ラップランドについた日曜日は雨あり雷ありの空模様だったけれど
空港からのったエアポートタクシーのおにーさんがいったとおり、
週が明けると一転、いい洗濯日和。
とはいえ今年は蚊のあたり年だとか。
外にでるときはネットつき帽子に長そで長ズボンの重装備。
それでなくともラップランドの蚊は
日本の蚊よりひとまわり以上大きくて強烈と評判なのに、
なぜ、よりによってこの夏が蚊のあたり年なんだろう？
庭にはハンモックも、裏庭のサウナハウスの前には海もあるのに
悠長に昼寝をしたり泳いだりしていられないなんて。
そこで、
洗濯物を干すために完全防備のいでたちになったついでに
家のまわりで花をながめることに。
白い小花があつまって咲くさまが、青空にはえて鮮やか。
おなじみのアザミをみつけると嬉しい。
湘南の野原でもよくみかける、マメ科のカラスノエンドウも。
藤の花を思わせるほど、こちらの方が花も葉もやや大ぶり。
これは何の花だろう？ やさしげな黄色。
ハマナスに似た花(上）やオダマキに似た花(下）も。
きっとオダマキだと思うのだけれど、なかなかうまく撮れない。
草むらでじっとしていると巨大な蚊がわらわら集まってくるので
何度かこころみた末にこの日はあきらめた。
またよい機会を待つとしよう。
野カンゾウに似た花が、いまが旬とばかりに咲きほこる。
リンドウは日本でみるよりやや小ぶり。
それが、あちこちにたくさん咲いている。
なんとも、なんとも、のびやか。
（…リンドウが？ それともそれを眺めるわたしのこころが？）
