最近、IPv6に関する記事が目立ってきたので、あちこち読んでいますが・・・
もうひとつ、「IPv6世界実験」の影響が良くわからないんです。
今日のメルマガに少し糸口が見える記事がありましたので抜粋しながら自分なりに整理してみたいと思います。
以下は、記事を抜粋しながらのコメントです。(記事抜粋部分は先頭に「>と下線」をつけてます。)
まずは、影響の範囲はというと、・・・
>米グーグルが事前に調査したところでは、IPv6を使ってインターネットにアクセスすることで実>際に問題が起こる割合は0.05%未満だそうです
先の記事でも「Yahoo Japanで0.2%」という数字とほぼ変わらないとおもってよいでしょう。
ということは、それほどの影響はない?
NTTからの本件に関する情報や注意喚起も今のところないみたいだし・・・。
でも、やっぱり気になります。
問題点はどこにある?
>国内でもある限られた条件を満たすユーザーは、インターネットアクセス時に多少の影響を受ける可能性があるそうです。具体的な条件は、以下の五つです。
>(1)NTT東日本/西日本(NTT東西)の光アクセス網につながるインターネット接続サービスを契約している
>(2)IPv6閉域網を利用するサービスを契約している
>(3)IPv6閉域網からRAなどでIPv6アドレスを受け取る環境になっている
>(4)接続する端末がIPv6に対応している
>(5)IPv6対応のアプリケーションを使用している
> 以上(1)~(5)すべての条件を全て満たす場合に、影響を受ける可能性があるということです。国内のインターネットユーザーのかなり多くの数が(1)に該当するでしょう。そのうち、「フレッツ 光ネクスト」「Bフレッツ」などにつながるユーザーは閉域網のサービスを使っていることになりますから、(2)に当てはまります。
> (3)については、フレッツ網を終端する宅内向けのルーターで、プロバイダー網側から受け取ったIPv6のRA(Router Advertisement)を、宅内のLANにそのまま通してしまうケースがあるのです。RAは端末に対して、IPv6アドレスなどIPv6接続に必要な各種の情報を通知する仕組みです。NTT東西からレンタルで提供される「ひかり電話ルーター」などは、デフォルトでRAを端末側に通知する設定になっています。言い換えれば、ルーターでこの機能を無効にすれば、問題は起こりません。
> (4)に関しては、Windows 7/VistaやMac OS X、iPhoneに搭載されているiOSなどがデフォルトでIPv6に対応していますから、該当する端末は多いといえます。
> (5)のIPv6対応アプリケーションについても同様で、Internet Explorerをはじめとする多くのアプリケーションがIPv6に対応しています。つまり、総合的にみて結構な数の国内ユーザーが影響を受ける可能性があります。
この記事からすると
①フレッツ光ネクスト、Bフレッツのユーザで光電話を使っている方は(1)、(2)、(3)を満たしています。
②なおかつ、Win Vista、Win7のパソコンを使っている方は(4)も満たします。
③で、IE(インターネットエクスプローラ)は、ほとんどが使っていますから、
IEはver9.0にあげれば、これからいう「IPv6⇒IPv4フォールバック機能」が問題なく働いて「対象から外れる」そうですが、IE9.0はこの3月に出たばかりなのでそうそう適用されている方はないかと・・・・。
結構対象が出てきそうですね?
これで、ほんとうに影響するユーザは0.2%程度?
ただ、気になるのは、すべてが繋がらないじゃなくて「まれに繋がらないことがある」という表現があることです。
では、具体的にどんな影響があるかというと・・・。
>具体的にはどんな影響があるのか、もう少し詳しく見てみましょう。端末からIPv6での接続が失敗した場合、IPv4での接続に切り替える動作を「IPv6-IPv4フォールバック」などと呼びます。まれにこのフォールバックが上手くいかないため、接続が遅くなる、接続できないといった問題が起こることがあるのです。
ほら、ここにもやっぱり「接続が遅くなる、接続ができないといった問題が起こることがあるのです。」という表現が・・・。
では、いったいどんな影響が・・・・
は、(Part2)へどうぞ!!