いつのまにか、紫陽花の美しい季節がまためぐってきた。
花のようにみえる部分は萼(がく)だという。
がくが広がって色づいたもので、装飾花と呼ばれる。
中心部にあるのが本来の花。このとおり小さい。
紫陽花はかつてヨーロッパで「東洋の薔薇」として愛されたとか。
彼の地で品種改良され、西洋アジサイができた。
それがのちに日本に逆輸入されたらしい。
テマリ状に装飾花がつく、たとえば下の写真の紫陽花が、それ。
空をみあげると、いかにも水月にふさわしい。
しらじらと明るく、
それを際立たせる深い暗みと、
不思議な、ほの紅さもある。
あれから1年。
君に捧ぐ、6月の、潤みをもてる空と花。
花のようにみえる部分は萼(がく)だという。
がくが広がって色づいたもので、装飾花と呼ばれる。
中心部にあるのが本来の花。このとおり小さい。
紫陽花はかつてヨーロッパで「東洋の薔薇」として愛されたとか。
彼の地で品種改良され、西洋アジサイができた。
それがのちに日本に逆輸入されたらしい。
テマリ状に装飾花がつく、たとえば下の写真の紫陽花が、それ。
空をみあげると、いかにも水月にふさわしい。
しらじらと明るく、
それを際立たせる深い暗みと、
不思議な、ほの紅さもある。
あれから1年。
君に捧ぐ、6月の、潤みをもてる空と花。