そりゃ、驚くよね。

入院が延びてしまい、
親に隠しきれなくなってしまった。

１ヶ月くらいの入院ならば
わざわざ両親に言わずとも
こっそりと治してしまうつもりだったけど。


先々週の土曜日病室から電話。
出た母に
「今、何してるの？」
すると
「パズル！！！」
と嬉しそうに答える母。
（シウ母ってその手のものが大好き）

（ごめんね～～～お母さん。）


「驚かないでほしいんだけど、
　シウね、子宮がんになっちゃったの。」


驚くよね。


シウと同じで
シウ父も母も、子宮がんの知識ゼロ。

癌といえば、“癌”なんだよね。

で、シウがどう説明しても
動転している母は理解している気配がなく、
その後帰宅し話しを聞いた父が
シウ彼に電話してやっと状況を飲み込めたとのこと。

で、次の日日曜日。

シウ父と母、
そして急遽話を聞いて参加した弟がやってきた。

先週日曜日は比較的調子良く、
元気な様子を見せられたので良かったよ。

変人弟が
気持ちが動転している両親を見て
自分も一緒に行くと言ってくれたらしく
アホだったのに立派な人になったな～と感動。

しかし、シウに会った第一声が

「なんだ、姉貴、元気じゃん。
　その髪の毛はヅラ？」

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とはいえ、
親に言ってしまったのでだいぶ気楽になったのはたしか。

しかもお小遣いもたくさんもらっちゃって
得しちゃった。

すぐに東京の病院に転院しろっていうのを
説得するのは大変だったけど。

ここを退院したら
もう一度東京の病院で検査を受けなさい。
というのを、
一応了解して納得してもらった。

でも、本当言うと、
退院して、また別な病院で同じ検査をするなんて
絶対にいや！