今日はちょっぴり《裏方》のお話をしましょう。
写真に写っているのは、斎藤ホテル伝統の「臼」です
臼になるまでが数百年、臼になってから百年以上と言われている、この臼。
ケヤキの木でできています。
1本の木からは、いくつか臼を作ることができます。
この臼を作ったケヤキからも、あと2つくらい作られたのでは?
と言われています。
そんな臼たちを「兄弟臼」と言います。
さて、この臼の写真、どこかがおかしい
ですよね?
そうです。「ふち」に白い布が巻かれているのです。
これは濡れ布巾がかけられているから、なんですね。
こうしておくと、明日おもちつきをしたときに、
もし「ふち」におもちがくっついても、とれやすくなります。
明日はおもちつきの始まる前に、熱湯を入れます。
これも、おもちがくっつかないため。
それと「熱湯消毒」の意味があります。
こういったものは、すべて「先人の智恵」と言えますよね。
「斎藤旅館」だった時代から、年月を経て受け継がれてきた「智恵」。
そんな「智恵」も「伝統」と呼べるのではないでしょうか?
この臼が割れない限りは、おもちつきを続けていきます
写真に写っているのは、斎藤ホテル伝統の「臼」です

臼になるまでが数百年、臼になってから百年以上と言われている、この臼。
ケヤキの木でできています。
1本の木からは、いくつか臼を作ることができます。
この臼を作ったケヤキからも、あと2つくらい作られたのでは?
と言われています。
そんな臼たちを「兄弟臼」と言います。
さて、この臼の写真、どこかがおかしい

そうです。「ふち」に白い布が巻かれているのです。
これは濡れ布巾がかけられているから、なんですね。
こうしておくと、明日おもちつきをしたときに、
もし「ふち」におもちがくっついても、とれやすくなります。
明日はおもちつきの始まる前に、熱湯を入れます。
これも、おもちがくっつかないため。
それと「熱湯消毒」の意味があります。
こういったものは、すべて「先人の智恵」と言えますよね。
「斎藤旅館」だった時代から、年月を経て受け継がれてきた「智恵」。
そんな「智恵」も「伝統」と呼べるのではないでしょうか?
この臼が割れない限りは、おもちつきを続けていきます
