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『イントゥ・ザ・ワイルド』

多分ショーン・ペンは自分の年齢が許せば
クリス役をやりたかっただろうなと思う。
役者にとっては
すごくやりがいのある役だし、
オスカー狙いもできそうだよね。

主役のエミール・ハーシュは
クリス本人ととても似ていて(比べられたのは写真1枚だけど)
まだクリスの両親や妹が健在だろうから
かなり気を使って演じたのではないかしら。

両親の不和と偽りを知って傷つく若者が
究極の自分探しをする旅の物語。
途中出会う人々との交流で
誰かと何かをシェアすることが
本当に幸せなんだと気付く旅の物語だ。

とはいえ、
シウは賛成できない。
全然共感もできない。

自分探しのためなら
他の人々を悲しませても良いというのは
違うんじゃないかと思うから。
・・ただし、
クリスは「死のう。」と思っていたわけじゃなくて
いつか自分の家に帰って
本当に両親を愛せる日が来ることを願っていたのだと思うけど。

あまりにも無謀だっただけなのかもしれない。

そんな強烈な印象を残して
誰にも忘れられない存在となって消えてしまったクリス。
残された人々は
それを抱えて生きていかなきゃいけないんだよね。

========

映画を見て
「あまりにも物欲の塊な人生はやめよう・・・」
と決めたくせに、
帰宅したら家に『ピーチジョン』のカタログが来てて
そんな決意はあっさりと忘れ去ったシウ。
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