元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

全然育たなくてやっと気づいた事

2019-09-16 19:44:51 | キャベツ(自作)
夏の葉物の露地栽培は、発芽が揃わなくて成長はバラバラになるし、病気や害虫が多くてコストも手間もかかる。

↓無惨なホウレンソウ(ハスモンヨトウによる食害、萎凋病による枯れ株)



そのうえ、綺麗に作れない場合(虫食い等)はハウス栽培等のものに太刀打ちできなくてお客さんに買ってもらえない。

なので、旬じゃないものを露地でやるのはやっぱり難しいし、需要も思ってるより多くないのかも。

そりゃ、夏場にホウレンソウが大量に作れて、業務用でえいやって出荷できたら儲かるかもしれない。

でも自分は、旬の味を一番新鮮な状態でお客さんの口に届けるのが理想な訳で。

まあ、もし夏秋の露地で狙うなら、やっぱり秋ナスと枝豆の抑制栽培に特化するのがベストなのかも。

先日千葉を中心に襲った台風15号みたいのが来たら完全にアウトだけど。それは露地栽培全般にいえる事だけど。

秋冬に向けて種まきや定植、管理作業に時間を費やした方が、きっちりと旬を味わえるし栽培は容易なんですね。

↓キャベツの追肥作業(メモ)



ホウレンソウも「暑さも彼岸まで」を忠実に守って、暑さが和らいでからにしようと思います。

今日も1日お疲れ様でした。
だいこーより。

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