「サイモン・バーチ」

もう何回見ただろうか・・・。
見るたびに号泣もののこの作品。

低身長症のサイモンは
自分が小さく生まれたのは神様の計画によるもので
自分はいずれ英雄となる運命なのだと信じてる。
１２歳で９６センチの身長だけど
そのおかげなのか
教会でも小さな子供たちからの信頼が厚い。

親友のジョーはおばあちゃん、お母さんと暮らす少年。
特製サイドカー付自転車に
いつもサイモンを乗せて走る。
二人は野球に夢中だ。

ジョーには素敵なお母さんがいて
お父さんは誰なのか知らない。
お母さんが決して人に言わないから。
サイモンの両親はサイモンが生まれてから、
サイモンの体を恥じて、サイモンのことをほったらかし。
でもジョーのお母さんはサイモンを自分の子供の用に可愛がって、理解してくれる。


サイモンがとってもかわいらしくて
でも話す言葉がすごく的を射ていて、
彼がすごい知性の持ち主だとわかる。
健気で友達思い。
それはジョーも同じで
彼らを見ると
何が大切で、何をすべきなのか教えられる。
大人たちもそう。
どんな大人であるべきなのか
どんな大人であってはいけないのか、
そんなことがわかる。

悲劇的なことがたくさんあるけど
何事にも理由がある。
素直に前向きに受け入れ、人というものはがんばって生きていかなきゃならない。

ジョーの母親役のアシュレイ・ジャッドが、もう、素晴らしい。
シウは彼女が好きだけど
このレベッカの役はアシュレイ・ジャッドの魅力を２００パーセント引き出している。

ジョー役のジョセフ・マゼロは「ジュラシック・パーク」のティムだった男の子。
すごく端正なお顔立ち。

大人のジョー役はジム・キャリーなんだけど
ちょっとつながらないな～
ジム・キャリーは大好きだけど
どうしてもコメディアン顔だもの。
特にこのころはエース・ベンチュラにしか見えない。