戸隠神社は、戸隠山麓に奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建二千年余りの神社です。
神話の中で、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山。
この戸隠山を中心に、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
▲戸隠神社 奥社 大鳥居
奥社入口からは、徒歩のみとなります。
ここから先、奥社へは徒歩で約30分 2キロの道のりです (^^;)
遥かかなたまで、まっすぐの参道が続いています。
▲奥社参道中程にある随神門 (玉響が写っています)
随神門を越えると、急にがらっと空気が変わります。
一歩足を踏み入れると、そこはまさに聖域。
▲随神門先の杉並木
この先には、天然記念物に指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。
小さく子供のように写っていますが立派な大人です。
杉並木が、いかに大木か、お分かりいただけるのではないでしょうか。
延々と続く杉並木・・・
緑のエネルギーが満ち溢れています。
その先、だんだんと道幅が狭くなり・・・
▲奥社 参道
徐々に勾配が厳しくなってきます・・・
最後の方は、かなりの急勾配です。
こうなってくると参拝というより、ほとんど登山状態です ( ̄∇ ̄;)
▲奥社 参道の山道
約30分とありましたが、情けないことに体力のない私は休み休み登り・・・
結局、倍くらいの時間を用してしまいました ヾ(;´▽`A``(笑)
そこで、やっと たどり着いたのが、まずは「九頭龍社」
▲九頭龍社
創建は奥社より古く、水の神、縁結びの神として地元の方たちの信仰を集めてきた神社です。
こちらが、最近、恋愛成就の神として有名(*ゝω・)ノ♥♥♥
私も、もちろん参拝です(笑) いまさらですが・・・(^^;)
その少し登った先にあるのが、「戸隠神社 奥社」です。
▲戸隠神社 奥社
奥社に祀られているのは天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸をお開きになった怪力の神。
天手力雄命が投げた岩戸が落ちた先が戸隠だと言われています。
神社境内には気が満ち溢れています。
往復約2時間かかってしまった参拝にもかかわらず、全く疲れも残らず、
逆にパワーを頂き、元気になったような気がするのが不思議です。
他に、天表春命(あめのうわはるのみこと) を祀った「宝光社」
天鈿女命(あめのうずめのみこと) を祀った「火之御子社」もあり、
「戸隠古道」と呼ばれる古来より使われている参道もあります。
見どころいっぱいの戸隠です(´▽`*)
(訪問日:2010.7)
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御祭神 : 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
ご神徳 : 心願成就、五穀豊熟
所在地 : 長野県長野市戸隠3506
アクセス : (車)上信越自動車道 長野インターより約1時間 または、信濃町インターより約30分
(電車)長野駅下車 バス約1時間
公式HP : http://www.togakushi-jinja.jp/index.html