THANK YOU SO MUCH
★we were on a break★
『カタコンベ』 神山裕右

カタコンベって遺跡なんかを訪ねると出てくる言葉だけど
物語のほとんどは地下で繰り広げられるので
すごくぴったりなタイトル。
もちろん、地下墓所っていう意味として。
最後まで飽きさせないのは、
やはりその洞の描写がすごいから。
湿気を帯びた洞内や
つるつるすべりそうな岩肌、
鍾乳石や
地下水、
地底湖など。
実際にはそんなに見たことがない場所なんだけど、
閉じ込められた感覚や
灯りの見えない不安や
押しつぶされる感覚がリアルで
とても怖い。
作者もケイビングはまったくしたことがないそうだ。
人づての話だけでこれを書いているなんて才能だよね。
というか、知らないから恐怖が増長されているのかも。
人間描写はあまりされていなくて
恨みや復讐のスタイルもよくある感じ。
この本の醍醐味は
やはり洞窟描写に尽きるだろう。
作者は24歳でこの本を出したようだ。
ということで
人間描写よりも
自然とケイビングという世界の描写が素晴らしいのは納得。
きっと年を重ねると
幾重にも才能が広がっていくのだろうな。
今後も注意して読んでいきたい作家。
物語のほとんどは地下で繰り広げられるので
すごくぴったりなタイトル。
もちろん、地下墓所っていう意味として。
最後まで飽きさせないのは、
やはりその洞の描写がすごいから。
湿気を帯びた洞内や
つるつるすべりそうな岩肌、
鍾乳石や
地下水、
地底湖など。
実際にはそんなに見たことがない場所なんだけど、
閉じ込められた感覚や
灯りの見えない不安や
押しつぶされる感覚がリアルで
とても怖い。
作者もケイビングはまったくしたことがないそうだ。
人づての話だけでこれを書いているなんて才能だよね。
というか、知らないから恐怖が増長されているのかも。
人間描写はあまりされていなくて
恨みや復讐のスタイルもよくある感じ。
この本の醍醐味は
やはり洞窟描写に尽きるだろう。
作者は24歳でこの本を出したようだ。
ということで
人間描写よりも
自然とケイビングという世界の描写が素晴らしいのは納得。
きっと年を重ねると
幾重にも才能が広がっていくのだろうな。
今後も注意して読んでいきたい作家。
コメント ( 0 )
« ピンポ~~ン♪... | インフルエン... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |