イーグルスってこれまでスタジオ録音の未発表音源とかのお蔵出しを渋っている印象があるけど、ライブ音源に関してはけっこう色んなレーベルから何種類かリリースされていて、彼等の著作権管理はそこまでは及んでいないのだろうか。1974年4月13日にニューヨークのビーコンシアターで行なわれたライブの映像はこれまでにいくつかの映像作品にも断片的に収録されており、その音源がおそらく完全なかたちで「Alive The Live」シリーズの一環としてCDリリースされたので、ついポチッと買ってしまった。
1. Peaceful Easy Feeling (Eagles)
2. Already Gone (Eagles)
3. Good Day In Hell (Eagles)
4. Silver Threads And Golden Needles (Linda Ronstadt with Eagles)
5. Desperado (Linda Ronstadt with Eagles)
6. It Doesn't Matter Anymore (Linda Ronstadt with Eagles)
7. Midnight Flyer (Eagles)
8. Twenty One (Eagles)
9. Ol' 55 (Eagles)
10.Your Bright Baby Blues (Jackson Browne with Eagles)
11.Looking Into You (Jackson Browne with Eagles)
12.James Dean (Eagles)
13.Doolin-Dalton / Desperado Reprise (Eagles)
14.Take It Easy (Eagles with Jackson Browne and Linda Ronstadt)
このライブが行なわれた時期はドン・フェルダーが加入して「On The Border」をリリースした直後。「Rock Concert」というテレビ番組での放映を前提にしたプロモーションライブだったそうで、リンダ・ロンシュタットとジャクソン・ブラウンも参加。リンダは「銀の糸と金の針」「ならず者」「もうおしまい」を、ジャクソンは「ユア・ブライト・ベイビー・ブルース」「ルッキング・イントゥ・ユー」を、それぞれイーグルスの演奏をバックに歌っており、アサイラムに所属するテキーラサーキットの面々を取り揃えた豪華なステージとなった。
イーグルスも後年のライブで見せたオリジナル音源と寸分違わぬような演奏とは異なりアドリブも多めで、その緩さが却って良い。加入直後のドン・フェルダーはまだ遠慮がちのようで、彼独特の手癖はずいぶん控えめ。選曲もまだこの頃は民主的で「ミッドナイト・フライヤー」でランディ・マイズナー、「21才」でバニー・レドンのボーカル曲が披露されている。そして最後はリンダとジャクソンも参加しての「テイク・イット・イージー」で締め。
このライブの映像版がリリースされていれば是非入手したいものだ。何曲かはYouTubeにもアップされているけど、それだけじゃもの足りない。
(かみ)
Eagles & Jackson Browne Bright baby Blues live 1974
Linda Ronstadt with Eagles - Silver Threads & Golden Needles
Jackson Browne “Take It Easy” (Live with The Eagles and Linda Ronstadt)
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