きょうは、今週末からはじまる、
在米フォトジャーナリスト・大藪順子（のぶこ）さんの
講演会＆展示会のご案内を。
大藪さんは『STAND 立ち上がる選択』（2007、いのちの言葉社）の著者。
同書の出版社からの内容紹介は次のとおり：
「レイプ被害から立ち上がったフォトジャーナリストによる
魂の記録。思いもよらぬ出来事が、思いもよらぬ出発になる!
著者自身が米国で遭遇したレイプ被害。はかり知れない恐怖、悲しみ、
憎しみを乗り越え、性暴力被害者たちの声を
全米に伝える働きをするまでを綴った感動の手記」
＊＊＊以下、2011年夏講演会＆展示会ご案内＊＊＊
６月１８日（土）
東京 品川フロントビルB1階 品川フロントビル会議室A
午後１時～４時
ＮＰＯ性犯罪加害者の処遇制度を考える会 http://www.somec.org/
６月２５日（土）
ＰＡＮＳＡＫＵコンサート＆大藪順子講演会
岡山犯罪被害者サポートグループ ＶＳＣＯ
６月２６日（日）
大阪 茨木私立男女共同共生センター・ローズＷＡＭ
午後１時～５時
子どもの笑顔と安全をささえる６月フォーラム
ー子どもへの性暴力被害＆加害に対応する連携体制づくり
６月３０日（木）
大阪 阪南市立文化センター（サラダホール）・小ホール
午後３時～４時３０分
阪南市役所 人権推進課
７月２日（土）
東京 一橋記念講堂
13:00～16:00
中島幸子、小林美佳、大藪順子、３人が３様に語ります
主 催： エセナ5 NPO法人レジリエンス www.resilience.jp/onk72.html
７月３日（日）
港区男女共同参画センター
１３：００～１６：３０ （写真展あり）
７月６日（水）
東京 立教女学院大学＆立教大学 （写真展あり）
７月８日（金）
新潟 敬和学園大学
７月１１日（月）
堺市民会館 小ホール （写真展あり）
堺市 市民人権局 男女共同参画推進課
７月１４日
鳥取市立中央図書館多目的ホール
１４：００－１６：００ （写真展あり）
（財）鳥取市人権情報センター
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大藪さんとわたしは、
2008年の松井やよりジャーナリスト賞を同時にいただいた
いわば「同期の縁」。今年も彼女の帰国中に
うまく再会が叶うといいのだけれど。
いまの日本で、
精神的・身体的な性的暴力／虐待を経験したことのない女性は
おそらくいないのではないかと思う。
さらに、いつまでもないけれど
サバイバーは女性のみならず、男性の方もおられる。
けして他人事ではないテーマ。
みなさまも、よかったらぜひお運びください。
ご参考：
〈対談・声をあげられない被害者のぶんまで〉
レイプは“魂の殺人”です
（『婦人公論』2008年7月22日号）
Project STAND：
大藪さんがつづけておられる、
レイプや性的虐待のサバイバーの素顔の写真を撮影するプロジェクト。
(英語のウェブサイト）
