当然ながら、その後は温泉へ。
公衆浴場みたいなところだから、風情も何もありゃしないけど、
オフシーズンなせいか、ほぼ貸し切り状態。
すげー気持ちよかった!
電車に座りっぱなしで疲れていた腰や肩が癒された。
それから、まだ電車の時間まで余裕があるので、
(降りた電車から、次の電車まで3時間半だった!)
往復三十分ほどのちょっとした山登りをして、「不動の滝」ってやつを見てきました。
特に期待もせずにふらっといったんだけど、これがもうすごかった!
東京近郊の滝なんかとは違って、本当に山の中にある滝、という感じで、
一応コースみたいなのは案内してあるんだけど、道はほとんど獣道。
で、滝に近づいた途端、吹き付けてくる冷涼かつ清浄な風。
たとえばクーラーの風も、確かに冷たくはあるけれど、この清浄さは決して出せない。
厳かさというのか、神々しさというのか、雄大な滝を前にして背筋がぴんと伸びるような、そんな気分にさせる空気。
マイナスイオンがどうとかいうのは眉唾だけど、この空気は確かに、心と身体を癒してくれる。
そして滝のふもとには水がちょろちょろと流れているところがあって、なにやら「御神水」と書かれている。
パンフレットによれば、なんとこの水、飲めるらしい!
これって、滝に流れてるのとおんなじ水だよな。
え、本当に飲んで大丈夫なの? と思ってしまう都会っ子の僕だったが、
せっかく来て飲まないで帰れるはずもない。
もちろん、いただいてきました。
おお、氷で冷やしたみたいに冷たくて、そしてほんのり甘みさえあるように思えて、ものすごくおいしい!
貴重な体験でした。
……うむ。越後湯沢。いいところだ。