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さちさんのひとりごと

初めは母の介護の記録のつもりで始めたブログでしたが、今は目に付いたこと、心に残ったことなどを記しています。

東光展お手伝い と 薬師寺展

2008-04-23 | 絵画
<薬師寺展>
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今日23日から東光展が始まりました。
飾り付けのお手伝いで昨日、上野の都美術館へ行ってきたのですが、
重労働の割には早く終わり(担当の部屋が終わればOKなんです)
2時半ごろには自由になりました。

さぁて どうしようか?
家へ帰ろうか? 銀座へでも出てみようか?
それとも経堂にある妹夫婦のお店にでも寄ってみようか・・・
と思案したのですが

そうだ! 今朝一緒だった友人から割引券をいただいた
『薬師寺展』へ行ってみよう。もし混んでいたらその時考えればいいや・
と同じ上野公園内にある『東京国立博物館・平成館』へ行って見ました。

ずらっと何重にも並んでいる人並を想像していたのですが、待ち時間
0分だったのです。
とばかりに中に入り観ることが出来ました。
中はそれなりに混んではいましたが
『止まらないでー 前に進んでくださ~い』と言う声もなく自由に見ることが
出来ました。


今回の『薬師寺展』は平成遷都1300年を記念して開催されており
金堂の日光・月光菩薩立像が揃って寺外で初公開される記念の展覧会です。
光背のないお姿を側面や背面から見ることが出来ました。
菩薩様の優しいお顔や動きのある美しいお姿を見ていると何となく
心が落ち着いてくるのは気のせいだったかしら?
それとも菩薩様のお力なのでしょうか


観てみたいと思っていた薬師寺展を思いがけず見ることが出来て
疲れたけれど満足の1日でした。


                                          


<我が家の白のハナミズキと一重のぼたん  マウスオンクリックでみてね!>
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    <おまけ>
上野へ行く途中の電車内でのこと途中の駅で突然のアナウンスが
「終点の○○駅でございます」
ええっ?うそ~~~ 終点は上野でしょう?と ちょっとざわめきが。。。
その後 言い直しががありましたけれど

多分、新人さんが間違えたのね!
間違えて恥をかきながら一人前に育っていくのよね。
と 友人と顔を見合わせてにんまり

    世の新人さん がんばってぇ
とエールを送ったことでした。


作品搬入終了!

2008-04-09 | 絵画
4月7日大雨の前日、やっとのことで東光展に出品する絵の搬入が終わりました。
約半年前から始まった100号の静物画
今回は結婚して使わなくなった長男の部屋での制作でした。
その部屋はちょうど出窓があったのでそこに画材を並べたのはよかったのですが
逆光で色が良く見えません。
仕方がないので窓に黒い布を張って苦肉の制作でした。
次回に並べる時は場所を考えなければ・・・です。

今年の作品はまだ掲載できないので、昨年の東光展に出品した作品を
UPしてみました。
よかったら「ボタン」を押して観てくださいね~。


<</Form>



これからまだ 来月初めに県展出品への搬入があります。
県展へは10年以上出品していなかったし、会員であっても審査を受けて
ダメだったら落とされます。
(東光展は会員になったため審査は免除され飾ってもらえます。)
搬入が終わった時点からドキドキが始まるんです。
当落の通知がくるまでのあの感覚がイヤなんですよねぇ~

あと1ヶ月、最後の力を振り絞って何とか入選するよう頑張って見ます。
(といいながら何だか力の入らない私がここにいます。)
窓に張った黒い布が外れるのはそれからのことになりますね。

日展

2007-12-01 | 絵画
<国立新美術館>
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<><1/5><>


11月2日から始まっている日展へ行ってきました。
今年から六本木にある国立新美術館での開催です。
友人から「地下鉄・乃木坂駅で降りると自然と美術館の中へ入っていくよ!」と
教えられていたので迷うことはなかったのですが、そこはちょうど裏側からの
入館でした。
何しろ今年1月に開館したばかりのホヤホヤの美術館です。
この美術館の設計者は先日亡くなられた『黒川紀章氏』
表から見ると透明で大波のうねりのように見える外壁面に圧倒されました。
周りの木々も紅葉していて庭園の眺めもとてもステキでしたよ。。。

    
                


今年は何としてでも行かなければならない理由もあったのです。
実は私の絵の先生が2度目の特選に輝いたのです。
日展は出品すること自体大変なこと・
私にしたら入選、特選なんて夢のまた夢ですから・・・
(日展は今年は39回展ですが、その歴史は古く、今年で100年目になる記念の年だそうです)
先生の絵は1室に飾られていて、ひと際輝いているように見えました。
(親ばかならぬ弟子ばか?

不慣れな美術館に戸惑いながらも一通り鑑賞し、六本木から30分ほどで行ける
経堂の義弟夫婦のお店に寄り、おいしい中国茶と飲茶をいただき、ホッと人心地ついたのでした。
「茶泉」はこちらからhttp://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/
覘いてみてくださいね~~~


日展は12月9日までやっています。(火曜休館)
美術館のレストラン、カフェ、ミュージアムショップも充実している
そうですから六本木周辺を散策するのも良いかもしれませんね。
(私は混んでいたので次回にしましたが
初冬の1日、ブラブラとお出かけになってはいかがでしょうか?

大変だった今年の搬入

2007-09-11 | 絵画

今年も恒例の草光展(第47回展)が一昨日無事終了しました。

搬入の日がちょうど台風9号の上陸と重なり大変でしたぁ。
6日の午後1時までに会場に届けなければならなかったのですが、不安定なお天気で急に暗くなったり横殴りの雨や風でハラハラ、ドキドキ・・・搬入できるかしら? と
それでも雲の切れ目から日のさす時もあって夫に手伝ってもらい“それっつ!”とばかりに車の上に絵をくくりつけて運んだのでした。セーフ


今回は100号を出品予定にしていて目録も出来上がっていたので変更することもできません。
私の車は80号までしか入らず、それより大きいキャンパスは屋根の上に乗せて運びます。
油絵って絵の具が塗り重ねてあるので案外重いんですよ。それに額の重さが加わるのでとても一人では車の上まで乗せることは出来ないんです。

知人は1時間もかかるところから運んでくるのですが、今回は台風のためしっかりシートでくるんできたにもかかわらず、途中の雨で着いたときにはキャンバスの上に水が溜まっていたそうです。
まぁ あの台風の雨でしたからねぇ。仕方ないのかも
以前、“風にあおられてキャンバスが真っ二つに折れてしまったこともあるのよ”・・・とも言ってました。
幸い私は会場が近い所が多いので大変な思いはしたことはないのですけれど。。。


公募展や遠い会場の時は業者さんにお願いするのですが、それ以外はなるべく自分達で運びます。私は今のところ夫や仲間の方達が助けてくれるので何とか搬入できているのですが、これから年を重ねて車の上に乗せることが出来なくなることを考えると

    車を買い換え?(そんなに大きな車、買えないよぅ
    赤帽さんなどにお願い?(ぅ~~ん、そういう人もいるけどね)

何らかの方法を考えなければならないときが来るかも・・・です。

    草光展の様子をカメラに収めましたのでごらんになってくださいね。

(sakura様にタグをお借りしましたマウスオン5枚のスライドショーになっています 5回マウスオンしてね!)
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<遺作特別陳列(松永敏太郎先生と斉藤与里先生の作品)>


これから芸術の秋に突入、
11月には2つの展覧会が控えていますがが両方とも小品なので雨さえ降らなければ心配ないのですが・・・
それより来年の展覧会に向けて早く次の作品に取り掛からねばなりません・私にとっては頭の痛い秋でもあります。

100歳の展覧会

2007-08-02 | 絵画
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<100歳の森田先生の展覧会へ行って来ました!
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関東地方に梅雨明け宣言が出された昨日、茨城県近代美術館へ『100歳記念 森田茂展』を観に行ってきました。
森田先生は私の所属している東光会の名誉会長であり、平成5年に文化勲章を受賞され、日本芸術院会員で御年100歳の現役画家でもあります。
作品は大正5年から平成18年まで51点、98歳、99歳の作品もありました。

普通、100歳と言えば生きているだけでも大変なことなのに大作を制作しているのですから何をかいわんやですね。
本当に驚きです。ご一緒した年上のご夫妻は「少しでもあやかりたい!まだまだ老け込む年ではないね!」と感嘆することしきりでした。
(写真撮影は禁じられていたため作品を掲載できないのが残念です)

展覧会を観た後、折角来たのだからと「水戸黄門ゆかりの地、偕楽園」まで足を伸ばしました。
偕楽園は約100種、3,000株の梅樹が植えられていて名園としても名高く金沢の兼六園・岡山の後楽園と並ぶ日本三公園の一つに挙げられています。
今は梅・桜・つつじが終わり萩には少し早い時季でしたので華やかさはありませんでしたが緑がきれいでしっとりと落ち着いた風情でした。


私の住む地から水戸まで2時間余り、何時も車に乗っている私達にはローカル線の電車も何となくゆったりしていて気持ちの良いものでした。
心地よい海風を身体に受けながら楽しく有意義に1日を過ごしてきました。

「100歳記念 森田茂展」は9月24日まで開かれています。
ちょっと遠いですが興味のある方はおでかけくださ~い。
元気をいただけること間違いなしですよぅ。。。

千波湖で遊ぶ2羽の鴨

偕楽園の散策コースを巡るのも楽しいかも






久し振りの美術館(県展)

2007-06-14 | 絵画
         <sakuraさんからタグをお借りしました。マウスオンした後クリックしてね!>
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<    第57回 県展へ行ってきました!
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  5月29日より始まっている第57回県展
友人から『行こうよぅ!』とお誘いを受け、真夏のよな暑さの昨日 思い切って出かけてきました。

県展は日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門に分かれていて県民の芸術の一大イベントになっています。
私は県展はここしばらく出品していないのですが(一応、会員です)私の師事している先生が審査員でいろいろ聞いていたので是非観たいと思っていました。
観るだけでも勉強になりますし、画材探しの参考にもなりますゆえ・・・
なので洋画だけは丁寧に観ました。

県立近代美術館の建物の周りは公園になっていて噴水が涼しそうに水しぶきをあげていました。近くに住んでいる人達の散歩コースにもなっていて市民の憩いの場所でもあるようですよ。

館内に設置されているミュージアムショップにはいろんな商品が置かれています。
そこに寄るのも一つの楽しみでもあります。
たまたまそこで珍しいものを見つけました。
手紙などを書いた後に押す印鑑(落款でいいのかな?)漢字一文字が変書体で彫ってあります。
友人の分と二つ求めて一つをプレゼント
なんとなく心満たされた思いで帰ってきました。


六本木の国立新美術館で開かれている『MONET展』 7月2日まで。
あと少ししか日にちがないのでいけたらいいのだけれど・・・

東光展

2007-04-20 | 絵画
今年もまた4月23日~5月7日まで東光展が上野の都美術館で始まります。
今年は第73回展。。。

私は初めて100号の大作に挑戦したのですが、最初、余りの大きさに圧倒されてしまい(縦にすると私の身長より大きいのです)しばらくの間白いキャンバスを眺めているような状態でした。
でも、何とか描き上げ出品できたのでしたが・・・

先日、先生から審査の結果「会員に推挙されましたよ!」
と思いも寄らない連絡を受けたのでした。(東光会では一般・会友・会員と上がっていきます)

もう びっくり仰天!
うっそでしょう???   という感じでしたね

でも うそではありませんでした。
一昨日、会の方から『会員推挙通知』なるものが届いたのですから・・・
時間がなく集中して描いたのが良かったのかも知れません?
母の介護を頑張る私に神様が御褒美をくださったのでしょうか?
(これからどうしよう?と恐れおののいている私がいますが・・・)

4月23日に池袋の「ホテルメトロポリタン」で授賞式が行われます。

      <画像では余り色がよく出ていないので残念ですが・・・> <
         

日展とゴリラの鼻くそ

2006-11-17 | 絵画
昨日、例年のごとく東京都美術館へ第38回日展を見に行ってきました。


日展は明治40年・文展から始まり帝展を経て第38回日展まで99回の歴史と伝統を刻んできた権威ある展覧会なのです。


今年の洋画は1,974点の搬入があったそうです。そのうち入選は471点・まさに狭き門
日展の場合は出品できるレベルにまで到達するのが至難の業なんですから・・・
私の先生も今年も特選は逃しましたがもちろん入選して飾られていました。

とっても良い作品なのに、こういう世界もいろいろあるみたいですよ。
よくわからないけれど・・・

入選作品471点に無鑑査作品141点。
計612点全部観ましたが疲れましたぁ~~~~

             

上野の公園口から都美術館へ向かう途中いつも気になっていたのが「ゴリラの鼻くそ」と書かれた看板
何なんだろう! なんなんだろう!と思いながら横目で見て通り過ぎていたのですが、今回ついに商品をゲット!!
ネーミングがユニークでしょう?
なんだと思います
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大粒の黒大豆で作った甘納豆でしたぁ~
確かにゴリラの鼻に入る大きさかなぁ~???
食べてみたけど甘さ控え目でおいしかったですよ

英語バージョンもあるのにはびっくりでした。
アメリカ上陸記念品だそうで~す。
     <クリックしてみてね!>



昨年は青空の下で豚マンを食べて帰りましたが今年は経堂まで足を伸ばして「茶泉」でおいしい中国茶とオリジナル茶泉バーガー・翡翠餃子をいただいて帰ってきました。

第46回草光展 (と私の作品)

2006-09-13 | 絵画






9月8火~10日まで私達の絵の会である草光会展(東光会埼玉支部)がパストラルKに於いて開催されました。
3日間で約500名の入場者があったそうです。
草光会展は今回で46回目を迎えました。
会員数は現在61名。今年の出品数は53点でした。
号数は小さい10号から大きい100号までありみんな頑張っています。

その他遺作特別陳列として東光会の生みの親である斉藤与里先生の「トランプ遊び 50号」と草光会を創られた松永敏太郎先生の「風影 12号」が展示されたのですが私のドジで先生方の絵を撮影することが出来ませんでした。(撮ったつもりで撮り忘れ
とってもステキな絵だったので残念で仕方ありません。。。


写真をたくさん撮ったつもりでしたが整理して見ると掲載できるものって少ないですね。
作品の前で作者が立っているのは結構あるのですが、まさか内緒で載せるわけにもいきませんから・・・
私のも1枚だけ映っていましたが私の姿を皆様にお見せする事などとっても出来ませんのでお許しを

整理した時にあれも撮っておけばよかった・これも・・・と後悔ばかり。
あ~~あ・いつも反省ばかりの私で~~す。。。


                             













習作

2006-08-07 | 絵画
        マウスオンしてね!       


     最近の作品です(F.30号)

本当はこの時期、大きい作品のある程度の構図が練りあがり、デッサンを

始めなければいけないのですが、今年は自分の体調と母の病院通いが

あって思うように進まず少なからず焦っています。

そこで自分の気持ちを鼓舞するためにも恥ずかしいのですが敢えて掲載

して見ました。



12.4㎏もあるスイカ 甘くておいしかったですよ!
お口直しでなくお目目直しにどうぞ!!!
食べ方は上をスライスして放射状に切り目を入れて横に包丁を入れ食べてください・・・と生産者のお言葉でした。