「わたし」が3人ほしい。
活動する「わたし」と片づける「わたし」と休養する「わたし」。
…と、寝ぼけたことを言いたくもなるのは
都知事選の結果に眩暈がしているから。たぶん。
そんななか、かろうじて朗報も。
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◆国弘氏１９７票差 善戦／光市区
東日本大震災による福島第一原発の事故を受け、
争点として注目が集まった中国電力の上関原発計画。
予定地の上関町周辺にある大島郡区、光市区、柳井市区では、
計画反対を掲げる候補が１人ずつ出馬した。
いずれも敗れたが、光市区では現職相手に健闘した。
【光市区】
光市区（定数２）で、告示３日前に立候補表明しながら、
民主と自民の現職２人を相手に善戦した無所属新顔の国弘秀人氏。
有権者の原発への不安が強い追い風になった。
国弘氏は事務所のテレビで開票を見守った。
１９７票差で落選が決まると、支持者たちはクラッカーを鳴らし、
「よく頑張った」と健闘をたたえた。その後、全員で
東日本大震災で犠牲になった人たちに黙とうを捧げた。
国弘氏は「結果の重みを受け止め、周辺市町でも
住民投票やアンケートで意見を聞くべきだ」と報道陣に述べた。
(つづきは以下のＵＲＬからどうぞ：
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001104110001 ）
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どれくらい「善戦」だったのかは、以下を参照されたし。
河野亨(48) 自民・現 8,589 (得票率34.1%)＝当選
秋野哲範(50) 民主・現 8,407 (同33.4%) ＝当選
国弘秀人(49) 無・新 8,210 (同32.6%)
上関（かみのせき）原発予定地の周辺自治体である光市で、
告示3日前に出馬を決めた国弘さんがここまで迫るとは。
この結果は重く受けとめなければならないだろう。
票数の面にとどまらない。
「当事者」をどう限定していくかは、
原発立地問題で常に焦点のひとつなのだから。
