キムチ

この休みにドバイに言った時に見つけた新しい韓国のお店で、大量に日本食を買い込んだ時に実は韓国唐辛子も買ってみた。
ずーっとキムチを食べたい、作ってみたいと思ってた私。
キムチはここ最近になってフランス系の大手スーパーがアジア食材を売るようになってから、棚に置かれてるのは知ってたけど、やっぱり高いし味もわからんからなかなかてが出せへん。
そこでないなら作れ！で海外暮らしをしてると日本の味の恋しさに頑張る事に。
それと、自分で作ると、何を材料に使ったかよくわかるので、安心。

いろんなレシピサイトを見て一番作りやすそうな材料で挑む。
何しろ材料が手に入らんと作れへんからな。
とりあえず、流れにそって仕込みから２日かけてなんとか姿形見は普通の白菜キムチ。
後は味見、、。まだしてない。

今日、いよいよ私達の乗ってた車を次のオーナーに引き渡す事に。
旦那が仕事から帰って来た後、保険、車の名義変更をしにいく。
と、ここで私達がこの車の支払いを済ませていると言う証明書がいると言われ、それは持ってなかったから明日旦那が銀行に行ってもらいにいく事に。
せやから今日はまだ手元にある。
なんかへんな感じ。

今週に入ってから娘が風邪を引いて（正確に言うと週末から）学校を休んでる。
元々薬嫌いな娘に飲ませるのも一苦労。気が向いた時に少しだけ飲んでくれるけど、早く元気になって学校に行って欲しい、、、。

お団子

ここ数日、夜中に必ずベッドから落ちてる娘。
新しい家に引っ越して来て、部屋にあるベッドは結構大きくて高さもある。娘はその広いベッドを最初の寝だしは、自分一人で使いたい放題、転がり放題。
寝相が悪いのは誰似か、心配やからベッドワキに柔らかいぬいぐるみとか、余ってるシーツとか毛布でカバーはしてるけど、見事に落ちてる。で、その後は決まって（まあ落ちひん日でも、気づいたら私らのベッドに潜り込んでるときもあるし。こないだなんか、ふと夜中に旦那の肌にしてはやたら弾力がええなーと思って足で娘のお腹辺りを触ってた）私らのベットに川の字かHの字で寝るねんけど、（ひどかったら、Tのときもある）私はいっつも脇に追いやられてる。蹴られるのも嫌やから、背中を向けて、ぎりぎりのところで。
これは娘がいなくても一緒で、気づけば旦那が真ん中で手足広げて寝てる。迷惑限りない！ということで、折角広いベット屋のに隅っこで毎晩寝てる私。気づけば私の足も半分でてる。

そう、その餅もちっとした肌の娘のような団子が娘は大好き。
きっかけは、この夏の日本で。近所のスーパーで久しぶりに見かける日本の美味しそうな物にウハウハな私。
ふと、みたらし団子に目が付き、これ好きやねんなーっとカゴへ。ちょうど、人数分入ってて、初めて食べる娘に『よぅ、かみーや』と注意して食べだす。
すると、娘も気に入ったみたいで、それ以降買い物行く度に団子。もうどこに並んでるかわかってる。と、ある時ふと違う物が一緒に並べられてるのに気づく。
と、それは三色団子。これも、結構お気に入りやけど、さすがに最後のよもぎは半分食べてお終い。
日本で娘は団子を始め、これはもっと小さいときから好きやったけど、納豆、うどん、そうめん、ラーメン、お好み焼き（さすが関西粉もんばっかり、、）
と庶民グルメを楽しむねんな。
それは、アラブに戻ってからでも同じで、あれ食べたい、これ食べたいと言ってくる。
そこで、この団子。
前々からスーパーで売られてる、粉。
日本でもよっぽど団子の粉やら買って帰ろうかと思ったけど、止めた。
というのも、いっつも、見てたらよくわからへんねんな。種類があり過ぎて。
白玉粉、上新粉、団子粉、とか何を作るのにどの粉を使ったらええんかもわからへん。
私は、買い物する時いっつも原材料をみるようにしてるから、どの粉がうるち米かもち米を使ってるか、ぐらいの違いはわかるけど。
ふと、その時に確かアラブでもあったよな、、と思いその時は止めてん。
ここで、今の所目につくのがライスパウダー。フラワーって表示されてないと事に？あとは、グルテンライスフラワーってのがあって、これこそ団子を作るのに最低なはず！と思い、カゴへ。
しばらくしてから、謀ったかのように娘が団子食べたいって言ったから、早速作ってみる事に。
娘も手伝ってくれたのだか、ぐちゃぐちゃにしたかっただけなんか、なんとか出来上がる。水と粉混ぜる時にあんなに手にひっつくもんなんかな？
それでも、形にはなって、きな粉で食べてみると、ちょっと固いけど美味しい。多分団子が大き過ぎるから、今度はもっと小さくしてみたら、ええんかも。
でも、日本のお米じゃなくてどこやろ？タイあたりのお米ちゃうかな、ちょっと独特の臭みがあるねんな。でも、贅沢は言えんから、これで満足としよう。
そういや、最近こっちのおフランス系の総合スーパーで、冷凍の枝豆、ささがきごぼう、レンコンスライス、和風煮物ミックスってめちゃめちゃ業務スーパーで売られてるような食材がお手頃価格で売られてた！これは大喜び。特に枝豆はドバイかアブダビのそれ系の店にあるけど高いってのは聞いててんな。でも、何故かめちゃ安い。冷凍庫一杯なんはわかってたけど、売り切れゴメンやったらいらんから、これも早速カゴへ、、。
後は納豆がきたらな～。旦那と娘は大喜びやろうに、、、。

でも、最近目覚ましく日本食が増えてるような気がするから、ちょっと今後に期待。
アルアインの桜クラブ（いつぞやの前ブログ参照）の後押しもあるんかな？

赤い実

日本で美味しい物を食べて帰ると、帰った直後はあーラーメン、うどん、寿司、食べたい、、としばらくは恋しくなるものの、毎日の食生活は依然と和食を心掛けながらも、１週間のうちに、煮物、野菜炒め、魚、を始めパスタ、チキンの何か、カレーとか大概パターンは決まってくる。

でも、今回の帰国後は結構強い衝撃にかられて、カナダにいてた時はそれでも、日本食レストランもたくさんあったし、食材もまあ買えたしやったけど、ここではかなりの限界有り。
ちょっと、日本食が充実してきたような気もするけど、まだまだ。
こないだもアブダビ（首都）に行った帰りに日本食が売られてるお店へ寄ると、私らの街にある支店とは比べ物にならない豊富さでうわっと小躍り。でも値段を見てすぐさま意気消沈。それでも普段買えへん物を数点買い、ちょっとほくほく。この食材はその後恐ろしく大事に使われる事になるけど、、。
そんななか、最近はうどん作りにも挑戦をして、まだ納得いくとこまでいってへんけど、日本食の飢えをしのぐのにはまあまあ。かな？あと、出来るだけいろんなタレとかつゆとかも、こうなりゃ手づくり。安く上がるし、安全やし。某料理サイト様様。
毎日の献立、悩むわ、、。できるだけ美味しいもの食べたいもんな、、。
お食事を用意されてる方々、毎回ごくろうさまです！

普通のスーパーでも最近はオーガニックの野菜も売られてるし、えのきもあれば白菜もあるし、もちろん未知なる食材も。
いつも、買い物する時、同じ店に何回も行ってるのに隅々まで見んと気が済まへん私。何かが特売になってるかもしれんし、新商品がおかれてるかもしれへんと、暇人はこんな事も出来る。
そこでこないだ、ふと目についたのが、、、小さくて丸くてつやつやしてる赤い実。
これは、もしや、、と値札をみると、やっぱり。
レッドカレント。て、日本名でなんて言うんか知らんけど（あるんかどうかも知らんけど）普段はシリアルに入ってたり、ジャムとか、焼き菓子に入ってたりで、何回かは口にした事はあるけど、生は正直初めてかも、、。
もしかしたら、いつぞやに食べたケーキの飾りに使われてたかもしれんけど。
興味もそそり、そんなに高くもなかったし、娘のお弁当を飾るのにもいいかなと思ってカゴへ。

帰ってから早速食べてみると、、
ふ～ん、酸っぱ。
が第一感想。
で、見た見に似合わず？中には結構大きめの種が数個。大きさはほんまに小さくてグリーンピースぐらい。
これは、娘もすぐペッて吐き出したし、普段なんでも食べる旦那もあんまり食べず、その後ずーっと冷蔵庫の端に。それでも、私はたまにつまんでは、この野性味溢れる赤い小さな実をヨーグルトにいれたりして何とかシワシワになる前に完食。
まあ、いい勉強になったわ。と自分に言い聞かせる。

あ～これこれ！

そう、あれを初めて飲んだのはまだ小学低学年ぐらいの時かな？
なんで家にあったんかも知らんけど、一時は飲んでたな。ちょっと酸味もあってでも甘いこの飲み物。
普通に大好きでも、嫌いでもなく飲んでたけど、それを機に最後はいつ飲んだんやろ？

カナダで住んでる時も多分買い物の時目の端には会ったような気もするし、なかったような。
それより、初めての海外生活。日本で見慣れへん食材やら調味料、それを理解する事に興味が尽きなかった私は正直あんまり気にとめてへんかったかも。
それがこのアラブに来てまたもや見かけるとは。しかも陳列棚、結構場所っ取って。
この時もあんまり気にもせんかったけど、ある時ふとこれって、もしかして、、、。と思い、てに取って見てみるもいっつも戻してた。
それがひょんな事に、旦那のいってる仕事場の（アラブ系）同僚が毎日かな？これを飲んでるって勧めたらしい。
なるほど、アラブの人はこれを習慣的に飲むんや。せやからいろんな銘柄があるわけや。と納得。

その気になる？飲み物は、、

リンゴ酢。

奇しくも、いつもは買わへん私がたまたま覗いた店で、何でか解らんけど元値よりどーんと値下げていうか、儲けあるってぐらいの、捨て身の１DHS（！？！？）約３０円？？てことで、まずくてもええや、と買ってたのがあって。（虫の知らせやな）その数日後に旦那がこの話をして来た。彼らはこのリンゴ酢とリンゴジュースと１：５？ぐらいの割合で飲んでるんかな？まずは習わしに沿って飲んでみる。ていうか、普通にリンゴジュースに酸味が後でちょっとぐらいで、普通に美味しい。でも、リンゴ酢自体りんごからの甘みも出てるからか、甘すぎて昔のようにお水で割ってみたら、うん！美味い！！私はこっちの方がええわと思って、それからはその方法で。
健康オタクではないけど、なるべくヘルシーなもんを取る，するように心掛けてる私。
酢の事は知ってたけど、最近は黒酢とかの方をよく耳にしてて、ちょっとこれには抵抗が。
料理でもよく酢を入れるとまろやかに、とかお肉が柔らかくなるとかあるけどあんまり使わず、ドレッシングの時に使うぐらい。
正直娘がこの世にめでたくも生を受けてから私の慢性疲労は隠せず、こんな時には酢なんか効くんやろうな、とか焼き肉ガッツリ食べた方がええんかな？とか思ったけど。

このリンゴ酢。飲み始めて約１ヶ月ぐらいかな？毎日飲んでるわけちゃうけど、体調に何か変化があったかというと、、別にナニもない。
その間風邪も引いてるし、昼過ぎからへたり始めて、夜になったらくたばってるからな。

やっぱり維持する事に意味があるんかな。気まぐれでするんじゃなくて。
そういや誰ぞや家で野菜とか果物でジュース（スムージィ）を作って飲んでるって言ってたな。
それなりに効果はあるんかな？

ピナ～ツ、ピナッツバタ～

やっぱり海外に住んでると、恋しくて愛おしい日本食材が手に入りにくかったり、高かったり。
かくなる上は、似たもんで間に合わすか（誤魔化すか）若しくは作ってしまう。

世の中便利な時代で、インターネットが普及してからは益々いろんな事が手に取るようにわかり、調べたい事もほぼわかるという、この上なく有難い！

最近も、アルアインの友人がしめ鯖やら鰹のたたき等を食卓にのせたそうな、、。どれも、私の好みやわ。食べたい、、。
簡単やから！の一言で今度新鮮な魚が手に入ったら是非挑戦してみようとは思ってるけど、、、。
そんななかで、最近久々に手作り？といえば大袈裟すぎるほどやけど、ピーナツバターを作ってみた～。
ここでわざわざ写真を撮って載せる事をせん私。ほんまに作ったん？と疑われてもしゃーないけど、ほんまに簡単やった。
ピーナッツを煎って、ミキサーの付属品でついてたミルサーで砕いて、すりこぎでひたすらする。
けど一向にバターにはなっていかへんし、完全復活して体調で挑んだからすぐへたる。どないしようか、、と思ってふと、そやもう一回ミルサーにかけてみよう、っと思ったら、これが大正解。
騒音のなか段々クリーミーになっていって見事に完成！
ここの店で見つけられるピーナツバターは砂糖やら、塩、変な油分が含まれてるのが多いからイヤやってんな。でも、カナダの時からそうやったけど、シンプルなんて、原材料は「煎ったピーナッツ」としか書かれてへんねんな。（私はいっつも物を買うとき、特に加工品は原材料をみて、変な数字とか分けわからん言葉が載ってたらなるべく避けるように心掛けてる）
せやったら、後は手法だけわかればできるやろ？ってのが私の極論。

昔カナダのジャパレスで働いてた時の料理人に「レシピとか教えて下さいって言われたらどうします？」
て聞いたら、以外や以外「教えるよ」とのこと、結構ケチな私は「え？そしたらお店の味とか俺の味みたいなんがコピーされてしまうかもしれんけど、いいんですか？」て聞くと「レシピだけ知っててもあかん。肝心なんは作り方。その材長、調味料を入れるタイミング、ちょっとしたコツが大事」との事、ううんん、さすが某有名ホテルで副料理長までになっただけあるわ。

そして、月末の給料前。前から気になってた鉄鍋を買う事に。
こっち来た時に買ったテフロン加工のフライパン一つで炒め物はずーっとこなしてきたけど、いい加減こびりついてきた。
普通の平たいフライパンやけど気持ち中央が高くなってるやつで、パンケーキとか脂っこいお肉を焼く時にはええけど、焼きソバとか野菜炒めとかには不向き。せやから、今回は炒め鍋というのを購入。しかも、日本製で日本語の宣伝付き。
そのまま道具屋筋（大阪は中央区ミナミ）でも売られてそうなん。
この国では案外日本製品が見受けられるねんな。通訳無しで。
なんか鉄鍋って使うの面倒くさそうやけど、これもちゃんとネットで調べた。
自分の知識を惜しみなく分けてくれる方々のサイトでどうやったらええかわかる。素晴しい！

で、給料前残高は牛乳が買えるぐらい、、。
ああ、、、いまセールしてるところやのに、、、。
後３日程我慢我慢。

宿敵かぼちゃ

先週から引き続き、まだ家族中が完治してない中、やってしまった私。
一応、主婦。一応、ご飯の支度もそれなりにするわ。

カボチャ。
ハロウィンはとっくに過ぎたよなー。日本でもそれなりに仮装とかしてそうやけど、ここでは全く。お店でちょこっとした物は売ってるけど、全く。その週も娘のナーサリーでこの日はハロウィンを意識した服装、色合い（オレンジとか）で来て下さいってお知らせがあったけど、その日は行く日ちゃうからあかん。でも、当日ぐらいせめてジャックオーランタン（カボチャの切り抜き）がプリントされてるオレンジの長袖シャツを着たらええのに、その日は気分じゃなかったみたいで、無縁な普通の服。
最近は自分の着たい服を選ぶから、嬉しいんやらなんやら。朝の忙しい時に、１回着てはこれいらん、て着替えだすし。勘弁してや、、。

そうそう、カボチャ。

本題はここから。その日はカボチャをなんとかしようと、皮を剥き出してんけど、私の悪いくせが、こんな分厚い皮でもリンゴの皮を剥くように切っていく事。これで何回も指は切ってるのに懲りひんなー私も。そん時も、あ、この切り方やったらいかんなぁ、と思って止めようと思ってた矢先に、、左手の親指、爪の辺りをザクリ！すぐさま、人差し指とその親指のお腹同士をぎゅーって（傷口を塞ぐ為に）して、傷は心臓より高い所にするってのが私の鉄則やからその格好でじーっとして約５分。そーっと圧力を抜かすと，，，出る出る血がまだ出る。こんなんで病院に行くのも恥ずかしいなーと思いながらも、病院へ行く事に。
というのも、よくよく指を眺めてたら、ある事に気づいて、何かと言ったら、、
指先の爪際の皮膚を切ったと思ってんけど、爪の表面左側の真ん中辺りの爪が割れてる？どういう事？血も上から左側にかけてでてくるし、、あああ、これ以上考えられへん！ていうか、想像もしたくない。なんしか痛いというよか、ドクンドクンっていう響きの方が強く感じたからさ。
事の末端を病院近くに住んでる友達に話したら、「今は娘を迎えに学校にいてるけど、その後家によって病院まで連れて行ってあげる」と言ってくれてん。傷口はラップで傷口（血）が空気に触れないようにギュッて巻いといて。といわれ、そうする事に。ラップ巻きも一人じゃ出来ひんから、同じアパートの友達の所にいてるメイドさんが家にいてたから（スリランカン人の女の人）彼女に説明をして、巻いてもらってん。で、テーピングもしてくれてんけど、ぐるぐる巻く巻く。多分３メートルぐらい使ったんちゃうかな？ってぐらい。しかもラップを巻いてる途中にも血は出て来てから、ピチってしまり感はない上からのぐるぐる巻きやってんけど、テープが皮膚についてへんのにぐるぐるで、なんかごそごそラップも動く。でも、一生懸命してくれてる彼女には言いにくくて、「頑丈にしとくな！」とぐるぐる。かろうじて、ちょっと皮膚にも巻き付けてなんとか終了。

病院も普段やったら歩いていける距離やし、その日は娘のナーサリーの日やから車もあったけど、なんしかぎゅっとしとかんと血が出るのでお言葉に甘えて、迎えに来てもらう事に。友達は緊急に行こうといい、「もしかしたら縫わなあかんかも、、」と。私自身は結構冷静でいれて、どれだけ病院で時間を過ごすかわからへんかったから、娘は友達の所（ちょっと上のお姉ちゃんがいる）で待っといてもらうようにお願いしてん。この説はありがとうございました。

先生が見に来てくれた時、一応説明せなと思って，「イヤー実は晩ご飯の支度でカボチャ切ってたら、切ってしまってんなー」、と恥ずかしながら話してたら、ちょっと笑いながらも、あんまり話さないで、って感じで「シー」と言われた。
しかも苦心のテーピングを外すときも、慎重にはがし始めてたけど「凄いなー（笑）」で、最後はナースがはさみで切り出した。
肝心の切り込みはというと、どうやら爪の裏をザクッといったらしい。せやから痛みがそんなに感じひんのかな？もし身を切ってたらもっと凄そうやし。
一番ええ方法は、、爪を剥がして消毒して、、？は？なんですと？いやー、それはちょっと勘弁してほしいなーって思ってたら、それか今は傷口をぎゅっとくるんで、様子を見て傷口が炎症とか何も起こってへんか見る。で、もしあかんかったらあ爪を剥がす（やっぱり？）それやったらチャンスとしてまずぎゅっとくるんで抗生物質を飲みながら様子を見る方がええやんと思って、そうする事に。

思いのほか診察も早く終わって，支払いの時も保険でカバーされるから目安はついたけど、緊急は初めてやからなー、どうかなって心配してたら、いつもより少ない。けど，薬はいつもはこれまたカバーされるから大概タダやけど今回はかなり安くしてくれたけど、ちょっと払う事に。

娘を迎えに行くと、ご機嫌で遊んでた。その後はちょっとお茶も呼ばれて帰路へ。
その間、旦那の携帯に連絡をいれど一向に返事もないし、電話をしても電源が入ってないか、、のメッセージ。最近は仕事を残業して車がない日は私が迎えに行くはめになってたから、その日も何の連絡もないままやったからどないしょ、って心配してたけど家にちゃんと帰ってた。あれこれ説明したら、勿論知らんかったらしくビックリしてた。（携帯の充電が切れてんて）

その後帰ってから中断してた晩ご飯の支度、始めたわ。事の原因となったカボチャも食ってやった！わはは！

イフタ

　先日プールで泳いだ後帰りにスーパーに寄って買い物をしてる間、旦那と娘はお腹がすいたらしくデリコーナーで何かを買って車の中で食べながら私の買い物を待っとくといって、別れてん。というのは、今はイスラム教で大事な聖なる月、ラマダンで日没まで何も口にしたらあかんというこの国ではちょっと辛すぎる試練。そう、これも一つの意味合いでもあるらしいけど、異教徒の私らは、家の中やったら飲食はしてもええけど、外ではあかん。小さい子は（６歳ぐらい？）モスリムの子でも除外やけど。
　せやから旦那も車の中で隠れて食べるという魂胆。これで、せかされんとゆっくり買い物できるとセイセイしながら、物色してたけど、さすがに私もお腹がすいて来て、いくら昨日の残りを温めるだけいうても、早く帰りたくなったから早々とレジへ。と、ふと目に入ったのは嵐。ここでは珍しく風が砂やら雨やらゴミやらをまき散らし、デーツの木もうねってブーンブーン。みんな、出るに出れんで足止めくらってる。高い建物がないからか、稲光もよく見えるし、そうそう、この国にはこういった天気も要る。そういや、去年の今頃もある一時だけよく砂嵐とか夕立みたいなんがあったけ、片手で足りるぐらいの回数だけ。
ちょっと滑りやすそうな床をゆっくり歩いて、なんとか車に乗り込んで帰宅。せっかく前日に車の整備点検できれいになった車体もすぐさま砂まみれ。トホホ。

この９月はたくさんの人の誕生月でもあるねんな、なんでか。我が母、義父も含め、相方旦那、友達とその息子。
せやから、この際ここにいてる３人で一緒にお祝いと題して、両家族奮発する事に。
それが今回のお題でもある、

イフタ

これは、先にもちょいっと述べたけど断食明け（日没後）に食べる食事がそれにあたるもんで、１日１回の食事やから豪華な食事が用意されるらしい。実際の家庭ではよくわからんけど、それでも普段よりかは食材の消費量も違うとか。

私らが予約を取ったのホテルは、ジャミラ　ビーチ　ホテル　でのビュッフェイフタ。（興味のある人、暇がある人検索してみては？）
残念ながらカメラ故障中やから１枚も写真取ってへんけど、ほら、あの有名なヨットの帆の形したホテルのすぐ横。ここも遠くから見たらそれなりに船の帆の形。これを全体で見たらうーん、きれい。
凄いホテルのわりにはたくさん人がいて賑わってたせいか、子連れでもおどおど？せんと行けたのが良かったな。場所は簡易テントとはいえ立派に建てられてるところで、料理はアラビア料理が中心。ビュッフェはいろんな料理が食べれるのが魅力的。こんだけのホテルやから出す物もええやろ。みんなかしこまり過ぎてへんよそ行きの服を着て、お酒はないからワイングラスにお水が注がれて、、。早出陣。

うーん、フマス（ひよこ豆と練りゴマを合わせてペーストにした物）も、ババガヌーシュ（グリルした茄子の皮を剥いてこれまた練りゴマで合わせペーストした物。どっちもピタパンに付けながら食べる。）も美味しい～。
サラダは普通。メインも美味しかった。何点かは凄く美味しい！って思ったのもあるし、どれかは、？。こういう味？って思ったのも。この時点で高いお金払ったから美味しいはずと言い聞かせたけど、満点はつけがたいな。旦那は美味しい、美味しい、友達家族もそれなりに楽しんでたみたいやけど。用意されてたんが円卓で、しかもかなり大きく１０人掛けかな。相席こそならんかったけど家ら７人で微妙に席が離れてて話がしにくかったわ。ちなみに後ろの円卓は日本人家族何組かやった。
まだ、私らがメインを食べてる間に、他の家族がどこからかデザートを取ってる姿がちらほら。でも、家らの席からどこにあるんかよくわからず、子供達は気づいてへんのか目の前のご飯よか、デザートよか遊ぶのに精一杯。でも、大人達は『ちゃんと座りなさい』とか『これ、ハイ、食べて』といいながらも首を伸ばしては一体どこにあるのやらと探す。
メインでお腹が膨れたとはいえ、別腹はやっぱり用意されてて、デザートへ。
う～あるわあるわ。これまた、見た目にも美味しそうなんがたくさん。アラビアンスィーツも然り普通のケーキもわんさか。
あ、これも、うーんこれも、と段々お皿の中が増えていく。娘と一緒に食べるからなと、誰ともなく言い訳をして、更に増えていく。吟味してる途中パテシィエが新しいのを持って来て整える。『どれもこれも美味しそうで、全部食べたいわ』って言ったら笑いながら『どうぞどうぞ、全部食べていいよ』と。既になんかわからんけど、罪悪感に襲われてるから、フルーツサラダもちゃんと脇に置いて、席に戻る。
あー、幸せ。コーヒーをすすりながらも我ながら恐ろしく食べてる。娘は勿論美味しいとこ取り。それも計算した上やったけど。お腹一杯に満たされた満足感とちょっと食べ過ぎたかな？ていう罪悪感を背に、会場から出ると、すぐ前の芝生が敷かれてる広場で子供達は大はしゃぎ。シュガーハイかな？。一通り遊ばせて、さあ帰ろうかと出れば、待ち受けてたかのようにホテル内を走るカートがスタンバッてる。ちょっとしたホテル内のドライブで写真を取るのに絶好の場所に連れて行ってもらい、友達は一生懸命取ってた。ちょっとビーチ沿いも走ったけど、中型ヨットがデン！デン！っと停泊してる。中から音楽も聞こえるから明らかにパーティかなんかしてるんかな？金持ちってホンマにいるねんな。て思ったわ。
残念ながら写真がないけど、友達が撮った写真、後に転送してもらったらまた載せます。

そんな、断食も今週末で終わるんかな？そしたら１週間程休み（イドと呼ばれるもので、身体をいたわる期間らしい）。その後は生徒がようやく登校するんかな？この国でも結構ブタインフルエンザの事は注目されてるみたいやからさ。
カナダに帰ったときは然程騒いでる様子もなかったけど、イギリスではメディアが凄いあおって、パニックってたって言ってた。国によって捉え方が違うみたいやな。日本はどう？そうでもなさそうやけど、、。

泡泡あわわ～

ちょっとこれは、先日行ったオマーンのワディのハードなハイキングの番外編ぽくなるねんけど、、、

車を降りてから細い道の脇にはいろいろな果物がなってる木々が生茂ってて、ここがほんまに砂漠やら岩山の中かな？って思えるぐらいで、空は青いし木々の隙間から降り注ぐ灼熱の太陽の日差しもここならええ具合に感じれて、、。その細い農道というか、車１台がやっと通れる脇にはきれいな水が流れてて、これこそがこの木々を健康にすくすく育ててるねんなーなんて。かえるも結構みかけて、いかに水がきれいかってことやわな。

そんなに大きくない農園をすぎると急に先には岩山が見えてきてるし、足元もジャリ道。それでも水は流れてて、、。と、一生懸命おじさんがその水を汲んで大きい水色のドラム缶に入れてる。何してるんやろーな？おおかた、この水を運んで野菜とかにかけるんやろうな、なんて言いながら興味深く近寄っていくと、、、。確かに私らの予想はある意味あたっててんけど、ちょっと考えが至らなかったことが、どうやら虫除け液を作ってたこと。近寄るとドラム缶の中には、、、

泡泡あわー！ぶくぶくー！！

で、作ってるおじさんは眩しそうに笑いながら説明してる。
なんとなく私らは引いてしまって、、あ、じゃ、、なんて言ってその場を後にしたけど、、。
その後は先のブログ通り、水浴びして楽しんでたからそんな事すっかり忘れててん。
帰り道、またまた農園を通りかかってあっちこっち見回してたら、、あ！！さっきのスプレーでガンガン野菜にまいてる！

３週間かぐらい前のことやけど、朝いつものように歩いて１０－１５分の公園まで娘と遊びに行ってんけど、公園手前の所でふと視線に入ったのが、このクソ暑いのに（あら、失礼）全身スーツを着込んでる人が突っ立ってて、どうやら私らが過ぎ去るのを待ってる感じ。なんやろ？と思いながらちら見をしたら、手に細長ーいホースみたいなんを持ってる。そのホースのは石油が入ってるトラックの小さい版に繋がってて、私らが通り過ぎてから振り返ると、シャーっとデーツの木（実）にかけてた。
ここも暑いとはいえ、春なんか花が咲いて、デーツも実がなってきてるから、これも害虫よけやってんやろうな。

農家に携わってる人、ちょっと家庭菜園して、害虫が及ぼす被害が大変なことを知ってる人には申し訳ないけど、それでも目の当たりにした私は、ちょっと引いたわ。ここ何年かで北米、ヨーロッパでオーガニック食品が見直されて、その規格も厳しくそれこそ値段にも反映して、かなり割高でも身体の為にいい物を、とかできるだけ地産食品をとるようにとか、、。そんなんが日本にも浸透し始めた頃は、値段も落ち着いてきて、、という考えが普通になってきた環境から、この国に来て、どうやら農薬の使い方は凄いらしい、、と噂では聞いてたけど、実際はよくわからず。今回見たのも一体どれぐらいの濃度で、どんな割合でつかわれてるのか、知らんし全くそう言った知識には興味はあるけど皆無な私が物言いするのも変なんは重々承知やけど、やっぱり暑い日差しの中そのスプレーを野菜にまいて、それが光に当たってキラキラ　うーん、なんか違う、、。

娘が産まれてからはやっぱり出来る限り範囲で出来る限り、身体に優しい物を食べさせてあげたいと思ってたから、今回のこの光景は以外や以外、私の頭ん中の片隅にこびりついて、なかなか離れへんねんなー。

たわわ

アラブに来る前からこのドライフルーツの事は知ってて、その存在を知ったのはカナダで住んでから。それでも買い物にいってもなかなか手にする事はなく、取って見ては棚に戻しての繰り返し。やっと買ったのにずーっといつ食べようかと悩みながらついに食べれず、結局アラブ行きの出国が迫ったので友達にあげた。食べる事大好き、新しい食べ物には好奇心がある私には珍しく延ばし延ばしになった理由は、ある昆虫を想像するから。（好きな人ごめんなさい）
そのドライフルーツとはズバリ、デーツ。

日本ではあまりなじみがないんかな？日本にいてた時は聞いた事もなかったけど。というのも、私は昔レーズンも嫌いで（今では好きやけど）あんまりドライフルーツに興味はなかってんな、、。日本語ではナツメヤシと呼ばれる果物。どうやらこの中近東の特産物らしく、デーツの木がやっぱりこの地方の砂地やら灼熱に強いからかな？なんしかこっちに来て食べたら、ありゃりゃ？今までのイメージを払拭する美味しさにビックリ。別に格別美味い！とかじゃないけど、なんやもっと早くから食べときゃ良かった、、とは思ったな。
本日のお題な写真。
これ、全部デーツ。すごいたくさんの実がぅわってなってそれが完全に日光で乾燥されるまで待ってから収穫するみたい。道路の脇やら沿道にも植えられてて、最初は何かわからんかったけど、後にデーツと聞いてビックリ。

家から少し歩いた所にオアシスがあって（このアルアインの街に何カ所かある）そこがデーツ公園になってて一応誰かが所有してるみたいやねんけど、面白いのが入ってちょっとした所に簡単な門があってそこの注意書きが『所有者かツーリスト以外立ち入り禁止』てよくわからん。でもみんな普通に散歩に来てる。私らも夕方に歩きに行って食べごろなデーツをちょっと拝借？してみたり。

これがまた娘の大好物になって今となりゃ『デーツ？デーツ、プリーズ』とデーツを見たら大騒ぎ。親指の第一関節分ぐらいの大きさを軽く３、４粒は食べる。これ、ヨーグルトと一緒に食べても美味しいし、スーパーなんかにも家用、ちょっとよそ行き用、お土産用といろんな種類があるねんけど、見つけた代物がデーツシロップ。
こっちきてからパンケーキ（ホットケーキ）が食べたいな、と思ってんけど、メープルシロップもあるけどちょっとお値段高め、テーブルシロップもあったりなかったり。どうしようか、、と思ってた所に目についてんな。これ、おいしいんちゃうかな？って。そしたら激ウマ。娘のトーストとかにも市販のジャムは使いたくないけどこれやったらちょっと塗ってあげれるし（そこだけなめ回してるけど、、）たっぷり塗ってヨーグルトと一緒に食べたらウウウウウン～。
いつかどこかで見かけたら是非試してみて！損はせーへんから！！