休日で余裕ができたから、書きたいと思っていたものを書いていこう。
まずは、こないだの日曜日に行った
BigBirdのショッピングモールライヴのレポ。
セットリストはこちら。
1.追いかけっこ
2.すみれ
3.呼吸
4.ホントノセカイ(新曲!)
5.手紙
久しぶりに生で聴いたBigBird!
ヴォーカルの構さんが風邪を引いているという話で少し心配していたけれど、どうやらすっかり直ったみたい。
相変わらず、怖いくらいに綺麗なサウンドが、ショッピングモール中を満たしていく。
今回はなんだかいつもよりお客さんも多かったような。
買い物中にふと、あの歌声を耳にしたらそりゃ足を止めてしまうよなぁ。
意外に思うかもしれないけど、僕は、BigBirdに限って言えば、ライヴハウスで聴くよりショッピングモールライヴの方が好き。
高く高く昇っていくような、空間的な広がりのあるBigBirdの音楽には、ライヴハウスは狭すぎるように思う。
広くて天井も高い、ショッピングモールの広場がすごくちょうどいいように感じるんだ。
それにすごく日常に寄り添った彼らの歌詞は、ライヴハウスという、ある種限定された非日常の空間より、日常そのものを現しているショッピングモールという空間にとてもよく似合う。
誰もが釘付けになって曲を聴いている、という雰囲気ではなくて、普通の生活を送っている隣でさりげなく紡がれている音楽。
それがBigBirdの音楽にふさわしい。
今回やってくれた曲は僕の大好きな曲ばっかりだったし、できたばかりという「ホントノセカイ」も聴くことができた。
ホントノセカイは、ただ綺麗なばかりじゃなくて時に痛みを伴うような言葉。
自分を守るために、嘘をついて、強がって、人を傷つけてしまう、それが世界だ。
だけど、君の体温と僕の涙は、ホントノセカイなんだ。
初めて聴いた曲なのに、これほど胸の中に入ってくるだなんて、すごすぎるよ。
それから、改めていい曲だなぁ、と思ったのが「追いかけっこ」。
曇り空の下 乾いた合図の音が響き渡れば
僕は今しかないってタイミングで 右足から走り出してく
走り出すことに、迷いはたくさんあるけど、今が、走り出す時だよ。
そんなふうに、僕の背中を押してくれる素敵な曲。
今までの曲をリマスタリングしたベスト版のようなCD「preflight」も買うことができたし(しかも全員のサイン入り!)、短いけどすごく素敵な時間だった。