『ＤＥＥＰ ＢＬＵＥ』 驚異！イカの泳ぐ姿

シウの住む地域では
公開が遅れていた『ＤＥＥＰ　ＢＬＵＥ』
やっと今月公開になったので、
念願かなって観てきました。

評判どおりの迫力映像で、
水族館やファインディングニモでは見られなかった、
海の恐怖的なものもあじわえます。

極度に美しいものって恐怖を感じるのだなと実感しました。

深海のインベーダーゲームみたいな発光生物や、
シロクマの狩り、
ペンギンが厳冬を越す風景など、
心に残るシーンも沢山ありました。

サメの大量殺戮シーンなどは、
この近くに写真を撮っている人間がいたなんて信じ難い光景でした。

こんなに力強い海なのに、
私達非常識人間の元で
確実に壊されつつあるのは
悲しむべきことで、
真剣に考えるべき事だと思いました。

ところで、
シウは今日の今日まで
イカは足を後ろにたなびかせて泳ぐものと思い込んでいました。
先日友人と上野の科学博物館に行き、
海の生物コーナで天井から吊るされているイカを見たときも、
友人が
「どっちに泳ぐんだろうね？」という疑問を持っていたのに、
即座に
「足を後ろにして泳がないと、足がボア～って広がっちゃうじゃない！」
と変な意見を申し述べてしまっていたのです。

ごめんなさい。

全然違うイカの姿でした。
足をピシっと揃えて、尖らせ、
それを前方に向けてシュシュシュシュシュ・・って泳いでいました。
時々そのまま反対向きになる事もあるようでしたが、
基本的には“足は前方”のようです。

イカの泳ぎは意外と鋭いのでした。

すごく勉強になる映画であっという間の９０分でした。

陸上の世界も是非あんな風に映画になったらよいなと思いますが、
やっぱり海だからこそ、あれ程に色々な面を見せられるのでしょうね。