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Animo Sachi !!!

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電気虫

2008-09-17 08:15:12 | うちの庭
最近、庭の枯れた葉や枝の整理で3度電気虫にやられている。

庭いじりはさんざんしてきたが、電気虫にやられるのは多分初めてだ。
山梨時代も毛虫の被害があるのだけど、あれは多分「茶毒蛾」だろう。
頻繁にではなかったけど、茶毒蛾の時は本当に最悪。
庭木の整理というわけではなく、何かの瞬間にパァ~、っとくる。
それが半端じゃない痛みで、初めての被害時は水で洗い流そうと管理棟に走った。
無知って恐ろしい、水で流したりすると更に大変なのだ。
洗い流すはずが、身体に流れる水とともに痛みは拡大していく。
急いで病院に行って注射を打ってもらったこともあった。

その時、毛虫について調べた。
「イラガ(電気虫)」も怖いんだな、と思っていた。
今回ビビッと電気が走ったような痛みがきて、電気虫に違いない、って確信した。
大抵「燃えるゴミ」を出す1~2日前に庭の整理をする。
だから初回の被害は9月3日頃。
茶毒蛾と違い、痛みを感じてすぐに水で洗い流すと、痛みは幾分やわらぐ。
しばらくすると激痛はなくなり・・・
あ~、思ったほどではなかったな、などと思っていたら、大間違い。
3日後くらいになって見た目に変化が現れる。
赤くなり、痛々しく虫さされの痕が浮き出てくる。
そして2週間後の今、小さなアザのように色素沈着している。
そのうち薄くなって消えるだろう、と気にしないことにする。
1回目は左手首近く1ヶ所、2回目はそれから3日後、左腕に4ヶ所
3回目はさらに3日後、左手小指付け根に1ヶ所。
1週間近くに左腕に被害続出で、しばらくは剪定はやめよう、とちょっと懲りている。
3回目の時に、やっとその姿を確認した。
いそいでパソコンで画像を見ると、やはりそうだった。
小さい蛍光黄色の虫で、身体からとげとげが出ていた。



イラガ(刺蛾)は鱗翅目イラガ科に属する昆虫。
「蜂熊」「オキクサン」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」とも言う。

カキノキやバラ科の木に多く発生し、葉の裏側に大量に生息していることが多い。
幼虫は別名を「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色をしている。
多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じる。
冬には鶉の卵のような、独特の茶色い線の入った殻の中で蛹になり、春を待つ。
羽化した後の成虫の開張は30mm程度、無毒。
カキノキ、ナシ、サクラ、リンゴなど食樹は比較的幅広い。

幼虫に知らずに触れると激しい痛みに飛び上がる。
地方名のひとつ「デンキムシ(電気虫)」の由来である。
これは外敵を察知した幼虫が、全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためである。
体を光にかざすと、すべての針の先から液体が分泌されていることがわかる。
刺激はかなり強く、場合によっては皮膚に水疱状の炎症を生じ、
鋭い痛みの症状は 1時間程度、かゆみは1週間程度続くことがある。
卵をつぶしたり触れたりしてもかぶれるので注意が必要。
刺された場合、まず流水で洗う。
その後、市販の虫刺されの治療薬を塗るとよい。
症状が酷い場合や目に入った場合は医師の治療を受ける。
抗ヒスタミン剤を塗布するのが有効であるとされる。

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