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さくらいろの日々

『さくらいろの彼女』の その後

ガンバリドコロ

2009-11-06 14:37:41 | 
とりあえず友人として彼女には朝夕メールを送っているけれど、一昨日の夜と昨日の朝は返信がなかった。
忙しくしているのだろうと思い、そこには触れずに昨夜もおやすみメールを送ろうかと思っていたら彼女のほうから先に届いた。
Yちゃんの熱は下がったけれどまだうつる可能性はあって、実家には受験生や障害児(お姉さんも同居している)もいるから気を遣う、とあった。

なんだか…実家なのに肩身の狭い思いを彼女がしている、と思うと切なくなった。
余計に仕事と家を探すのに懸命になっているんだろうな、って。

だから今朝のおはようメールには、
『頑張りすぎてない?あなたの心と身体がいちばん大切だから。弱音もたまには吐くんだよ』
と送ってみたけれど…。
滅多に弱音なんて吐かない人だし、きっと今はそんな余裕もないだろうということは予想できた。
案の定、返信にもそうあり、
『オーバーワーク気味だけど、今が頑張りどころなのも事実です』と。
そして新居もほぼ決まりそうで、あとは仕事かなぁ、とも。

そうだよね。
今は息抜きもできないほど急いでいるのは私にもわかる。
だからヘタな言葉はかけられない。
『無理しないで、人に頼れることは頼って。しなやかにね』

あまり頑張りすぎるのは心配だけど、病気が後戻りすることはもうないのかも知れない。
前向きなのはいいことだ、って医師も言ってたらしいし。
私のことも眼中にないくらい毎日精力的に動いているし…

それはそれで寂しさを感じるけれど。
でも今はそんな彼女を見守って応援していくのが私の役目なんだろうな。


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女性ブログランキング まだ“がんばって”とは言えない…

派遣登録に

2009-11-04 14:57:30 | 
週末からYちゃんの体調がよくなかったらしく、月曜日になってインフルエンザが発症したと彼女からメールが届いた。
Yちゃんには悪いけれど、忙しくしている彼女も少しは家で(実家で)Yちゃんについてゆっくり過ごせるのかな、とちょっと安心したりしていた。

ご主人とのことや、就職についてその後の詳しい報告はこない。
けれど、彼女のすることについては何も心配の必要はないと信じているから、たまに気が向いたときにくるメールでの報告だけで、今の私には十分だった。

そして今日の午後。
『いまから派遣登録に行ってくるね』
とメールが。
どんな職種でとか、場所はどのあたりとか、いろいろ気にはなるけれど…そのうち彼女から知らせてくれるまで待つことにする。

医療事務の受験勉強がなくなり、しばらくは録り溜まっていたドラマを見たり本を読んだり、PCをいじったりしていたけれど、彼女の就活を知ってからはリネンで就職祝いセットを作っていた。
巾着、ポーチ、カードケース、キーケースの4点。
巾着とポーチは問題なく作れたけれど、他のふたつが未経験のものだったので出来上がりに不満が残り…作り直してふたつずつ出来上がった。
あとはアイロンをかけて仕上げなくちゃ。
彼女の就職、または新居が決まったら渡そうと思う。

喜んでくれるといいな


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女性ブログランキング やっぱり医療事務かな

いちばん悲しい日

2009-10-26 22:23:07 | 
日曜日は小六の娘の最後の試合だった。
その前日の土曜日の夜。
私も審判を依頼されていたので少し早めに休もうと思い、彼女にも22時前にメールしてベッドに入った。
23時半。
彼女からの返信で目が覚めた。

『今日は私が生まれてきて一番悲しい日でした』

一瞬で目が覚めた。
と言いたいところだけど、少々寝ぼけ気味…でも、彼女が家出したときのことが思い出されて、心臓は高鳴りだした。

『どうしたの?』
『今は話したくないから。ごめんね』
ちょっとだけ腹が立った。
話してくれないのなら最初から言わなければいいのに…
でも、私だから打ち明けてくれたのだと思いなおす。
『わかりました。でも心配だから落ち着いたら聞かせてもらいたいな。あなたはひとりじゃないよ』

彼女が“悲しい”なんて。滅多に弱音は吐かない人だからよほどのことがあったのだろう。
身内が亡くなった?
またご主人にひどいことを言われたとか?
ううん。そんなことじゃない。
子ども達のこと…?
なんだろう…

そして自分の無力さを思い知る。
そばで何もしてあげられない。
なんて言葉をかけたらいいのかわからない。
悔しくて情けなくて、そして彼女の胸の痛みを思って涙が止まらなかった。

それからなかなか眠れなくて、最後に時計を見たときには2時を回っていた。

彼女の悲しみ…どんなことなんだろう


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離れゆく心

2009-10-19 11:53:08 | 
この前ちょっとだけ会ったときにも感じたけれど、最近の彼女は急速に快復しているようだ。
先週の金曜日、病院に行ったそうだけど、医師も彼女の表情の明るさに、そして家を出たという話に驚いていたということだった。
家出は病気にはよくないけれど、前向きな点はとても良いことだ、悩むのはよくないけれど、考えることはいいことなのでこれからのことはよく考えてね、と。

そのせいか、最近は朝から(しかも長い)メールがくることが多くなった。
以前は午前中がつらいと言っていたから、やっぱり調子はいいのだと思う。
(その代わり、おやすみメールはぱったりこなくなった)

今朝もかなり長いメールが届いた。
昨日はYちゃんの運動会があり、Mくんもきてくれたと喜んでいた。
「久しぶりの母さんのご飯が美味しかった」と言われて心の中で号泣したとか…“心の中で”というのが彼女らしい
昨日は運動会で疲れているだろうと思い、21時すぎにメールしたのだけれど、直後にご主人から電話があったとのことで返信はこなかった。

“ヘルニアの手術をしなければならなくなったので家に戻って欲しい”と。
自分の両親とも不和が続いているらしく、実家には何も頼めない様子。
彼女はご主人の顔も見たくないから、いやだと断わると逆ギレしたという。
それから、子どもは彼女に引き取らせるけれど親権は自分が持つとか、家政婦を雇うから彼女には水でも飲んで橋の下に住め、とか。

もう…言ってることがムチャクチャ。
かと思えば、自分の思い通りにならないと、彼女の好きにしていいと言って問題から逃げようとするという。
なんだかなぁ…
彼女のほうは逆に闘志がわいてきて『決意も新たに頑張ることにしたの』って。
その気持ちはわかるけれど、病気は治ったわけじゃないんだから、まだ全力疾走は早い気がする。

これ以上はご主人と直接話しても埒があかないと思う。
誰か間に入ってもらわないと専門的なこともわからないし。
彼女のことは信じているからいいけれど、ご主人にも子ども達のことを一番に考えてもらいたいんだけどな。

と思う一方で、ご主人のことも少し心配になってきた。
彼女には言わなかったけれど…言えなかったんだけど。
自分が彼女を病気に追い込んでしまったというのはご主人にもわかっているはず。
だからきっと彼女に対して申し訳ないという想いもあるはず。
なのに、それを素直に言葉にできずに、彼女が離れていくのを歯がゆい思いで止めることもできない。
…ご主人の心も、きっとすごく疲れているんじゃないだろうか。
私がご主人の肩を持つのは本当はとても不本意。
今までの経緯を知ってるから、とても好印象なんてもてない。
ぶっちゃけ、さっさと離婚して彼女を自由にしてくれたらいいのに、とさえ思ったりする。
私の、私だけの彼女になればいいのに、と。

だけど彼女を失うということの不安は私にもよくわかるから…

それでも彼女の心は、ご主人から離れていく


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女性ブログランキング 私だってフクザツ…

ぽつんと

2009-10-12 22:07:57 | 
あ 思い出した。

金曜日に彼女と会ったときのこと。
ぽつんと彼女が、
「そういえばあなたと会うのも久しぶりよね」
と言って私を見た。
先月の私の誕生日以来、一ヶ月以上経っていたから本当に久しぶりだった。

私はなんて答えたんだっけ…
不意を突かれた言葉だったから。
ご主人との話を聞いていた最中で私とのことを突然言われて、しかもなんとなく“ごめんね”とか“うれしい”とか、そんなニュアンスを含んでいたように感じたから。
リアクションも戸惑ったような気がする。
見つめられて、ちょっと照れたかな。

“この次は笑って会える”
そう約束していたけれど、内容が内容だけに笑ってもいいものかと少し考えもした。
だけどずっと眉間にシワを寄せている顔もあまり見せたくない。
フラットにしていなくちゃと思っていても、すぐに表情に出てしまうから…
気にしていたら夜に『会えて嬉しかった』というメールだったから一安心。

この次はいつ会えるんだろう…


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女性ブログランキング それは今日でした