「人生はビギナーズ」

クリストファー・プラマーが
突然ゲイであることを告白して物議をかもすお父さんを好演。
そして
息子であり
人との関係作りにやや問題を抱える男に
ユアン・マクレガー。

ユアンはこういうのぴったりだな～

しかし、ユアンはなんとなくゲイキャラなので
お父さんに釣られて僕も。。。っていうゲイ役かと思ってしまっていた。勝手に。

実際には
70を過ぎてゲイであることを公表し、
きっと本来真面目な性格なのか
ゲイであることも真剣に取り組もうとするお父さんと
それに戸惑いつつも理解しようとする息子。
しかし息子は幼いころから愛情の無い両親のせいで
人を愛することに憶病になっている。

それぞれがビギナーなのだ。

誰もがある程度は抱えているんじゃないかな。
自分はこう、と思いこんでいるせいで
その殻から飛び出せない、ということ。

その呪縛が
年と共に緩くなっていく人と
きつくなっていく人がいるものなんだよね。

シウの大好きなコバッチ先生ことゴランが
今作ではゲイ役！
彼の寂しげな顔と甘い顔、
今作ではその甘い顔の方を前面に押し出していた。

そして、
ユアンの彼女役の女性、
とても素敵だった！
大昔のナスターシャ・キンスキーみたいな雰囲気でした。