ＰＭ研究会「中江藤樹」

おはようございます。
群馬県伊勢崎市の行政書士、安部　敏（あべ さとし）です。

今朝はスッキリ晴天です。小鳥たちも気持ちよさそうにさえずりながら
飛んでいます。

昨日はプログレスマネージメント研究会（略：ＰＭ研）でした。
もうすぐ「母の日」というタイミングでそれに相応しい、近江の聖人と
うたわれた、中江藤樹が今回の題材でした。
戦いを嫌い百姓を選んだ父の元に生まれ、その聡明さを惜しむ伯父が
養子にし、武士のエリート階級を駆け上り、人徳から郡奉行として民に
慕われ、上司、同僚からも高く評価されながら、郷里に残した母親の
孝行の為、辞職を願い出たが許されず、禁を犯して脱藩、郷里に帰って
母親と暮らす道を選んだ、という大筋のストーリーをＤＶＤの映像で
鑑賞しました。
この話、３年前もやはり同じＤＶＤの鑑賞会があったのですが、前回で
感じたことに今回の鑑賞が上塗りされ、中江藤樹の人となりがより鮮明に
なりました。
日本における陽明学の祖「人間は学問の前では平等」、その教えは
幕末の維新を成し遂げた志士達にまで影響を及ぼした、という。
対比される吉田松陰の烈火の様と穏やかな物腰で優しく説き聞かせる
中江藤樹、両者に共通するのは「至誠」を貫くゆるぎなき信念、そんな
事を強く感じました。

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