センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

金環日食に備えてアストロソーラーシート

2012-05-17 | 日記
なるものを入手しました。とある雑誌で見つけて、太陽の観察や撮影に使え、なおかつ比較的安価であることもあり、直前では入手できないと思い早めに購入していましたが、公私共々バタバタしており、日食に備えての準備ができませんでした。
今日はなんとか少し時間がとれたので、ギリギリになってしまいましたが、なんとか整いました。

さて、このアストロソーラーシート、そのままでは薄くて腰がないので、カメラに取り付けるためには前加工が必要です。そこでボール紙をレンズフードに入る大きさの筒状にし、そこにシートを貼りました。


それをレンズに取り付けた状態です。


今日は天気がよかったので、昼休みにテスト撮影をしてみました。
換算700mmで、一部をトリミングしたものです。


想像以上によく撮れ、黒点や太陽表面の対流による渦まで写りました。
ここで気になるのが、このシートはきちんとカラー的にニュートラルであるかどうかということです。きちんとした源光用のNDフィルターではないので、色がきちんと表現されるかどうか……。
この画像だけだと、とてもニュートラルには見えません…。

夕方、仕事が終わったあと(会社が終わっただけで、仕事は片付いていない)、試してみました。
まず、フィルター無しで日没前の太陽を撮りました。


次にフィルターをつけて撮りました。条件が同じになるよう、双方シャッター優先AEにて撮りました。


う~ん、これなら問題なさそうです。
が、薄曇りとはいえ強力な光源である太陽を撮れば、違いがあっても現れにくいのではと思い、普通の風景を撮ってみました。


次にシート付きです。源光効果はかなり強力なので、ISO感度を上げたので単純な比較はできませんが。



あぁ、思ったとおりかなり違いそうです。しかし、それなりに色が出ているようなので、この画像を補正してみました。といっても画像処理においてはそれほどスキルがあるはずもなく……古いPhotoshop elementで「自動補正」をかけて、コントラストを高めてみました。


感度を上げたため、ノイズの発生と解像度の低下を考慮しても、なかなか良い具合になりました。

結論
アストロソーラーシートは想像以上に使えます。
私の場合、レンズ自体が大きいため適合するNDフィルターがない(探しきれなかったのかもしれませんが)ので仕方なくなのですが、これなら大丈夫そうです。
あとは当日が晴れてくれれば言うことなしなのですけどね。


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有限会社木村製作所
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