『エキストラ スターに近づけ！』

リッキー・ジャーヴェィスという
ＵＫの人気コメディアンが企画・主演。

本当に面白いよ。これ。

WOWOWでやっていたようですが
シウは今回ＤＶＤで初めて見ました。

アンディ（リッキー・ジャーヴェィス）とマギー（アシュレー・ジェンセン）は
スターを夢見るエキストラ仲間。
毎回現場で憧れのスターの現実の姿に困惑する・・・というつくり。

そのスターたちが
自分で自分を演じている。
もちろん、あくまで“演じて”いるわけだけど
実名でやってるから
「本当はこんな人なの？」
って錯覚しちゃったりして
かなりブラック。

シウはまだＤＶＤを１枚見ただけだけど
ロス・ケンプ、ベン・スティラー、ケイト・ウィンスレットなんていう人達が
とんでもないセリフを吐きまくりなの。

「キャメロン・ディアズやドリュー・バリモアともキスしたんだぞ！」
「ミート・ザ・ペアレントがいくら興業収益上げたか知ってるか！！」
挙句の果てに奥さんを亡くして失意の脚本家に
「おまえの死んだ女房の話にはうんざりなんだよ。」
と言ってのけるのはベン・スティラー。

「こんな映画嫌いなんだけど、アカデミー賞狙えるからやってんのよ。」
「４回もノミネートされてんのに、１度も獲れないのよね。」
脳性マヒの女性を見かけて、
「ああいう役もいいわね。賞を獲るのに。」
なんて言ったり、
マギーにテレフォンセックスの指南をしたりするのは
“清純キャラ”のケイト・ウィンスレット。

こんなシャレの効いた事を言われちゃうと
逆にファンになってしまうでしょ。


この後もダニエル・ラドクリフや、
オーランド・ブルームなんかも登場するようで
とっても楽しみです。

日本ではこんなの絶対に作れないよね。

さすがイタズラの国、ＵＫ。

日本だったら
米倉涼子とかに
「あたしって、本当に美人。
　ドラマの内容なんてどうだっていいのよ。
　皆あたしのファッソンを見てるだけなんだから。」
とか、
木村拓哉に
「ロケ弁当４つくれる？
　静香に言いつけられてるんだよね。
　夕飯持って帰ってこいって。」
とか、言わせたい。

マギー役のアシュレー・ジェンセンは
アグリー・ベティにベティの友達役で出ている女優さん。
貧乳で役を奪われそうになったり、
冗談が全然通じなかったり、
なんか面白いキャラ。