★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「オデッセイ」

2016-02-05 23:32:51 | 映画
原題は「The Martian」
で、オデッセイっていう邦題はけっこううまい。
とはいえ、タイトルがネタバレしているけど。

だって、オデュッセウスは帰れるんだものね。


マーク・トゥワニーが行ったことは
科学的に実現可能なことらしい。
でも、気圧の関係でそもそもあんなに大風が吹くことがないみたい。

目の前のことを一つ一つ解決することが大事。
そして、
解決策を自分が絶対に思いつけるということを信じること。
それが何より大事なんだと教えてくれる。

なぜかマークの家族とかが描かれていないよね。
母親はいるらしいけど、メッセージを伝えてくれ、とだけ。
その代わり
ヘルメスの仲間やNASAのスタッフたちとの関係が密に描かれる。
宇宙計画の仲間たちは皆ちょっとした変人ではあるけど
でも人情に厚い。
何かの目的に向かって、
雑音は一切はねのけながら、
一つのことにこれでもかってほど集中できるオタクのパワーが面白い。

水や空気の存在感に感動する。
人間が地球でしか生きられないこと、
自然の一部だからこそ生かされていることを実感する。
それと、
空気や水がどれほどパワーがあるかということ。
大爆発を起こし、一瞬にしてすべてを凍らせてしまったり、
あまりにも自分の生活にないことが興味深い。

さすがオスカーのノミニー、という作品だった!

でも実際にもしこんなことがあったら
「(生存者がいることは)見なかったことにしよう・・・」ってなりそう・・・

それと。
終始、ジェシカ・チャスティン演じる船長の音楽の趣味の悪さがけなされたり、
音楽ってやっぱり人間の友達なんだなっていう演出があったけど
ABBAって、やっぱり元気でるよね。
ABBAのウォータルーが流れて、
MAVの余分(?)なものをどんどん捨てるシーンが一番好き。


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2 Comments

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Unknown (しんちゃん)
2016-02-10 22:42:24
 我々にとっても懐メロなんだけど、70年代の「趣味の悪い」音楽はサントラ盤聞いてみたい(笑)
この映画の年代の設定をちゃんと見てなかったんだけど、2030年代くらいかな?
エンドクレジットで「愛のコリーダ」じゃないのが良かったかも(笑)あれは80年代だもんね。

 それにしても「インターステラー」といい、マット・デイモンって宇宙にひとりぼっちがよく似合う(笑)
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しんちゃん (シウ)
2016-02-11 22:12:17
2030年代だったか~
あと15年後くらいには火星をこんなふうに探索しているのでしょうか。
だとすると、あの音楽たちはものすごいオールディーズなんですね。
インターステラー、見てないんです。なんか面倒くさくて・・・。
マット・デイモン出てるんでしたっけ。
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