渋川「金井東遺跡「鎧を着た人骨」

おはようございます。

群馬県伊勢崎市長沼町の行政書士、安部　敏（あべ　さとし）です。
今朝は曇りですが、日中は晴れ間もあって暑くなる予想です。

渋川市で２０１２年に見つかった金井東浦遺跡の「鎧を着た人骨」の
初期調査が終えたそうです。
榛名山の水蒸気爆発で被災し倒れた男性が何故鎧を着ていたのか、
どんな位の人物だったのか、その時何をしていたのか、倒れた場所や
姿勢、近くで見つかった出土品などから研究者の間で議論され、
高い身分の実力者だった可能性が浮かんできているそうです。
今後、更にＤＮＡ分析等の科学的な調査が進められる予定とか。

かなり以前の事になりますが、サラリーマン時代、友人に考古学を
趣味にしあちこちの遺跡を訪ね、或いは文献を調査し熱心に研究して
いる人がいて、考古学に関するいろんな話を何度か聞いた事がありました。
彼は昔の庶民の暮らしぶりを主に調べていて、話す時の遠くを見つめる
様な輝く視線が印象的でした。古代のロマンに浸って、とても心地よ
さそうな彼の話に聞き入ったものでした。
その後、遠くに離れてしまって消息も定かではなくなってしまいましたが、
この群馬での遺跡発見の情報でまた目を輝かせて文献調査などして
いるのだろうか、新聞の記事を読み、今は遠くなった知人の存在が
思い浮かびました。

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