湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

青梅:鎌倉・美鈴の6月の菓子

2010-06-27 23:55:56 | 湘南:美鈴(鎌倉)

鎌倉の宝戒寺ちかくの小路の先にある
老舗和菓子処・美鈴の6月の菓子「青梅」をいただいた。



この店の菓子は月ごとにかわる。
これを毎月とりよせている近所のおひとりさまが、
食べきれないからといつも半分わけてくださる。

美鈴は、菓子はもちろん美味しいが、
和菓子づくりで季節を表現しよう、
それを客に喜んでもらえたら、という職人の気持ちが、
包みや箱をふくめトータルでじわり伝わってくるところが、いい。
箱にはその月の歌も添えられていて、6月はこれ。



フタをあけると、ずらり青梅。なかは小豆餡。



丁寧に緑茶をいれて、さっそくいただくことに。



うん? 同じ菓子だけれど、いつもとちょっと違うような?
青梅の粒を糖蜜か何かでおおっているのだろうか、
部分的に色が白っぽいところもあるし(糖が厚い部分か)
歯ごたえもこれまでとやや違う。

糖でおおうのは、もしかして菓子の乾燥対策のため?
おもえば最近の6月は、梅雨の晴れ間も多くて
これまでとはかわってきている気もする。

細かな工夫に職人の気概がしのばれ、
さわやかな風に吹かれたような気分。
こうありたいと、わたしまで思わずココロ新たに。

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