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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

ドビュッシーの思い出

2013-08-22 20:19:47 | 雑記
今日8月22日はドビュッシーの生誕記念とのこと。

で、googleさんのページがドビュッシー仕様に

曲は「月の光」。

ピアノで弾いても比較的簡単だよね。

ピアノで弾いても・・・っていうのは
シウの過去だ。

言うのも恥ずかしいけど
4歳から、なんと20歳くらいまでピアノを習い続けていたシウ。
そんなにピアノが好きなの?って思われると思うけど
当時、ピアノは全然好きじゃない。

それを証拠に今も家にピアノはあるけど
ここ10年くらい、ほとんど弾いたこともない。

今だに週一回のピアノのレッスンはトラウマになっていて
「休みたい…休みたい・・・」と思い悩む夢を見るくらい。

なぜそうもピアノをやめなかったのか。

鬼のように恐ろしいシウ母と
それを上回る恐怖政治を敷いていたシウ父が
一度始めた(始めた、って言ってもシウが好き好んで始めたわけじゃないのに)おけいこ事を
途中でやめる、なんて決して許さなかったからなのだ。

今その話をすると
今や当時に比べれば腑抜け軟化した両親は

「やめたい、って言えばやめさせてあげたのに。お月謝が無駄だったわ。」
とか言う。

(そんなこと言い出せる雰囲気じゃなかった・・・)

というわけで、シウとシウ妹は
二人仲良くトラウマを抱えるピアノ姉妹。


そんなことはいいとして。

ピアノの先生もけっこう怖かったけど
それにも増して怠け者のシウは
練習が大嫌い。
いつもピアノに行く10分前くらいにピアノの前に座るテイタラクな子ども。
毎回先生の冷たい視線を浴びながら、
ピアノのレッスンを乗り切っていた。
そんなシウだから、年1回の発表会は地獄。
ミスして恥をかくなんて当然。
上達しないから
自分より小さな子どもたちに技術的にどんどん抜かれる。

発表会では情けない状況だった。

そんなシウを可哀相がった先生が
ある年、シウに選んでくれたのがドビュッシーの「夢想」だった。
(高1か高2位か?)

「技術的にそんなに難しくないわりには、ある程度長さもあるし、上手っぽく聴こえる。」

という先生の言葉に
激しくプライドを傷つけられる・・・わけもない。
(プライドなんてないもん)
「そんなナイスな曲、ぜひそれにします!」
とお答えしたような。


懐かしい~。

高校は女子高で、ピアノが廊下に各クラス毎にあるような感じだったから
友達とピアノを弾きあったりして
習わせてくれててありがとう、と親に感謝もしたよ。

まったく指も動かなくなっちゃった今だけど
もしピアノを再開するなら
ドビュッシーとかからかな。

(ドビュッシーさん、すみません。生誕祭なのに)

大学生のときの、最後の発表会は確かショパンだったけど
もう絶対に無理。





ところで、
シウには3人の子供たちがいるけど
当然、同じようにピアノを習わせた。

どんなに辛い思いをするかと思いきや
最近の先生はとっても優しくて
曲もクラシックに限らず、子どもの好きなものを自由に選ばせたりする。
末の息子なんて先生と慣れあって、手作りケーキとかで手なずけられていたせいか
全然やめたいって言わなかった。

息子二人はそこそこだけど
娘はあっさりとシウなんか抜いて、
発表会でもトリを務めさせていただいたり
今も下宿先で毎日のようにピアノを弾いているよう。

今はシウもピアノといえば思い出すのは
自分のつらいトラウマよりも
子どもたちの発表会の舞台だったりする。
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