ゆう’sful LIFE

感染予防と看護について考えたことや勉強したことを綴っています。

2020年はサーベイランスから

2020年01月04日 | 感染管理
2019年の秋以降は本当に忙しかったので、結局年末年始も普通の日と変わらなかった。
2020年最初の日(=元日)の夜は、2020年初の貫徹をしてしまいました。
これは、どうしてもと頼まれた仕事の関係で、さすがに元日はと思いつつ
送信した6:30のメールに6:50には返信がきた...そして、夕方には編集さんからゲラが届いた。。。お疲れ様です。

2019年最後の夢は、電車に乗り遅れる夢で
夢占いでは、追い込まれていて精神的余裕がないという心理状況らしい。
確かに仕事が多くて追い込まれています、はい。

3が日もあけまして、今日は原稿を書いてます。
サーベイランスに関しては、何度か書いたりしているので、最近問題になっている「剽窃」に引っかからないように自分の言葉で組み立て直す。
これって、一見ばかばかしいような。
自分が書いた文章が既に発行されているから、同じ表現だと剽窃、著作権に抵触するという。
でも、自分で同じことを表現するのに、そんなにボキャブラリーがあるわけではないので、やっぱり何となく同じような言い回しになってしまう。
専門領域の依頼はどうしても同じようなテーマで依頼を受けることが多いので、これは本当に大変なのである。

原点回帰ではないけれど、2005年頃の自分の講義スライドを引っ張り出してみた。
表現も作り方も幼稚なんだけど、教科書通りな表現だった。
また、それはとても新鮮な?表現でもあった。

感染症のサーベイランスは、感染症の発生やその関連因子に関するデータを収集し、分析した結果を、それを減らすことができる人々にフィードバックする系統だったプロセスである。

「系統だった」というのは、一定の原理と法則に従って、ということで、サーベイランスは感染率という結果だけではなくて、データ収集からフィードバックまでのプロセスそのものであるということで
そのプロセスが系統立ってないとだめなのよ、と言いたいのですね、ここでは。

たまに、ICNからJ〇〇Sのデータを利用したいが、公表されていないので何とかしてもらえないかという問い合わせがある。
個人的にはね(あくまで私見)、データを送ってあげるのは簡単なんだけど、データを見たいのならまずは登録して自分もサーベイランスをしなさいよと言いたい。
登録もしてないのにデータを見せろと普通は言わないよね。
中身を見てから参加を検討という人もいるんでしょうけど。。。
というわけで、まずはウェブサイトに公表しました。
それにしても、サーベイランスをしないCNICによく会う。

サーベイランスをやっていないCNICよ、そんなんじゃ あんこの入っていないどら焼きだぞ。

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