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還暦おやじの洋楽日記

Am I Still in Your Heart / Chuck Negron

チャック・ネグロンと言えば、スリー・ドッグ・ナイトの代表曲の大半でリード・ボーカルを担っていた人。「One」「Easy To Be Hard」「Joy To The World」「An Old Fashioned Love Song」「The Show Must Go On」・・・といったヒット曲は全て彼のボーカル。ヒット曲ではないけど「Midnight Runaway」なんて名曲もあったなあ。
70年代後半にスリー・ドッグ・ナイトが瓦解してしまった後、80年代に一時再結成したものの、長い沈黙を守ってきた。その間、薬物中毒とか色々あったらしいが、そんな彼が1995年に発表したアルバムがこれ。意味深なアルバムタイトルも長い空白期間を考えるとむべなるかな。

1. Intro Number 1
2. Soul to Soul
3. Still in Your Heart
4. Love Lives a Separate Life
5. Intro Number 2
6. How 'Bout Us
7. Mama
8. Ever Changing Times
9. Pretend
10. None of Us Are Free
11. Voices
12. I Feel Free
13. If I Were You
14. It Was You

プロデューサーはスリー・ドッグ・ナイト時代から馴染みのリチャード・ポドラー。また、かつてのメンバーとして、ドラムスのフロイド・スニード、キーボードのジミー・グリーンスプーンが参加している。
甘いバラードからR&B調まで硬軟取り混ぜて幅広いレパートリーを持っていたチャック・ネグロン。このアルバムもバラエティに富んでおり、飽きない。ラス・バラードの「Voices」は順当な選曲だが、クリームの「I Feel Free」はちょっと意外だった。この2曲を始め、「Soul to Soul」「Still in Your Heart」「It Was You」といったミディアムテンポのソウルフルなナンバーに佳作が多いが、バラードについては特に際立った曲がなかったのが残念。アルバムセールスもきっと大したことなかったと思うが、もし必殺のバラード1曲があったら、かなり売れていたに違いない。
このアルバム発表から更にもう17年経っているのか。でも、僕の心の中にはチャック・ネグロンは今でも残っているよ。

(かみ)

コメント一覧

かみ
間違っていません
「喜びの世界」のボーカルはチャック・ネグロンです。「ワン」はNo.1ヒットではなく、それを言うなら「ブラック・アンド・ホワイト」です。Wikipediaにどう書かれているのか存じませんが、お間違いなく。
kitanozp
恐らくは
http://blogs.yahoo.co.jp/dornadaisuki/49677501.html
間違っていると思います。

スリードッグナイト時代

NO,1の大ヒット曲は、3人のボーカリストのリードボーカルをそれぞれ分け合っていたとウキペディアには書かれております。

NO,1・・・「ママトールドミー」はコリー・ウェルズがリードボーカル。
NO,1・・・「ジョイ・トゥー・ザ・ワールド」はダニー・ハットンがリードボーカル。
NO,1・・・「ワン」はチャック・ネグロがリード・ボーカル。

昔のライブ映像もユーチューブで見れるので確認しましょう!
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