3200ピミマペルトコヂュ[霊゜実増放゜活保堅集゛piu miu mau pai ru to ko jiu]
【原本訳】現実その裏に潜む意志の力は、現実が積み上がって行くうちに、意志は薄れ、力を失い、現実は永久の風化物となる(これを有限集゛の法則という) 。
【一音訳】[霊゜]自然の意志[実]物質。物の本質[増]増加する[放゜]力は消費されて行く[活]現在形の終動詞[保]蓄えられている意志と力[堅]変わらない[集゛]垢。物質の無秩序な群がり。
【文節訳】[霊゜実]現象の持つ潜在力[増放゜活]物質が増せば意志の力が減る[保堅集゛]永久の無秩序となる。
【解釈訳】前節で現象は永久に続かないものであることがわかった。ではどうして現象は永久に続かないのか。必ず消滅してしまうのはどういう訳なのか。その法則を示すのがこの節題。
ピミ。自然の意志と物の本質、物質の持つ意志と力。
マペル。増えると減る。何が増えると何が減るのか。物質が増えると自然の意志が減る。物質が増加するなら、その潜在力は減少して行く。現象の継続とともに潜在力は減って行く。潜在力とは自然の意志、つまり、認識できない、見えないエネルギーと理解すればよい。物質が増加したら、その反面で、潜在エネルギーが消費されて減少する。物理学にエネルギー保存の法則というのがある。「ある仕切られた領域の内部でいかなる反応が生じても領域内のエネルギーの総和は変化しない」というもの。ピミマペルはエネルギー保存の法則に相当する。
トコヂュ。トコは永久。ヂュはわが身の過去一切、垢である。すべて人間を始め如何なる自然条件にあっても、エネルギーが出入りすると必ず垢というかゴミが溜ってくる。自分の作り出したものが[集゛]であり、他人の作り出した[集゛]を汚れという。
自然の意志と物質の関係は、物質が増えればその反対に自然の意志が減ってゆく、そして永久の垢となる。物質が増えれば物質が持つ潜在エネルギーは減少して行き、最後は無秩序な物質の集まりとなる。エネルギーがなくなってしまえば何の意志もない、無秩序な物質の固まりにすぎない。つまり現象は必ず消滅するという意味になる。エントロピーの法則というのがある。無秩序の度合いを示す物理量の事。簡単に言ってしまえば、秩序は無秩序へ向かうということのようだ。トコヂュはエントロピーの法則に相当する。
まとめると、第二の法則[霊゜実増放゜活保堅集゛]。[霊゜]は自然意志の力、潜在力である、[実]、現実の物、一つの現象である、[増]は増加する、物が成長して行く現象が増大する。そうすると[放゜]、地の力は弱まる、潜在力はなくなって行く。これを[集゛]。有限の法則または風化物の法則と言う。この法則を説明するため掲げられたのが、以下の四言五句の日本語数詞の原形であった。
【意訳】自然の意志の力は現象を積み上げていく。その反面、力は薄れて行き、最後には必ず消滅する。(有限の法則)(第3章第2節節題)
3201ユピプミ[結霊゜震゜実you piu pu miu]
【原本訳】あるきっかけで自然力は意志として活動して現実の種となった。
【一音訳】[結]縁が出来た[霊゜]自然の意志と力[震゜]発動する[実]物質
【解釈訳】直訳すると、縁あって自然の意志と力が発動し物質となった。日本数詞の「ひーふーみー(一二三)」にあたる。弓前文書は大自然変化の道[威醸移現育]、いかに自然の意志と力に順応して行くか、が書かれている。大自然の意志の順番が日本の数調である。
【意訳】あるきっかけで、自然の意志(潜在力)は発動し現実の物質となる。
3202ヨツムナ[因積醸成 you tu mu na]
【原本訳】定められた因縁に従って発芽増殖分化して雛形となった。
【一音訳】[因]定められた通り[積]積み上げる[醸]目にはよく分からないが、物質がどんどん増大している状況[成]物事が完成した
【解釈訳】直訳すると、定められた通り積み上がって増大し完成した。日本数詞の「よーいー(いつ)むーなー(四五六七)」にあたる。1番と7番、ピ[霊゜]とナ[成]で「ピナ」、ひな(雛)となる。一つの完成形だが、まだ真の完成段階ではない。
【意訳】定めのとおり増殖を続け、雛形ができる。
3203ヤコトタ[因゛凝充垂 yau kou tou ta]
【原本訳】その結果、定められた通り形成され充実し、有り余れる力を持つものとなった。
【一音訳】[因゛]原因結果が繰り返される。その結果は定められた通りである。いよいよ[凝]固まる[充]極めて物事が充実[垂]力が溢れ出る
[文節訳][凝充]形成する
【解釈訳】増殖は繰り返され定められた通り形成されて力が溢れ出る。日本数詞の「やー、こー、とー(八九十)」。日本数詞の1番と10番でピト[霊゜充]、人の語源である。形もはっきりしてきて大人となった完成した姿であり、エネルギーに満ち溢れた状態である。
【意訳】更に増殖を続け、形も定まり、パワーに溢れた状態となる。
3204エモマチ[重萌増育 yai mou mau tiu]
【原本訳】現実の積み重ねが増すにつれて、生まれる力は流れ去る。
【一音訳】[重]原因、結果が次々と繰り返し繰り返し積み重なって行く状態[萌]目に見えて物質が増加して行く[増]物質増加の最大の姿[育]力の流れ
【解釈訳】次々現象をつくって増え、同じことを繰り返していく。その一方で力は流れ去って行く。これが物、生物ならば、子孫をつくって行かねばならない。そのため余分の力が流れ去って行く。子孫を作るために力が消費される。また、自らの維持にも力が費やされる。子孫を作るというのも維持の一貫と考えられる。モマ[萌増]は日本数詞の百(もも)の原語である。チ[育]は同様に千(ち)、千歳(ちとせ)の原語である。
【意訳】増殖を繰り返す一方、維持するため力は流れ去る。
3205ヨヂュミペ[因集゛実放゜you jiu miu pai】
【原本訳】定められた通り現実は風化し力は失せた。
【一音訳】[因]定められた通り[集゛]物質の無秩序な群がり[実]物質[放゜]自然の意志と力が失せ、意志と力は他のものに変換する
【解釈訳】定められた通りというはこの場合3200ピミマペルトコジュ、エントロピー・エネルギー保存の法則による。天の定めによって潜在力は無秩序な物質に変わり、その力、すなわち生命は失せた。ピキル[日奇活](生)には寿命がある。
ヨジュミは万(よろず)の語源である。日本語数詞の原型となったものは、この二大自然法則の説明するための韻文であった。
【意訳】定められた法則により、物質は無秩序な物質に変り、その力である生命エネルギーは無くなってしまう。
※閑話
日本語の母音はエネルギーの小さい順からならべるIUOAであった。
数詞は分配の為に必要だった。一つのものを半分にして2。二つになった物を半分にして4。四つになったものを半分にして8。物を平等に分けるために必要だったのだろう。これら母音に垂直因果関係を表すy音を付けて数詞は出来た。
一(YI)二(YU)四(YO)八(YA)
更に、物体を表すM音を付けて
三(MI)六(MU)
更に、物量を表すT音を付けて
五(TU)十(TO)
全て母音の順に倍数となっている。
数詞では出てこなかったが、MO(もっと)MA(まったく)TⅠ(小さい)TA(たくさん)というように母音の順に並べられる。さらに、YMTの最大を並べるとYAMATA、八岐大蛇(やまたのおろち)のヤマタになる。
これらの数詞を吟味して大自然の意志の順番を表す文章にして完成させたのが日本数詞の原形であった。語呂合わせ的なものだろう。母音はAOUIに加えてAU,OU,IU,AIが増えて母音は八つである。
一(YI)⇒ピ[霊゜piu]、Y音からP音へ変更された。
二(YU)⇒プ[震゜pu]、これもY音からP音へ変更された。
三(MI)⇒ミ[実 miu]
四(YO)⇒ヨ[因 you]
五(TU)⇒ツ[積 tu]
六(MU)⇒ム[醸 mu]
七 ⇒ナ[成 na]、七番目が付け加えられた。
八(YA)⇒ヤ[因゛yau]
九 ⇒コ[凝 kou]、九番目が付け加えられた。
十(TO)⇒ト[充 tou]
現代の略した数え方はひーふーみーよーいー(いつ)むーなー(なな)やーこーとー。
[結霊゜震゜実因積醸成因゛凝充垂重萌増育因集゛実放゜]は関連を示す字[結yu)[因you][因゛yau][重yai]の順に、次次々と引き継ぎ完成させて、最後は原因と結果を表す[因you]という字を用いて前を振り返り、結論とした巧妙な構文例である。文字の無い弥生時代のものだ・・・・。
【原本訳】現実その裏に潜む意志の力は、現実が積み上がって行くうちに、意志は薄れ、力を失い、現実は永久の風化物となる(これを有限集゛の法則という) 。
【一音訳】[霊゜]自然の意志[実]物質。物の本質[増]増加する[放゜]力は消費されて行く[活]現在形の終動詞[保]蓄えられている意志と力[堅]変わらない[集゛]垢。物質の無秩序な群がり。
【文節訳】[霊゜実]現象の持つ潜在力[増放゜活]物質が増せば意志の力が減る[保堅集゛]永久の無秩序となる。
【解釈訳】前節で現象は永久に続かないものであることがわかった。ではどうして現象は永久に続かないのか。必ず消滅してしまうのはどういう訳なのか。その法則を示すのがこの節題。
ピミ。自然の意志と物の本質、物質の持つ意志と力。
マペル。増えると減る。何が増えると何が減るのか。物質が増えると自然の意志が減る。物質が増加するなら、その潜在力は減少して行く。現象の継続とともに潜在力は減って行く。潜在力とは自然の意志、つまり、認識できない、見えないエネルギーと理解すればよい。物質が増加したら、その反面で、潜在エネルギーが消費されて減少する。物理学にエネルギー保存の法則というのがある。「ある仕切られた領域の内部でいかなる反応が生じても領域内のエネルギーの総和は変化しない」というもの。ピミマペルはエネルギー保存の法則に相当する。
トコヂュ。トコは永久。ヂュはわが身の過去一切、垢である。すべて人間を始め如何なる自然条件にあっても、エネルギーが出入りすると必ず垢というかゴミが溜ってくる。自分の作り出したものが[集゛]であり、他人の作り出した[集゛]を汚れという。
自然の意志と物質の関係は、物質が増えればその反対に自然の意志が減ってゆく、そして永久の垢となる。物質が増えれば物質が持つ潜在エネルギーは減少して行き、最後は無秩序な物質の集まりとなる。エネルギーがなくなってしまえば何の意志もない、無秩序な物質の固まりにすぎない。つまり現象は必ず消滅するという意味になる。エントロピーの法則というのがある。無秩序の度合いを示す物理量の事。簡単に言ってしまえば、秩序は無秩序へ向かうということのようだ。トコヂュはエントロピーの法則に相当する。
まとめると、第二の法則[霊゜実増放゜活保堅集゛]。[霊゜]は自然意志の力、潜在力である、[実]、現実の物、一つの現象である、[増]は増加する、物が成長して行く現象が増大する。そうすると[放゜]、地の力は弱まる、潜在力はなくなって行く。これを[集゛]。有限の法則または風化物の法則と言う。この法則を説明するため掲げられたのが、以下の四言五句の日本語数詞の原形であった。
【意訳】自然の意志の力は現象を積み上げていく。その反面、力は薄れて行き、最後には必ず消滅する。(有限の法則)(第3章第2節節題)
3201ユピプミ[結霊゜震゜実you piu pu miu]
【原本訳】あるきっかけで自然力は意志として活動して現実の種となった。
【一音訳】[結]縁が出来た[霊゜]自然の意志と力[震゜]発動する[実]物質
【解釈訳】直訳すると、縁あって自然の意志と力が発動し物質となった。日本数詞の「ひーふーみー(一二三)」にあたる。弓前文書は大自然変化の道[威醸移現育]、いかに自然の意志と力に順応して行くか、が書かれている。大自然の意志の順番が日本の数調である。
【意訳】あるきっかけで、自然の意志(潜在力)は発動し現実の物質となる。
3202ヨツムナ[因積醸成 you tu mu na]
【原本訳】定められた因縁に従って発芽増殖分化して雛形となった。
【一音訳】[因]定められた通り[積]積み上げる[醸]目にはよく分からないが、物質がどんどん増大している状況[成]物事が完成した
【解釈訳】直訳すると、定められた通り積み上がって増大し完成した。日本数詞の「よーいー(いつ)むーなー(四五六七)」にあたる。1番と7番、ピ[霊゜]とナ[成]で「ピナ」、ひな(雛)となる。一つの完成形だが、まだ真の完成段階ではない。
【意訳】定めのとおり増殖を続け、雛形ができる。
3203ヤコトタ[因゛凝充垂 yau kou tou ta]
【原本訳】その結果、定められた通り形成され充実し、有り余れる力を持つものとなった。
【一音訳】[因゛]原因結果が繰り返される。その結果は定められた通りである。いよいよ[凝]固まる[充]極めて物事が充実[垂]力が溢れ出る
[文節訳][凝充]形成する
【解釈訳】増殖は繰り返され定められた通り形成されて力が溢れ出る。日本数詞の「やー、こー、とー(八九十)」。日本数詞の1番と10番でピト[霊゜充]、人の語源である。形もはっきりしてきて大人となった完成した姿であり、エネルギーに満ち溢れた状態である。
【意訳】更に増殖を続け、形も定まり、パワーに溢れた状態となる。
3204エモマチ[重萌増育 yai mou mau tiu]
【原本訳】現実の積み重ねが増すにつれて、生まれる力は流れ去る。
【一音訳】[重]原因、結果が次々と繰り返し繰り返し積み重なって行く状態[萌]目に見えて物質が増加して行く[増]物質増加の最大の姿[育]力の流れ
【解釈訳】次々現象をつくって増え、同じことを繰り返していく。その一方で力は流れ去って行く。これが物、生物ならば、子孫をつくって行かねばならない。そのため余分の力が流れ去って行く。子孫を作るために力が消費される。また、自らの維持にも力が費やされる。子孫を作るというのも維持の一貫と考えられる。モマ[萌増]は日本数詞の百(もも)の原語である。チ[育]は同様に千(ち)、千歳(ちとせ)の原語である。
【意訳】増殖を繰り返す一方、維持するため力は流れ去る。
3205ヨヂュミペ[因集゛実放゜you jiu miu pai】
【原本訳】定められた通り現実は風化し力は失せた。
【一音訳】[因]定められた通り[集゛]物質の無秩序な群がり[実]物質[放゜]自然の意志と力が失せ、意志と力は他のものに変換する
【解釈訳】定められた通りというはこの場合3200ピミマペルトコジュ、エントロピー・エネルギー保存の法則による。天の定めによって潜在力は無秩序な物質に変わり、その力、すなわち生命は失せた。ピキル[日奇活](生)には寿命がある。
ヨジュミは万(よろず)の語源である。日本語数詞の原型となったものは、この二大自然法則の説明するための韻文であった。
【意訳】定められた法則により、物質は無秩序な物質に変り、その力である生命エネルギーは無くなってしまう。
※閑話
日本語の母音はエネルギーの小さい順からならべるIUOAであった。
数詞は分配の為に必要だった。一つのものを半分にして2。二つになった物を半分にして4。四つになったものを半分にして8。物を平等に分けるために必要だったのだろう。これら母音に垂直因果関係を表すy音を付けて数詞は出来た。
一(YI)二(YU)四(YO)八(YA)
更に、物体を表すM音を付けて
三(MI)六(MU)
更に、物量を表すT音を付けて
五(TU)十(TO)
全て母音の順に倍数となっている。
数詞では出てこなかったが、MO(もっと)MA(まったく)TⅠ(小さい)TA(たくさん)というように母音の順に並べられる。さらに、YMTの最大を並べるとYAMATA、八岐大蛇(やまたのおろち)のヤマタになる。
これらの数詞を吟味して大自然の意志の順番を表す文章にして完成させたのが日本数詞の原形であった。語呂合わせ的なものだろう。母音はAOUIに加えてAU,OU,IU,AIが増えて母音は八つである。
一(YI)⇒ピ[霊゜piu]、Y音からP音へ変更された。
二(YU)⇒プ[震゜pu]、これもY音からP音へ変更された。
三(MI)⇒ミ[実 miu]
四(YO)⇒ヨ[因 you]
五(TU)⇒ツ[積 tu]
六(MU)⇒ム[醸 mu]
七 ⇒ナ[成 na]、七番目が付け加えられた。
八(YA)⇒ヤ[因゛yau]
九 ⇒コ[凝 kou]、九番目が付け加えられた。
十(TO)⇒ト[充 tou]
現代の略した数え方はひーふーみーよーいー(いつ)むーなー(なな)やーこーとー。
[結霊゜震゜実因積醸成因゛凝充垂重萌増育因集゛実放゜]は関連を示す字[結yu)[因you][因゛yau][重yai]の順に、次次々と引き継ぎ完成させて、最後は原因と結果を表す[因you]という字を用いて前を振り返り、結論とした巧妙な構文例である。文字の無い弥生時代のものだ・・・・。