the Saber Panther (サーベル・パンサー)

トラディショナル&オリジナルの絵画芸術、化石哺乳類復元画、英語等について気ままに書いている、手書き絵師&リサーチブログ

アブストラクト・リアリズム 油彩肖像画 パート2

2021年04月28日 | 名画の世界

©the Saber Panther (All rights reserved)


久し振りに、私の油彩肖像画を少し紹介する機会を持たせていただきます。

P40号、アトリエにて2時間半×4セッション、プリマで手早く仕上げています。画像のアップに際してモデルさんの許可は得ていますが、コピペなどの行為はしないようにしてください。

スマホ撮影で画質が非常に悪く、マチエールなど分かりにくかろうと思いますが、最低限の筆致で明部の印象をさばき、古典とモダン・ペインタリズムの折衷を目指した画風が伝わることを願います。

要するに、やたらと細部表現に注意を向けたフォトリアリスティックな作風(グリザイユ)とは方向性が真逆。
具体的には、Sargentesque(サージェント的)な肖像画がお手本。加えて、少し背伸びして抽象要素もちらほらと。

私の好きなアメリカの某現代画家が、自分の制作理念を少々わかりにくい'abstract-realism'という一語で表現しているのですが、私の標榜する画風もまさにその理念に適合すると思っています。

絵画モデルを務めて下さるという方、一応募集しています。

閲覧してくださりありがとうございます。

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