Team Vogan

育児に追われながらも、日々何気ない生活を綴る私的徒然草子。

インド回帰 本章

2010-02-22 15:58:32 | 徒然草子
とはいつつも、日にちが経つにつれて、段々ネタ切れちゃうけどやる事もなくなってくる。
ていうか、今頃はビーチでごろん、、って思うとやっぱりいたたまれへん気持ちになってくる。

旦那も同じ事を考えてたのか、ふと「インドからアラブ行きの航空券はまだ使えるから、今からでも遅くない、インド行こう!」と言い出してん。ええ?ってビックリしたけどそれもそうやな、、、。
このままココにいてたら終いには悶々ってしてくるやろうし、もっと腹立だしくなってきてたやろうし。
特に、ナーサリーのお母さんとかは「絶対行ってきー、明日あなたの顔みたくないわよ!」まで言い出す程、ダメだししてきた。
またまた善は急げで早速入国ビザが降りる空港行きの片道チケットを買い、そこから目指すはコロバムビーチまでインドの電車で行こうかとも考えたけど、1日かかるから時間的に勿体ないから国内線の飛行機にする事に。

旦那が再び片道航空券を買いに行った時に、窓口の人に事情を話して乗れへんかった云々話してたら、乗るはずやった飛行機の代金のうちの税金だけでも返金もしくはクレジットとして返せるやろうから、空港の担当窓口で話してとの事。

荷物は解いた物の準備にはさほど時間も取らず、娘がナーサリーに行ってる間に荷造り。
娘を迎えに行って、軽くスナックを取り、午後4時半初空港行きの航空会社のバスに乗る。
これはこれで、満員。ギュウギュウ詰めで、幼児連れの私らはドライバーの後ろでまだ少し広々。
荷物も多いからか、バスの荷車に積めれへん分は別のトラックが着いてくる事に。
まだまだ夕方という事もあり、みんな思い思いに話してバスの中は賑やか、順調に走ってたかと思うと、半分を少し過ぎた辺りで急に速度を落として行った。
みんな最初は気にもしてへんかったけど、ずーっと側道を走ってるから、口々に問いただしてる。
何を話してるかはわからんけど、ドライバーは携帯でいろんな所と連絡を取り合ってるみたいで、どうやらもう1台の荷物を積んだトラックが着いてきてへんらしい。私らの荷物はバスの荷車にあるけど、うーん。
と、閉ざされたガスステーションがあって、そこに停車する事に。
みんな、外に出て行ったけどそこで発見!バスの荷車の車輪が壊れてる!せやからスピードも出せれへんかったみたい。
ドライバーは乗客に荷物を取るように指示し、その後荷車とバスとを離す。その間にも、みんなどこから持ってきたのか思い思いにご飯を食べ始めてる。ハンバーガーとかサンドイッチとか、、。まあ、私らも空港に着いたら食べるように持ってきたサンドイッチを食べたけどさ。
そうこうしてる間にもう1台のトラックも到着、ドライバーがこっぴどく怒鳴りつけてたらしい。
彼に緊迫感がなかったからかな?
ようやく、準備が整い再び出発。うちらの出発時間には充分あるけど他の人は大丈夫なんかな?という心配をよそに今度は休憩のため停車。
ようやく、空港に到着。
今度も颯爽とカウンターに行き、平然を装って受付するも、緊張。またあの悪夢が蘇るのでは、、。

今回の出発は時間が違うからか、前回いてたスタッフは見当たらへん。
その方が話が早いねんけどなー、、なんて思ってたら、、。
「ビザは、、?」
前回の私らのケースがどうやら伝わってないらしい。
再び説明して、その内容が記述されてる大使館のコピー(全開この空港でみんなで確認した後プリントしてもらった)を見せても、渋い顔。マネージャーに話してきて、とお願いするまでもなく、彼女ではどうする事もできひんから自ら指示を受けに行ってた。その間の緊張した事。
マネージャーが来ると、「ハイ、大丈夫ですよと」と航空券を発行してくれた。
ついでに、前回乗れへんかった飛行機代のうちの税金の返金を聞いたら、これも親切に場所を教えてくれた。
その手続きも終わり、乗り込みに行くも殆ど私のケースは知られてへんみたいで、そこここで説明せんとあかんかったわ。

やっと搭乗。一路インドはチェンナイ空港へ。

そこで、ビザの手続きをする。
部屋に入った時に韓国人かな?中国人かな?入国をハネつけられてた。どうやら、労働ビザでの入国許可待ちやったみたいやけど、何かが足りひんみたい。一生懸命説明するも、ダメダメで入ってきた私に席を勧める。
必要書類に記入しすると、(パスポートサイズの)写真は持ってるかとの事。
そんなん知らんわ、、もってへん。誰も何も教えてくれてへん。

ふと、頭をよぎる、、、

自分でせなあかん。何事も。確認の上に確認。

なんとか、カラーコピーで事は足りたみたいで、後は支払いを済ませて終了~。
イヤー長かった、、.晴れて自由の身。
後は国内線の出発までウトウトとしてる間、娘は散々道中寝てたからか元気、旦那も隣に居合わせた人話したりで、時間は過ぎて行く。インドのビールと言えばキングフィッシャーやけどどうやらこの会社事業は多岐に渡ってるようで、飛行機もこの会社。初めて乗ったけど、これは良い。国内線にも関わらずサンドイッチもでたし、飲み物もお茶、コーヒーは勿論やけどお水も小さいボトルで何回も「要りますか?」って聞きに回ってくれてた。娘には子供用のマガジンも渡してくれたし、申し分無し。それに比べたらアラブ発は簡単な機内食もドリンクもお金を払わなあかん。その分運賃が安い等のが文句やけど。

やっとこ到着ケララは、、
Thiruvananthapuram空港。
な、長いやろ?これ一発で言える人凄いで。

タクシーで目指すビーチの方に向かい、去年もお世話になった宿へ向かう。
その道中、去年とちょっと変化が。
海岸沿い端にあった食堂がなくなってるし、その辺にあった土産屋もない。
おかしいなと思って聞いたらどうやらちょっと前(私らが行く予定日やったあたり)に大雨が降ったらしい。
それが影響して?変やなと思いながらも、でもみんな別の場所に移ってるから心配ないよとのこと。
その食堂のおばちゃんも今は違う所で働いてるらしい。それを聞いて更に安心。
ここでは、みんなそうやろうけどそれぞれの家庭の事情で必死に働いてる人もいてて、そのおばちゃんも然り。
縁あって、前回ちょくちょく食べにきてたから、今回なくなってたんは凄く残念やったわ。
おばちゃんのチャイ美味しかったからなー。後、お魚料理も。

そんな事を回想しながらも、足早に宿へ。
久しぶりに顔を合わせる掃除のおばちゃん。言葉はわからんけどお互い再会の喜びを分かち合い、当然のように以前借りてた2回のアパートの方へ。
アパートと言っても、普通のそれとは全然違うけど、ほんまにコテージ風の蚊帳付きベットが2つと、キッチン冷蔵庫と食器類が会って、シャワーも有る。熱いお湯も出てくる。1日1000ルピーやけど、(他は部屋だけでも5,600)小さいながら野菜、果物、パンからいろんな物が売ってる店があるから、そこで適当に食材を買ったら、朝ご飯とかわざわざ食べに行かんでいいし気軽に使えるのが好きやねんなー。

今回の収穫は地元の人たちが食べる食堂やら、ワゴン車で売ってる屋台のカレーとかレストランにはなってへん所でタリー(南インドでよくあるランチ。いろんな種類のカレー、お惣菜みたいなんと、ご飯がついててお変わり自由)を食べたりといろんな発見。普通お店で食べたら一回だいたい400~500ルピー、でもこれやと1回で50~100ルピーと断然安い。
最初は絶対ツーリスト相手にぼったくる、と思ってたけど以外や以外彼らはそんな事せーへん。ちゃんと普通の値段。みーんな一緒。しかも、店で食べるより断然美味しい。少々の汚さは全然平気。しかもその店でもいろんな国から来てるツーリストの人と顔見知りになったり、はたまたインド国内から旅行に来てる若者達まで。
ご存知の方も多いやろうけど、元来おしゃべり好きな私らは、いろんな人と話すのが大好き。
そんな時間も全部大事。

ちなみにビールも政府公認の所で普通に買いにいけるけど(ていうか買いに行ってた)、勿論レストランでも飲める。でも、メニューには乗ってへんねんなー。というのも、お店側が役所に許可書を届けてへんから。なんでせーへんのか聞いたら、その申請料かなんかが凄く高いらしい。せやから、どこの店もアンダーで出してる。新聞紙でくるんで、コップはマグカップ
昼間っからテーブルにはマグッカプだらけ、レシート見たらドリンク100ルピーってどんな飲み物やねんて話やな。

ここの観光客は平均年齢若干高め。断然、定年退職してる人とか多い。と思う。
だって、みんな2、3ヶ月要のホリデーって言ってるもん。後は、ヨガクラスを受けにきてる若いお姉ちゃん達、アーユルヴェーダーのマッサージを受けにきてる人たちといろいろ。

あ、見えた見えた。久しぶりに会う懐かしい顔ぶれ。
お土産屋の子供達。去年も娘がよく遊んでくれたけど、覚えてくれてるかな?
ここは親戚同士で出稼ぎに来て、上は15歳の男の子から下は娘と同じぐらいの女の子までと総勢7人。みんなちょっと大きくなってたわ。去年は来てなかった家族も今年は手伝いに来てた。

でも、私らの疑問を一気に吹き飛ばしてくれたのが、大きいお兄ちゃん(15歳)が私らを見つけるなり手を降って、微笑みながら娘の名前を呼んでる!!
覚えてたどころじゃなく良く覚えてたなー、っとビックリ。
兄弟がいてへん娘は嬉しくて、毎日ビーチに行く途中に2カ所あるお店で良く遊んで行ってわ。
「キッヅのとこ行くー」って。

この土産屋の子達に限らず、他にもいろんな店の人が私らを覚えてくれてた。
「去年も来てたよなー」とか言って。恐るべし、インド人!!
それに、去年おばちゃん食堂で知り合った、毎年この時期に来てるイギリス人の人との再会も。
彼はリラックス第一という事で、毎年ここに来て2ヶ月ぐらいのんびりするらしい。

なんか、前回よりもっとグッと近くなった感じがしたわ。
気候もちょうど良くて、寒くも暑くもない。
コボラムサイコー!!

残念なんは私らの借りてたアパートのすぐ裏にちがうホテルを建てだした事。
この土地を持ってる地主がもう1軒建てる、と言い出したらしい。
それも凄い勢いで建ててるから、今頃はどうなってるやろうか、、。
次行ったらあの風景はもうないねんなー、残念。

ここで、休憩
勿論まだまだ続く、、



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