「下町ロケット」を読んで。”働くということ”を考えさせられる内容だった

2014-12-06 | データや備忘録

下町ロケット文庫本

 

 

 

じつは、昨年末、文庫本になってから購入したまま積ん読状態になっていた「下町ロケット」を今更ながら、読んだ。

 

 

 

なぜ、読みたいと思ったか?

 

理由1 半沢直樹シリーズをちょうど読んだところで池井戸潤著を探していた

 

理由2 モノ作りって興味ある分野だった

 

理由3 大田区のボブスレー的に技術力ある中小企業が募ってクラウドファンディングができるような仕組みづくりを考えていた

 

 

 

内容は、、、

 

研究者でロケットの打ち上げに失敗した経験のある佃が、下町の中小企業であった親の事業をつぐ。小型エンジンを作る事業を主とする会社であったが、研究開発でロケットのエンジン開発も行っていた。様々な困難を乗り越えて大企業からロケット部品の受注をうけられるようになり、昔失敗したロケットの打ち上げに成功するというサクセスストーリーに仕上がっている。

 

 

 

 

 

で、読んでみて簡単に思ったことは、、、

 

ストーリーはもちろんおもしろいんだけど、人の働き方について考えさせられる気がした。

 

佃の社員が一体となって作ったロケットエンジンの納品物を入れ替えるとういことをやらかした真野に対して言った言葉がとても響いた。 

 

 

佃社長「俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけどそれだけじゃあ窮屈だ。だから仕事には夢がなきゃならないと思う。それが2階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。お前だってウチの会社でこうしてやろうとか、そんな夢、あったはずだ。それはどこ行っちまったんだ。

 

中小企業の社長としての働き方、大企業での働き方、研究者としての働き方などいろんな人が出てきたけど、どこに所属しているかが問題ではないと感じました。

 

働くことについて考えたい人には良書だと思う。 

読みたい方が入れば、文庫本あげますー

 

 

 

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