今日も行ってきましたライヴハウス!
前回社員旅行と重なって行けなかったから、久しぶりのライヴでとても楽しみにしていた。
今回は初めて行く渋谷のライヴハウス。
今日のライヴは参加バンド6つ、合計時間4時間以上という長丁場。
参加バンドのジャンルもとても多様で、
シャウト系のパンクロックから、ピアノ&アコギのアコースティックもの、
金管楽器の入ったスカバンド(というのかな?)に終始爆笑のラブコメロック(笑)まで実にさまざま。
今日の対バンで印象に残ったのは、「
The Clover」と「
ナッパの家族」。
The Cloverの方は、小学生くらいの男の子の視線で書いた曲ばかりの、まさに「児童文学的ロックバンド」といった感じだ。
もちろん、僕としては好みにど真ん中ですよ。
「少年VSカブトムシ」って曲がすごくよかった~。
小細工なしな感じの、まっすぐな歌い方も好感が持てました。
そしてナッパの家族。
ボーカルが海パン一丁。ベーシスト(男)がなぜか女子の制服にルーズソックス。
あまりのインパクトに正直かなり引いていたんだけど(笑)。
いやー、面白かった。いいね、真剣に全力でバカをやってるってのも。
なんだか元気をいただきましたよ。
そして最後の一曲だけ、「まじめに歌います」と言って歌った歌が、
「生きる意味を見出せないサラリーマン」を励ましていて、なんだかちょっと感動してしまった。
そしてそして、僕の中でのメイン、「
NANAIRO」!
いやぁ、いやぁ。やっぱりよかった!
今日のセットリストは以下のとおり!
1.クラックロニクル
2.毒りんご
3.サタディナイトフィーバー
4.カラーマッチング
5.ドッペルゲンゲル
今回のNANAIROのライヴは、今までに聴いたのよりさらに上手くなっているように感じた。
感情の込め方というか、歌や演奏の抑揚というか、
そういったものが今までよりもはっきりと、丁寧になったような気がしたのだ。
前から考えていたNANAIROの魅力のひとつに、曲のアレンジの巧みさがあると思う。
曲がもともといいのはもちろんだが、その曲より魅力的に、感情的に見せるためもアレンジがとても上手いと思うのだ。
ドラム、ベース、ギターの三つの音と二人の声を上手く配置して、
盛り上げるときは、聴いてる人の気分もサビに向かって盛り上がっていくように、
逆に落とすところは、聴いている人の耳が、すっとボーカルの声にひきつけられるように、
上手く誘導するような巧みなアレンジ。
それが、抑揚がはっきりと丁寧になったことでより効果的になったように感じた。
もう本当に、曲を聴きながらその曲の主人公にどっぷりと感情移入して、
曲の世界に入り込んでしまうような、そんな気分にさせてくれた。
特に一番最初の、「クラックロニクル」から「毒りんご」の流れで、
もう思いっきり感情移入してしまい、思わず聞き惚れてしまった。
うーん、やっぱりこの二曲、すっごく色っぽいなぁ。
歌詞もすごく綺麗で透き通っていながら色気があって、心にしみこんでいく。
そして最後のドッペルゲンゲル!
もう本当に大好きで、歌詞をすべて暗記してしまっているほどで、
イントロのギターの音が聞こえるだけで心が弾んでしまう。
ライヴでのドッペルゲンゲルは、CDよりもずっと力強くて、とてもかっこいい。
本当にこの曲を聴くたびに、「あ~、ライヴ来てよかった!」と心から思う。
とても素敵なライヴだった! 楽しかった!
8月12日には、なんと、NANAIROのレコ発企画(CD発売記念のライヴ)があるらしい。
おお~、たのしみだ。