Team Vogan

育児に追われながらも、日々何気ない生活を綴る私的徒然草子。

オアシス

2009-04-29 00:38:10 | 徒然草子
 先週末、数少ない在アルアイン日本人のお母さんが、オマーンにあるワディ(なんと説明したら良いのやら、わからんけど、岩山がごろごろある、ちょっとハードな散歩道?トレイル?)に一緒に行きましょうと、お誘いを受けたのでそんなんが好きな私らは早速ヨロシクお願いしますと、行くことに。
 相変わらずの国境越えを簡単に済まして、走ること約1時間、なんの標識もない所をくねくね入っていくと小さな農園?みたいなんが見えてきた。デーツの木(今は緑の小さい実がたくさんなっている)やらアラブではあんまり見かけへんバナナの木やらマンゴーの木、イチジクの木やらがばーっと生えてる農園を通り、脇にはどこからくるのか水が流れてる。今でもあるかな?日本でも田んぼやら畑の横にある渇水路みたいなん。水が凄くきれいやったわ。
道中、桑の木があって、たくさんなってたから夢中でむさぼり食う。娘は始めてにして野生の果物の味に開眼されたのかもっともっと!とせかす。さすがに手の届く範囲はなくなってて、でも道の端っこで落ちたら相当痛そうな所を車が通ったりするから、慎重に、、。食べながら、遠い昔、小学校の帰り道たまーに違う通学路を通って(といっても近所やから全然知ってる所やけど、一応違う通学路で帰っては行けないことになてるやん?)帰ると友達のうちの近くの田んぼのあぜ道に入る手前にちょっとした茂みがあって、そこに1本、桑の木あってんな、子供ながらにあの甘酸っぱさに一生懸命食べたわ、、。それからしばらくして、その木はなくなったから、子供やったから私の記憶の間違い?と思い、それから、桑の木に再会したのは実に最近。カナダでやってんな、、。しかも散歩の時に見つけて以来、やたら目につくようになって、ある時当時済んでたアパートの庭になってることも発見!それが今こんな所で味わえるとは、、。
 
上の高い所はたわわにあるけど、無理やからここで、ごちそうさまでした。再び歩き出すと道も舗道されてない砂利道にでて目の前にぱーっと岩山が見えてきた。彼女の記憶を辿りながら、(なんせ2年前に来たとのこと)歩く。家らの近所でも市街にでると砂漠か岩山が見える所がたくさんあって、イメージとしてはアメリカ映画にでてきそうな岩山。あまりの大きさに遠近感が乏しくなってよくわからへんようになる。地層なんかも見えて、太古のの昔に地震か噴火かもしくはクレートのぶつかり具合でか、斜めに突き出してたり、、。その合間に背の低い木が所々に生えてる。すごく雄大に見えるから、私は砂漠を眺めてるより好きかも。崖の下を覗くと大きい岩がごろごろ。娘も興味の固まりやから同じように見たがるから危ない危ない。

 彼女が言うには以前は川があったとのこと。ただ、2年前に工事をしてたから、だいぶと変わってしまったらしい。それでも、なんとか川?というにはちょっと寂しいけど、水発見!早速、旦那と娘、彼女の娘は水浴びを楽しみだす。私も水着に着替えたかったけど、たま~にインド系の人が通りかかったからちょっとな、、と様子を見てひたすら写真係になってんけど、あまりの暑さに参って、遂に見ずにつかることに。
 んんん~これこそオアシスと呼ぶのにふさわしい。それにしてもビックリしたんが小さいオタマジャクシが一杯おったこと。水ん中いると、さーっと寄ってきて、身体からでてるなんかを食べてるのか、動かんとじっとしてたら、えらい寄って来る。
娘もたくさんのいろんな景色に刺激されたみたいで楽しんでた。最近は(勿論腕の浮き輪付き)水で遊ぶのが大好きで、だいぶと余裕を持って遊べてるみたいや。誰かさんと違って、、。(え?私?)

帰り道は再び桑の木で少し実を食べて、帰路に向かうことに。最後の最後にヤギの群れに遭遇。かなり大きいヤギたちにビックリやったわ。家に帰るとグッタリ。日にもあったったし、でこぼこ道を歩いたからかな、、。その日の夜は近くで無料のコンサートが開かれてて、彼女はそれにも行く気満干でどうやらいったみたい。私らも行きたかったけど、止め。各国の音楽をしてたらしいけど、どうやら韓国のドラムが凄かったらしい。前評判も良かったけど、実際凄かったと今日のアルアイン日本婦人会で話してたから、ちょっとおしかったなー、、と後悔、、。
 





のびのびた

2009-04-21 23:04:12 | 徒然草子
年明けの休みで行ったインド旅行を最後に学校の連休はなく、このまま夏休みまでいくか?と思われた気の長くなるこのシーズン。日本で言う2学期みたいに長い。けど、なんでか4月半ばに1週間程の休みがあったから、前々から行こうって言ってた、隣国オマーンへ行くことに。旦那は初めそれでもインドって言ってたけど、いろいろ面倒臭いから辞め辞め!
 *というのも前回のインドヴィザ申請で旦那と娘は長期の上何回でも出入りできるヴィザが降りたのに対して、私は少し短くしかも1回のみ出入国可。せやから、行くとなると私の分だけ申請せんとあかん。決して安くはない代金を払って。

目的地マスカットまで車で4時間の道のりやけど、昼過ぎに家を出た私らは入国審査だのヴィザ手続き、途中で休憩を取ったりして4時頃にはマスカットまで半分の所しか走ってないやん。どう考えても目的地に着く頃には日はとっくに暮れてるやろうとよんで、どこかでテントを張ろうということに。入国審査が終わった後、すぐ近くにいかにも観光センターやけど、畳三畳の広さしかないとこで、地図やらパンフレットとか貰い話を聞いてたら、基本的にはどこでテントを張っても良いとのこと。その彼がお勧めする、ビーチサイトがすぐ近くにありそうやからそこにしようと、高速から道を折れる。走ること5分程かな?小さな集落が見えてその向こうには明らかに海が見えてる。ちょっと前に一応観光地っぽいゲートが道脇にあったのをみたから、ここがそうかな?と思い更に住宅の間をのろのろ走らせる。道ばたでしゃがみながらお話をしてるおっちゃん、おじいちゃんもこんにちは、って気軽に声を掛けてくれる。うーん、エミレティ(アラブの国の人)ではないな、、。
次に見えたのは木造の船がずらーっと並んでてその合間に小さな簡単な小屋。その周りを地元の子供が遊んだり、ヤギの群れがあっちこっちにいてたり。どうやら、私らは観光地であるビーチサイトとは程遠い小さな漁村サイドに来たみたい。でも、地元の人にここで、テントはって一晩過ごしても大丈夫?って聞いたら、オッケーオッケーっと返事。信じるのは自分次第ということで、日が暮れる前にテントを張り食事を済ます。なんか気を集めて日をおこして、テントを張ってと久しぶりにキャンプをして、(ていうか野宿?)なんか嬉しかったわ。娘にとっても初キャンプ。なかなか楽しんでた。さすが遺伝子には逆らえへんのかな?
日も落ちすっかり暗くなると、ちょっと心配になって車がきたら、家らの車にぶつからんといて―やとか、同じように近くに車が止まれば、何しにきたん?って思うし。でも疲れもあって、早々にテントに潜り込むと今度は女の人の話し声。どうやら二人で散歩にきてるみたいやけど、これを境に安心したのかグッスリ眠りの淵へ、、。

翌朝、並の音と微かに聞こえる火tの話し声で目が覚めると、6時。辺りを見回したら、潮が引いた浜辺を家族で、夫婦で、友達で散歩してる人に多いこと。更に、漁にこれから出る人、夜釣りから帰ってきた船、昨夜にはみかけへんかったけど同じようにテントを張って野宿をしてる人たち。と、そこへ家族やろうけど女の人の群れが近づいてきたから、挨拶をしたら各々に返事をして握手までしてくれた。興味深そうに私と娘を見て、ピアスをしてない娘を男の子?って聞いてきた。私達を(特に娘)携帯で写真を撮って帰っていった。後に旦那が一人の女の人は私を上から下まで不思議そうに眺めてたとか、、。


簡単に朝ご飯も済まし、早々に本来の目的地マスカットへ向かう。段々車の量、車線も増え、簡単な道のりであるはずが、やや入り込んだ感じに思えたのもつかの間、港町に到着。よく写真で見る風景で、マスカットといえば、の写真に使われてるマルタっというオールドマスカット。大小の豪華客船やら石油を積んだ船が停まってて、気持ち的にもやっとついたって感じ。ここで休憩がてら昼ご飯を食べスーク(商店街)をうろうろ。それにしても観光地だけにたくさんの旅行客。ヨーロッパ、ロシア系の人が多いみたい。再び車を走らせ、ちょっと小ジャレタ町並みを抜けると、片や岸壁に建つフォート(昔の見張りどころ?)片や海。岩山を削って作られた街やからか、坂道、くねり道の多いこと。
サインもなく1回は見落とした所が、今回の目的地ヨットセンター。ここではテントを張って宿泊できるし、お手洗いにはちゃんとお湯がでるシャワー付き。一泊も2500円?と安!。同じ日程でマスカットにホテルをとった友達夫婦は一泊1万って言ってた。ちょっとした台所付きやから、簡単なものは用意できたんやろけど。
それにしても金持ちはいるねんな、あるわあるわのヨット。ここはヨットの駐船場で、ここから乗り入れがされるけど、プライベートビーチとしても使われてるから、変な意味で地元の人とかは入ってこーへん。せやから、、

今回のお題、のびのびたやってんな。

せやないと、特にインド系アラブ系の殿方の視線の痛いこと。これはここに住んでる西洋人の女の人はみんな言ってる。
だって、普通の海とか行くと、インド系女の人は服着たまんま海に入ってるからな、、.

前日同様、日が暮れる前にテントを張って、と用意してる間に、娘はねむたくなったのかシートの上で寝てる。
BBQセットも借りれたから、暗闇になる直前に料理もなんとかできたから、旦那と食べ、海から月が昇るのを眺め、漁船が行き交うのを見て、、となかなかにのんびり。
が、蚊っが!!特に寝てる時にぶーんとやかましい!!蚊取り線香、家にあったけど持ってこーへんかってんな、、。一回は手にしてたのに。後悔先にたたず。
それでも、翌日朝も早くに起き8時前から海で遊ぶ。水はかなりきれいで肉眼でも魚が見えたから、ゴーグルをつけてみたら、いるわいるわのいろんな魚。他の人たちも結構シュノーケリングをしてたから、早速セットを買って再びトライ。通称カナヅチな私は全身が水の中に入ること到底難しく(それでも過去1回スキューバダイビングはした)、海の下を見渡せるだけで満足に浅瀬を泳いでたら、ふと一組の魚が一緒に泳いでることに気づいてん。何か可愛いな、とか思ってるうちに段々仲間は増えていって、、。ある人らは大きなマンタを見たって言ってたし、旦那は張り切って遠浅の方に行ったらそこにはたくさんのビールの缶とウニがあったらしい。ここも禁酒の国やから、飲んだのは誰?

楽しむ親を横目に娘は少し疲れもあったのか帰る日朝起きっぱなしから、しんどそう。ぐったりしてて、心配してたら、急に元気になって遊びだした。水にこそ入らへんかったけど、砂で遊んだり。でもちょっと昼寝して起きたらまた変。ちょっと私も太陽浴び過ぎたんかしんどいな、って思ってたから面倒になる前に帰路へつくことに。
車を走らせてしばらくしたら娘は案の定寝だしてんけど、起きてしばらくしたら車酔いかな、ゲロ。この時点でもう5時ぐらいで、どう考えても家につくのは夜。お腹も空いてきたし、まずは簡単に食をとって再び走り出したら、またまたゲロ。近くのホテルで泊まるってのも考えたけど、私も娘も家に帰りたかったから、一路目指すは我が家。
国境ちかくの山道は工事をしててかなり不便。行きは昼間やったからそう感じひんかったけど、帰りは暗いししかもお前方大きなトラックが5、6台と続いてる上ゆっくりやから後方が渋滞。私らもいらいらして抜くにも対向車が見えんから絶対の直線が車で仕方なく後をついてたけど、土地の人らはここ!って思った所で、2、3台の車がトラックをごぼう抜きしていった。その向こうで対向車が近づいてくくるのも見えて、家らの方がひぇぇって言わなあかんぐらいやった。

なんとか関門もくぐり抜け、我が家についたのは夜遅く。娘もなんとか落ち着いたみたいやから、良かった良かった。
計3泊四日の旅。観光名所とかいかず、ビーチでのんびりしてたから、まだマスカットをちゃんと見たとは言いがたいけど、かなり印象はいい。人々が気さくやし、景色もちがう。隣国やからまた是非行きたい所やな。

そうそう、このマルタは魚市場もあって勿論毎日新鮮な魚が手に入るねんけど、大きなマグロがごろごろ会ったのはちょっとビックリした。アリと刺身で食べたいな、なんて言いながら。でも、上手はおって地元の人は港とはいえ海はかなりきれいで、魚がよく見える。せやから餌付けて自ら漁をしてた。タダやん!



しばし、お待ちを、、

2009-04-21 22:11:38 | 徒然草子
なんか、私した?何があかんかったん?
折角、久しぶりに気合いを入れて更新に乗り込んだのに、投稿直前に全て、さよならー。
虚しすぎる。恥ずかしいけど、大した内容ちゃうけど、3日掛けてなんとか出来たのに、それやのに、、、。

今回のお題です。
しばし、お待ちを、、

かなり現時点へこんでるし、今も晩ご飯の支度中。なるべくすぐブログに向き合うようにするけど。
はぁぁぁ、、、

だらだら、、

2009-04-08 16:27:26 | 徒然草子
いやー、なんてことはなく別に忙しくもなかったけど、なんか1ヶ月も更新してない!数少ない閲覧者?からもご指摘があったけど、ほんま何となく月日が経っていってた。(ここは夏日よりやけど)春やからかな?のんびりしてしまってる。しかも最近はちょっと車も運転しだしたから、昼間にプールへ行ったり、友達の所に遊びにいったりとしてたかな。

こういうことを書くと贅沢っぽそうやけど、ここに住んでる外国人の多くの人たちはホテルがしてるクラブに入ってて、プール、ジムとか使えるし、場合によってはいろんな特典付き、てのがある。確かに決して安くはない?あれ?安いんかな?月1万ぐらいやけど、個人的価値観は置いといて、ここにはカナダではタダ、日本ではまあまあ安く使える市民プールなんてない。他に遊べる所も少ないし、こういう場所はいろんな意味でも貴重。ショッピングモールに行くってのもあるけど、プールで涼むのが一番のいい方法。ちょっとおやつとか持っていって、2時間程遊んだらええぐらいかな?2歳児と一緒やと。最近は娘も腕輪してやけど、プカプカ浮けれるようになって、水で遊ぶ楽しさがわかってきたみたいやからよく行こう!って言ってくる。
反面、ここに来てから娘のアトピー性皮膚炎がひどくなってきたからプールはなぁ、、それやったら、ちょっと足ださなあかんけど海の方がええんかな?と思ったり。実際1年の年会費払って、どんだけ利用してるかいうたら。そうでもない。なんか勿体ない気もするから、自由に身動きでる時に行こうということで、私と娘は最近よく行ってる。

それにしても、ここの運転は荒い。横入りとか素人レーサーがわんさか。高速なんか普通緊張するもんちゃうと私は思ってたけど、ここでは違う。時速100~120で走ってる中バックミラーを覗くと、後方からくるわくるわ凄いスピードで。抜かしたと思うとたちまち前方の彼方へ消えていく。そんなんがバンバン。しかも少々混んでてもジグサグでほんまに5センチもない?てぐらいの隙間をぬって少しでも前へ前へといく。遅い車をあおるのも普通。世界のあちこちで地球環境問題が取り上げられてるけど、ここではそんなのはない。走るのは四駆の大型車が殆ど。ガソリンが安いってのもあるけど、それでもひどい。私らは軽自動車やから怖い。車の大きさが運転を更に大胆にさせてる所もあると思う。せやから、至る所で衝突事故なんてざら。ちなみに、この国かな?世界一事故率が高いらしい。カーシートなんて地元の人とか取り付けてへんし、未だに赤ちゃん抱いて助手席とか当たり前。
せやから、運転は慣れた頃が怖いから常に肝に命じて、初心忘れべからずで、安全運転。
ほんまに。

と、今回はなんかほんまに前編、後編、何の脈絡もない話で終わってしまいました~。
ちゃんちゃん。