ゆう’sful LIFE

感染予防と看護について考えたことや勉強したことを綴っています。

病気のこと

2020年08月24日 | 病気のこと
匿名ブログではありますが、筆者が誰かを知っている人もいるかなと思い、どうしようか迷ったりするのですが
この経験を共有することで、参考になる人もいるかもしれないと思い綴ることにしました。

6月16日に左乳房に小豆大の腫瘤を感じたので、勤務先の先生に相談してエコー検査をしました。
皮膚に近い位置に直径1cm強の腫瘤があって、J医大の先生にエコーの写真を送って相談してくれました。
そんなに悪いものではなさそうだが、生検してみないとわからないとのこと。
皮膚に近い位置で、小さく、穿刺が難しそうとのことで、先生はためらっていました。
8月に毎年人間ドックを受けていたので、”悪いものではなさそう”という言葉もあったので、8月まで経過をみることにしました。

そこからしばらく腫瘤のことは忘れていたのですが、人間ドックの前日に鏡で見たときに皮膚のひきつれがあるのに気付きました。
これは、あんまりよくないんじゃないかなと思い。

8月11日にドックを受け、翌12日に病院から電話。
すぐに受診してほしいとのこと。
15日に組織診を行って22日に結果を聞きに行ってきました。
結果は乳がん。
発生頻度の少ない粘液がんとのことでした。

粘液がんは、進行がゆっくりで、比較的予後がよいがんです。
とはいっても、がんはがんなので、オペや通院治療が必要です。

がん告知を受けた時の感情って、わーとかじゃなく、じわじわ来る感じで、やっぱりなあと比較的落ち着いていました。
すぐにしたのは、日程の確認。
引き受けている仕事を調整しないといけないかもしれない。
帰りの電車でスマホばかり見ていたので、2回も電車を降り損ねてしまいました。

今日、副看護部長さんへ話しました。
検査や入院で病院を空けることになるので。
私も泣かないのに、副部長さんが泣いてくれました。
そうか、泣くようなことなんだなと実感。
淡々とししすぎていて、何考えてるかわからないみたいです。

なんでしょうね。
最近、老化が進んで、おばあちゃんになるの想像できないなあなんて思っていたから
本当に想像で終わるのかもしれないとか思うと、それもそれかと思ったりするのです。

やりたかったことができなくなる(たとえば登山はしばらくできない…コロナでどっちにしてもできない)とか
そういうのはちょっと嫌だけど。

そうそう、昨日、テレビで堀ちえみさんが歌っているのを見ました。
がんばってるなあと思い、感動しました。

今のブログの背景にする前に、ずっとピンクリボンの背景にしていたんですよね。
また、戻そうと思います。

私の専門は感染管理ですが、患者の側になって、その経験も貴重な糧になり、新しいことに取り組めるだろうと思っています。




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