたが、チケット売り場にいる三人の
女の子達がその子達です。今頃何をしてるかな。
ちなみに刑務所内で同じように社会科見学に来ていた彼女達の友達に会ったのですが、
会うなり「竹島はどこの国の島？」とコーラスされました（それはもうまさに息のそろった「コーラス」でした…）。

韓国旅行～安山

全州時代の学生に、ソウルで会うことができました。
といっても中心地から１時間以上かかるソウル郊外。
安山という工場の多い場所です。

駅を行きかうのは東南アジア系の外国人ばかり。
通り過ぎる数少ない韓国人が
「ここ、外国人ばかりだから来たくないのよ。」
なーんてこぼしてました…。
学生に聞くと、犯罪が多い街なのだそうですが…。
市内の建物を見ると「やっぱり韓国だなぁぁ」と思います。



前回もこの学生と食べた料理がいっちばん辛かったが今回も…。
辛すぎてお酒を飲みたくなる。