めざせ!信州のカーネギーホール

信州・田舎の温泉地、鹿教湯温泉に毎週ロビーコンサートを行なっているホテルがある。さて、そのロビーコンサートとは!?

紹介します

2006-01-30 23:23:45 | Weblog
今日は私の大親友を紹介します。
雨の日も… 雪の日も… ともに歩んできた
大事な大事なフルートです

今年で9歳になります。名前は《まり》といいます。
(親バカの心境です

高校1年生の6月30日から、いままでずっと一緒に過ごしてきました。
現在は毎日吹いてあげることができないので、
ちょっとふてくされ気味のようです ごめんね…

ロビーコンサートの際に演奏しているのは、このフルートです。
ムラマツフルートという日本のメーカーのものを使用しています。
海外の演奏家の方々にも、結構ムラマツを使っている人がいて
「きっと同じような音色で吹けるはずだ!」と思いながら練習しています。

ちなみに…

《まり》という名前について。
私の(人間の)大親友に茉莉ちゃんという女の子がいて、
品行方正、頭脳明晰、でも私によくツッコまれる…という
愛すべき友人なのですが、そんな茉莉ちゃんの名前から
なんと!!許可なく勝手にいただきました。
この事実を、彼女自身も知りません

皆さんにも「大親友」と呼べるような「大事なもの」って
きっとあるんじゃないでしょうか?
本当の親友だったり、奥さんや旦那さんだったり、
使い込んだ道具だったり…。

そんな「大事なもの」をお持ちのかた、こっそりと
教えてくださーい……

伝統行事 其の二

2006-01-29 16:31:10 | Weblog
1月最後の日曜日。
ホテルの中は、宿泊のお客様と日帰りのお客様で、にぎわっています

さて、1月最後の日曜日に行なわれる【伝統行事】があります。
それが《道祖神祭り》です。
地域によって、やり方はさまざまなようですよ。
鹿教湯では、子供たち が各家庭や旅館をまわって、
道祖神祭りの歌(のようなもの)を歌い、道祖神の御札を配ります。
(御札をもらったら、お賽銭をあげなければいけません…)
そして、獅子舞のお獅子さんに、頭を噛んでもらいます。
頭を噛まれた人は、1年間風邪をひかないと言われています。

今年、獅子に噛まれる幸運を手にしたのは…!
フロントの春原さんと、レストランの岡崎さんです。
写真に写っているのは岡崎さんですね。
なんだかとっても嬉しそう


そして、獅子の後ろで獅子より大きな口を開けて笑っているのが
フロントの工藤さん
工藤さんのブログはこちら こんにちは。工藤美里です。

この工藤美里さんの実家のほうでは、地域の道祖神のそばに
子供たちがテントを設営して、その中で女の子たちが
《甘茶(あまちゃ)》というものを振舞うのだそうです。

《甘茶》は温かい麦茶で、お砂糖が入っているんだとか…。
男の子たちは「今月今晩道祖神~」と歌を歌い、
地域の皆さんにテントのところまで来るようにお願いするのだそうです。

もちろんそのテントにも…お賽銭箱が!!(笑)

入れてもらったお金は「子供たちのもの」ということで
文房具を買ったりして分け合うようです。


共通していることは「子供たちが主だってやっていること」と
「無病息災を祈っていること」のようですね。
やっぱり伝統行事は、そこに行き着くのかなぁ…と思う
わたくしなのでした

皆さんお住まいの地域にも、道祖神ってありますか?

準備は余念なく

2006-01-28 17:19:49 | Weblog
今日はちょっぴり《裏方》のお話をしましょう。

写真に写っているのは、斎藤ホテル伝統の「臼」です
臼になるまでが数百年、臼になってから百年以上と言われている、この臼。
ケヤキの木でできています。

1本の木からは、いくつか臼を作ることができます。
この臼を作ったケヤキからも、あと2つくらい作られたのでは?
と言われています。
そんな臼たちを「兄弟臼」と言います。

さて、この臼の写真、どこかがおかしいですよね?

そうです。「ふち」に白い布が巻かれているのです。
これは濡れ布巾がかけられているから、なんですね。
こうしておくと、明日おもちつきをしたときに、
もし「ふち」におもちがくっついても、とれやすくなります。

明日はおもちつきの始まる前に、熱湯を入れます。
これも、おもちがくっつかないため。
それと「熱湯消毒」の意味があります。

こういったものは、すべて「先人の智恵」と言えますよね。
「斎藤旅館」だった時代から、年月を経て受け継がれてきた「智恵」。
そんな「智恵」も「伝統」と呼べるのではないでしょうか?
この臼が割れない限りは、おもちつきを続けていきます

音楽の輪

2006-01-27 22:09:21 | Weblog
今日は金曜日、もう1週間がたちました。早いですねぇ。
金曜日はおもちつき&コンサートで、盛りだくさんです。

さて、今日は【世間は狭い!】というお話をしようと思います。

1月27日、本日のロビーコンサートは「トリオ・シュパイゼン」の
皆さんに演奏していただきました。
クラリネット・ヴァイオリン・ピアノという、
ちょっと変わった編成なのですが、クラシックも良し!歌謡曲も良し!
なんでも弾けちゃうすごい女の子たちなのです

この3人の中で、ヴァイオリンを担当している飯田梨良さん、
じつは「フォレスト」という別のアンサンブルにも所属していて、
「フォレスト」の皆さんも斎藤ホテルロビーコンサートに
出演していただいているのです!

さらに!!

その「フォレスト」でピアノ&作曲・編曲を担当している相澤洋正さんは
「ら・くち~な」という別のアンサンブルにも所属していて、
「ら・くち~な」の皆さんも3月24日に斎藤ホテルで出演予定なのです!!

さらに、さらに!!!

その相澤洋正さん、じつは我が丸子町の出身なのです!!!

なんという偶然これも縁なのでしょうか?
斎藤ホテルのロビーコンサートも200回を越え、
少しは有名になってきたのでしょうか?(だといいなぁ
演奏に来る皆さんが「その人知ってるよ」「その人と今度共演します」と
どんどん繋がっていくのです。
なんだかそんな「音楽の輪」のようなものも、嬉しく感じます。

もそんな「音楽の輪」に混ざって、たくさんの音楽家の方々と
共演させていただいていることを、本当にうれしく思っています。

週に1回、金曜日のロビーコンサート。
ゆっくりではありますが、色々な輪を作りながら
一歩一歩進んでいるのですね。

これからもそんなロビーコンサートを、よろしくお願いします

なんだ?これ!

2006-01-26 15:59:41 | Weblog
今日は26日、木曜日です。
そう、斎藤駕籠屋「諏訪大社 上社&下社」ツアーの日です

というわけで、今日の写真なのですが、皆さんこれが何かわかりますか?
ちょっと…笑えますが。

じつは諏訪大社の下社(春宮)の近くにある【万治の石仏】です。

伝説によると…
下社(春宮)に石の大鳥居を造る時、この石を材料にしようと
ノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したので、
石工たちは恐れをなし作業をやめた。
その夜、石工の夢枕に「上原山(茅野市)によい石材がある」と告げられ、
果してそこに良い石材を見つけることができ、鳥居は完成した。
石工たちはこの石に阿弥陀如来をまつって、記念とした。…ということです。

へぇー!へぇー!
私じつは父の家系も、母の家系も諏訪に実家があり、
高校も諏訪へ通っていたのですが…この話は知りませんでした

ちなみに…
ノミの跡は現在でも残っているそうです(すごーい。)

そして…
このあたりの地籍は、古くから「下諏訪町 石仏」といわれているそうです。

【諏訪大社】と聞くと「御柱でしょ?知ってる知ってる。」という方が
多く、あまり興味を抱いていただけないのが、とても残念なのです
まだまだ諏訪には、「知られざる名所」がありそうです!!
(さすが我が故郷

皆さんのお住まいの地域の【こんな面白いものがある!】という情報、
ぜひぜひ教えてくださいっ

穂高に行ったのは…

2006-01-25 20:45:18 | Weblog
今日穂高に行ったのは、ロビーコンサートの練習のためだったのです。
2月25日(土) よろづやホテル…湯田中温泉
3月10日(金) 斎藤ホテル
この2回のコンサートのための練習です。

今日練習で集まったのは「スター・ドルチェ」のメンバー。
もともと「ピアノデュオ」としてロビーコンサートに出演していた
田中久美&曽根原みつ美ペアに、私がくっついたのです。

二人とも、とっても優しく楽しいので、練習していても
いつも和やかな雰囲気です。

左で電子ピアノを弾いているのが、田中久美さん。
右でピアノを弾いているのが、曽根原みつ美さん。
奥でフルートを吹いているのが…私ですね
(言わなくてもわかるって?言いたい年頃なんですよー!)

二人は私より3つか4つくらい年上なので、なんとなく
「頼れるお姉さんが二人できた」という感じですね。
これからも一緒に楽しく演奏していきたいです。

また、演奏している自分たちだけでなく、
聴いてくださっている皆さんも気持ちよくなれるような
そんなコンサートをめざしていきたいと思っています。
どうぞこれからも、「スター・ドルチェ」をよろしくお願いします

いい天気!

2006-01-25 16:54:08 | Weblog
今日はお昼すぎから、穂高に行ってきました。
昨年10月1日に、穂高町→安曇野市 になったんですよ。

さて、穂高に行ってみたら、なんといい天気
北アルプスが奥のほうまで、グーンと見渡せました。
つい!つい!気持ちよかったので、写真を撮ってきました。パシャ

安曇野の人たちは、いつもこんなキレイな風景を見て暮らしているんですね。
なんだかとってもうらやましぃー
こんな風景をいつも見られるなら、ちょっとくらい寒くても平気?
寒いうえに、雪も降りますが、移住したい方はぜひどうぞ。
本当にこの景色は、おススメです!!

しかも! いまは白鳥さんが2000羽以上も飛来していて、
その可愛らしさといったら、言葉では言い表せません

皆さんのお住まいの土地にも【ここの景色が最高】っていう
場所がきっとあるのではないでしょうか?

そんな場所をぜひぜひ教えてくださいっ

ジャスミンティー

2006-01-24 00:44:44 | Weblog
昨日は【風呂上りの一杯】についてお話しました。
皆さんの、いろいろな【一杯】をお寄せいただき、ありがとうございました

せっかく昨日「ジャスミンティー」の話が出ましたので、
今日は「斎藤ホテルでもジャスミンティーが飲める!」というお話です。

斎藤ホテルのレストラン「渓泉」に、そのジャスミンティーはおいてあります。

写真をよくご覧くださいね。
あらビックリ!!なんとポットの中でジャスミンの花が咲いています。

さらによくご覧くださいね。
あらカワイイ!!なんとこの小さな茶器(カップ)で飲むのです。

このジャスミンティー、じつは本場中国から取り寄せているのです。
(と言っても、密輸入ではないですよ
ブログの画面上に《香り》を載せることができるのであれば
ぜひ!ぜひ!!皆さんに、この香りをお伝えしたいのですが

さらにじつは、私がジャスミンティーを飲む《きっかけ》になったのが、
レストランでお出ししている、このジャスミンティーなのです。
どんなものを出そうかと、企画・レストランの社員で検討しているうちに、
その香りの《とりこ》になっていたのですっ!!

いまや中国へ旅行に行く人には「ジャスミンティーお願い
とお土産をねだる始末…。
先日、横浜中華街へ遊びに行ったときも、「自分へのお土産はコレ!」と
迷わずジャスミンティーを選びました。

をこんな骨抜き(?)にしてしまう…おそるべし!!ジャスミンティー!!

ということで、今日はなんだか熱く語ってしまいました。
皆さんだって、【これにハマっているんです!】ってこと、
きっとありますよね…??
皆さんの【これにハマってます!】情報、お寄せくださーい

風呂上りの一杯

2006-01-23 16:07:43 | Weblog
久しぶりに、鹿教湯に雪が降りました!
と言っても3センチくらい…今日はとってもいい天気なので
すぐに解けてしまいそうです。

今日ご宿泊の方は、雪見の露天風呂を楽しんでいるのでしょうね~。
天気のいい日に昼間から雪見風呂!!これはもう最高です!!

さて、どんなに寒い日でも温泉パワーは減りません
むしろ増すような気さえします
温泉であたたまった後は…そう!【風呂上りの一杯】です。
皆さんの【風呂上りの一杯】は、なんですか?

ビール? ジュース? それとも…?

斎藤ホテルでは、大浴場の入口正面に《健康茶》なるものを置いています。
そう!これが斎藤ホテル流【風呂上りの一杯】なのです。
この湯上りの《健康茶》は日替わりで何種類もあります。

マテ茶、杜仲茶、ルイボスティー、柿茶、甜茶、七福茶、びわ茶…。

今日は《タンポポ茶》のようです。
写真に写っている銀色のタンク(?)の中で、冷た~くなっているのです

この湯上りの《健康茶》は、午後3時頃~夕方6時半頃まで置いてあります。
が!お茶が終わってしまうと、鹿教湯の天然水にかわります。
(天然水もおいしかったりします

ちなみに私の【風呂上りの一杯】は、ジャスミンティーです
この時期は寒くて寝付けないので、温かいジャスミンティーを飲んで
心までスッキリして、ホカホカ寝るのです

皆さんの【風呂上りの一杯】はなんですか?
ぜひ教えてください

メニューブック

2006-01-21 16:54:22 | Weblog
東京では雪が降ったみたいですね!!
鹿教湯は…?全然降りませんでした。
今夜から、ひょっとしたら降るかなぁ~?

さて、今日の写真に写っているのは、レストランの中村亜裕美さんです
レストランの仕事だけではなく、斎藤駕籠屋の添乗もしています

そんな亜裕美さんが持っているのが…メニューブックです。
外見は真っ黒で、普通のメニューと変わらないのですが、
なんと!!その中身は情報ぎっしりなのです!!

お料理についての情報が載っているのは、あたりまえ。

ということで、私たちはこのメニューブックにさまざまな
【鹿教湯の情報】を載せることにしました。
斎藤ホテルは5泊や7泊といった、連泊のお客様が多いので
滞在中にもっともっと鹿教湯について知っていただこうと考え、
【鹿教湯の情報】を載せようと決めたのです。

ほら、注文したお料理を待っている時間って、ちょっとだけ
手持ち無沙汰だとは思いませんか?
そんな時間を楽しく過ごしていただくための、メニューブックなのです

載っていることに興味がわいたら、ぜひぜひレストランのスタッフに
気軽に声をかけてみてください。
皆さんとの、そんなコミュニケーションも楽しみにしているのです。

皆さんの【斎藤ホテル滞在】がもっともっと楽しくなる。
そんなレストランになることを願っている、わたくしです