3.7℃ 12時間

2007年10月13日 23時53分32秒 | + プラス
9月の連休中、
会社のビルのメンテナンスの関係で停電がありました。

ところでうちの会社には、クライアントから預かった
試験薬の保管庫があり、そこから施設に運んだりします。

停電の関係で、24時間付けっぱなしの空調がストップ。
例年だと自動的に空調が回復するのですが、
更にビルが工事中の為、例外的に電源が落ちたままという状態が続きました。

特別な薬でない限り大抵は“室温”で保管します。
日本薬局方によると室温とは1~30℃
(ちなみに常温:15~25℃、冷所は15℃以下)

空調が効いて無い密室がどうなるか…
結果として33.7℃の状態が12時間続いたことが判明しました。
3.7℃の差は大したことが無いように見えて大きな問題で、
中にあった薬はもう使えないってことになり、
施設に納品した薬を再回収することに。

病院からもらった薬とか、用が済んだらもうその辺に
放置してしまいますが、やはり薬ってもんはデリケートだなと
実感した一日であります。
(さらって書いてますが、大変だった)

薬剤師やってる友人たちはキチっしてるんだろうな・・・
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