こんにちは!さくちゃんです。
スズムシが鳴き始め、秋を感じるようになってきました。
毎年秋が来ると、なんだかソワソワします。笑
季節が変わったと体が反応しているのか、冬が近づいていて人肌恋しくなっているのかはわかりませんが!笑
クリスマスも近づいているので(まだ気が早い!笑)後者かもしれません🤔笑笑
先日友人と最近読んだり観た作品について話していました。
その時話題になったのが有川浩さんの作品。
なんであんなに女性の心を掴むんだろうとガールズトークに花を咲かせました😁
有川浩さんの作品は人肌恋しくなる今の季節にぴったりだと思い、久しぶりにデビュー作である「塩の街」に手を出すことに!
やはり何度読んでも心を掴まれる作品。
今回は小説「塩の街」を紹介していきます!
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目次
■「塩の街」あらすじ
■人生の終わりに人は何を選択するのか
■主人公の2人の純粋な愛にキュンキュンする!!
■最後に
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■「塩の街」あらすじ
小説「塩の街」は、有川浩さんのデビュー作として2004年に発売されました。
以降に出た「空の中」「海の底」とともに自衛隊三部作としても知られています。
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。
塩が人間を蝕むという衝撃の設定で、社会も崩壊し世界の終わりととも思われた時の人々の姿が描かれます。
塩害をきっかけに出会った物語の主人公である秋庭と真奈のもとに、「世界とか、救ってみたくない?」とそそのかす男が現れドラマティックな展開をもたらします。
世界の終わりに人はどんな選択をするのか、壮絶な人間模様とラブストーリーが描かれている作品です。
■人生の終わりに人は何を選択するのか
物語のメインテーマとなっている塩害は原因不明の病気で、隕石のような塩の結晶が訪れたと同時に人々を蝕んでいきました。
発症した人は塩になって消えてしまうという壮絶なストーリー設定となっています。
主人公の秋庭と真奈は、塩害をきっかけに色々な人と出会います。
社会が崩壊してしまうほどの発症率なので、大小あれど人々の人生を揺るがす塩害。
窮地に立たされたからこそ気づく”大事なこと”。
“気づけてよかった”
“なんで今更気づくんだろう”
平和で平凡な毎日の中では当たり前としてしまっていたことに気づいた登場人物のそれぞれの思いが人によって様々で、とても興味深かったです。
■主人公の2人の純粋な愛にキュンキュンする!!
主人公の2人、秋庭と真奈。
この2人もまた塩害をきっかけに出会い、人生が大きく変わります。
人々との出会い・塩害をきっかけとした様々なアクシデントを通してお互いの気持ちに気づいていきます。
10歳も歳が離れている2人なのですが、年齢やこれまでのお互いの人生のことなど、お互いたくさん気遣いあっていますが、どんな障壁もものともしない2人の愛情にとってもキュンキュンします。
キュンキュンという言葉だけで片付けてしまっていいのかわかりませんが。。。笑
とにかくこの2人の関係性を見ていたら、親になったような、それとも2人と同じクラスメイトのように、応援したくなるような純粋な愛を感じました。
■最後に
有川浩さんのデビュー作「塩の街」。
SFの要素がありつつも、人々の模様がとてもよく描かれていて、かつ心温まるような純愛ラブストーリーとなっています。
文庫版も出ているので、ぜひ書店にて手をとって読んでみてください!✨