湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

4.26『祝の島』:完成披露上映会/ハート型の祝島

2010-04-20 23:14:06 | 応援告知

たいへんだ、いつのまにかもう4月20日。
このご案内をしないで下旬に突入するわけにはいかない。

24年前に旧ソ連のチェルノブイリ原発で大事故がおきた4月26日、
ドキュメンタリー映画『祝の島(ほうりのしま)』の
お披露目上映会がひらかれる。


日にち:2010年4月26日
時間:18:30開場/19:00開演
会場:なかのZEROホール

チケット:1500円(チケットぴあにて発売中)
問い合わせ先:
 電話03-3227-3005
 Email:houri@polepoletimes.jp(ポレポレタイムス社

祝島(いわいしま)って? という方のため、
飛行機からみた島の写真をご覧にいれよう。

さいわいこの日、瀬戸内海上空の視界はまずまずだった。
とはいえ、わたしがのっている飛行機が
瀬戸内海をとおって成田にむかうと知ったのは直前。

祝島がみえるかも? というのは突然の思いつきで、
周辺の陸地や島の地形や配置はうろおぼえ。

確かな記憶は、祝島がハートの形をしているということ、
小祝(こいわい)島とよばれる小さな島が傍にあるということ、
日本海方面から瀬戸内海にはいって最初の島だということ、
上関原発予定地の約4キロ対岸にあるということ、くらい。

たくさんの島のなかから、果たして見つけられるだろうか?
不安をおぼえつつ、目を凝らして窓の外をみつめた。

……あった!! ハート型の島。



下の写真で、中央のすこし左にみえる。



アップにしてみよう。



この島に、約500人の人たちが暮らしている。
その約9割の人は、上関原発の計画浮上から28年間
「原発はいりません」といい続けながら。

*** *** *** *** ***

1000年前、沖で難破した船を助けたことから
農耕がもたらされ、子孫が栄え、現在に至るまで
いのちをつないできた小さな島がある。


山口県上関町祝島。

効率と利益を追い求める社会が生みだした原発。
大きな時間の流れとともにある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。

1000年先の未来が
今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。

いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。
    (以上、上映会のご案内チラシより一部を抜粋)
*** *** *** *** ***

ところで、わたしが瀬戸内海上空をとおったのは
ドバイからの帰国便が下の地図にあるルートで飛んだから。



気分は、シルクロードの空の旅。
さいごに祝島をながめるという幸運つき。

不思議な縁をかんじつつ
成田空港で到着ゲートにむかって歩いていると
いちばん初めに目にはいってきたのが「石」だった。
しかも、積みかさねられた石。





あまりのことに、その前でしばらく茫然と立ちつくす。
たんなる偶然なのか? それとも、
このシンクロニシティ(共時性)は何かを伝えようとしているのか。

なぜシンクロニシティを感じたかも、
『祝の島』をみれば、きっとわかってもらえるはず。
ドキュメンタリー映画『祝の島』、ぜひ観てください。

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