何から書いたらいいのやら…
とりあえず帰ってきたのは火曜日の午後。でも心身ともに疲れきってて、家事もろくにできない状態だった。
連日、仮通夜、本通夜、お葬式と、眠ったのか眠ってないのか、昨日今日の記憶もあいまいになるほど。
それに親戚同士の裏事情やうつ病で行方知れずの弟の話やらで、重たいものを持ち帰ってきた感じ。
途中、私がこらえきれず、彼女の調子も少しよさそうだったので、帰る日の朝に“実は…”とメールしてしまった。
彼女からはお悔やみの言葉と『気をつけて帰ってきてね』という返信。
それだけでもなんだかほっとする気がした。
今日から平日。
久しぶりに一人で家にいても、電話やメールで用事が立て込んでしまい、明日からの試験の勉強も全然できなかったことも気がかりで、だけど彼女に送った昨夜のおやすみメールに返事がこなかったことも気になっていた。
体調も悪く、重たい気持ちでいるのがつらくて、昨夜はとうとう彼女に“恋しい”と打ち明けたのだけど…こんなときに甘えられるのは彼女だけ、と思いながら、でも今の彼女には負担になる、とか、送ってから後悔のようなものを感じていた。
また気分が沈んでいるのかな…
と思っていたら“らいおんはーと”が鳴った。
またご主人と口論になって気持ちが深海まで沈んでしまい、おまけに風邪をひきかけているようで喉が痛いとのことだった。
そして、『今日の私にはあなたを支えられない。ごめんね』と…
わかってる。
そのうえで、やっぱり甘えたかった。
だけど…お互い相手を思っているけれど、思いやるのにも限界があって、結局のところ自分のことしかわからない。
だったら今は私がひかなきゃいけないんだ。
お昼ごろ、思い直して、
『あなたを深海から引き上げることはできないの?大陸棚くらいまでなら私にも引き上げられるかも知れないよ。無理は言わないけれど、もっと人を頼ってもいいんだよ。一人で底にいたいの?自然に浮いてくるのを待っているの?だったら私も一緒に待ってるから』
彼女からの遅い返信は、
『大丈夫よ。もう少しで水面までいけるから。今日はひとりでいたかったんだ。心配かけてごめんね』
なんでだろう。すごく泣けてきてしまった。
会えなかったから
私には何も出来ないから
彼女の心が悲しかったから
わからない
昨夜とても怖かった。
もしかしたら彼女の病気はもう治らないんじゃないかって。
『さくらいろの彼女』で書いたように、私の弟は重症のうつ病で、一度実家に戻っていたのに突然行方がわからなくなった。
(さくらいろの彼女 『弟』)
叔父だけが時々連絡をとっているようで、今回のことも知らせたらしいけれど、まだみんなの前に姿を見せることはできないと言ったようだった。
一番ひどいときは脱しているようだけど、『僕はもう社会復帰は出来ないと思う』と話していたという。
母は言っていた。
「生きていてくれさえすれば、それでいい」
私はどうしたらいいんだろう
彼女に何をしてあげられるの
何もしないほうがいいの?
じゃあなんのためにそばにいるんだろう
いつも同じところに行き着く…
暗くて重くてゴメンナサイ
とりあえず帰ってきたのは火曜日の午後。でも心身ともに疲れきってて、家事もろくにできない状態だった。
連日、仮通夜、本通夜、お葬式と、眠ったのか眠ってないのか、昨日今日の記憶もあいまいになるほど。
それに親戚同士の裏事情やうつ病で行方知れずの弟の話やらで、重たいものを持ち帰ってきた感じ。
途中、私がこらえきれず、彼女の調子も少しよさそうだったので、帰る日の朝に“実は…”とメールしてしまった。
彼女からはお悔やみの言葉と『気をつけて帰ってきてね』という返信。
それだけでもなんだかほっとする気がした。
今日から平日。
久しぶりに一人で家にいても、電話やメールで用事が立て込んでしまい、明日からの試験の勉強も全然できなかったことも気がかりで、だけど彼女に送った昨夜のおやすみメールに返事がこなかったことも気になっていた。
体調も悪く、重たい気持ちでいるのがつらくて、昨夜はとうとう彼女に“恋しい”と打ち明けたのだけど…こんなときに甘えられるのは彼女だけ、と思いながら、でも今の彼女には負担になる、とか、送ってから後悔のようなものを感じていた。
また気分が沈んでいるのかな…
と思っていたら“らいおんはーと”が鳴った。
またご主人と口論になって気持ちが深海まで沈んでしまい、おまけに風邪をひきかけているようで喉が痛いとのことだった。
そして、『今日の私にはあなたを支えられない。ごめんね』と…
わかってる。
そのうえで、やっぱり甘えたかった。
だけど…お互い相手を思っているけれど、思いやるのにも限界があって、結局のところ自分のことしかわからない。
だったら今は私がひかなきゃいけないんだ。
お昼ごろ、思い直して、
『あなたを深海から引き上げることはできないの?大陸棚くらいまでなら私にも引き上げられるかも知れないよ。無理は言わないけれど、もっと人を頼ってもいいんだよ。一人で底にいたいの?自然に浮いてくるのを待っているの?だったら私も一緒に待ってるから』
彼女からの遅い返信は、
『大丈夫よ。もう少しで水面までいけるから。今日はひとりでいたかったんだ。心配かけてごめんね』
なんでだろう。すごく泣けてきてしまった。
会えなかったから
私には何も出来ないから
彼女の心が悲しかったから
わからない
昨夜とても怖かった。
もしかしたら彼女の病気はもう治らないんじゃないかって。
『さくらいろの彼女』で書いたように、私の弟は重症のうつ病で、一度実家に戻っていたのに突然行方がわからなくなった。
(さくらいろの彼女 『弟』)
叔父だけが時々連絡をとっているようで、今回のことも知らせたらしいけれど、まだみんなの前に姿を見せることはできないと言ったようだった。
一番ひどいときは脱しているようだけど、『僕はもう社会復帰は出来ないと思う』と話していたという。
母は言っていた。
「生きていてくれさえすれば、それでいい」
私はどうしたらいいんだろう
彼女に何をしてあげられるの
何もしないほうがいいの?
じゃあなんのためにそばにいるんだろう
いつも同じところに行き着く…
