goo blog サービス終了のお知らせ 

それって、なんかのさなぎじゃない?

日々の記録、気になるものの記録

ゲド戦記

2006-07-29 | 映画
出演: ゲド(菅原文太) , アレン(岡田准一) , テルー(手嶌葵)
監督: 宮崎吾郎
俺的評価: ★★☆☆☆

ジブリの新作「 ゲド戦記 」 が公開。
ということで、23:30~のレイトショーで近くの映画館に見に行った。
遅い時間なのに、夏休みのせいか人が多い。しかもカップルが多い。
案の定、カップルとカップルの間という、居心地の悪い席を指定されたとです。

感想はというと・・・ダメダメでがっかりっす。
がっかり袋が満杯になって破裂しそうな感じです。(意味不明)

単純に言うと、はしょりすぎな感じかな。それはどういうこと?それはなぜ?が
いっぱいでてきて、解決しないまま終わります。これは前編か?みたいな。
参考にしてる「超映画批評」のサイトでは、俺の言いたいことをすべて言ってくれています。そうそう、その通りですよ、まったくもう、って感じ。
でも、ゲドは渋カッコイイ!菅原文太は渋い。流石、千と千尋の釜爺、やるね。

作品の雰囲気は好きだし、ハッとするようなシーンも何個かあっただけに残念。
あと、なんとなく「シュナの旅」ってやつに世界観や設定、シーンが似ている部分があった気がした。そもそも、テルーがシュナに似てるし。ちょっと気になった。

それにしても、ちょっと期待しすぎたかなぁ。やっぱ駿さんは偉大なんですねぇ。
「ゲド戦記」よりも、「 王と鳥 」のほうが見ごたえあるかも。
こっちのほうが、見る価値あるんじゃねえか?と考え中。

インサイドマン

2006-06-13 | 映画
出演: デンゼル・ワシントン , クライヴ・オーウェン , ジョディ・フォスター
監督: スパイク・リー
俺的評価: ★★★☆☆

ニューヨークのマンハッタン信託銀行を襲う銀行強盗の話。
人質全員の服を脱がし、自分達と同じ服を着せ、区別がつかないようして
完全犯罪を目論んじゃいます。

感想としては、派手さはない、やや大人向けの映画って感じ。
ちょっとした台詞が伏線になっていて、ところどころニヤリとしてしまう。
そのユーモアセンスがちょいちょいそそる。
最後も、オサレでセンスいいんじゃないの?と思えるラストだった。

話がやや整理しきれない部分があって、もう一度くらい見たいかな。

酔拳2

2006-04-17 | 映画
出演: ジャッキー・チェン , アニタ・ムイ , その他
監督: ラウ・カーリョン
俺的評価: ★★★★★!

ジャッキー作品好きだ。ジャッキーはなんでもできる子!
ゴミ袋だってジャッキー流に使っちゃうYO。すごいね。

ジャッキー作品の中では、酔拳2こそ最高だと思っている。
酔拳の真似をするなら、最低10回は酔拳2を見ないとあきまへん。

それにしても一つ一つのアクションが熱い!ジャッキーはやはりクンフーでしょう!
かっこいいだけでなく、ユーモアも挟むとこがジャッキーアクションの魅力だ。
多少はワイヤーとか使ってると思うけど、嘘くさいCGアクションとは比べもんに
ならないね。なまなましくて、ほんとにすごい。怪我しまくるのも納得。

「酔えば酔うほど強くなる」 ・・・・成龍(ジャッキー・チェン)、最高。

そうそう、ジャッキーの母親役のアニタ・ムイも何気に好きだ。
2003年12月30日に40歳という若さで亡くなったのは、本当に残念でならない。

NANA

2006-04-12 | 映画
出演: 中島美嘉, 宮崎あおい , その他
監督: 大谷健太郎
俺的評価: ★★★☆☆

中島美嘉は台詞・演技は微妙だけど、歌はやっぱ迫力あるね。
ライブシーンとかちょっと鳥肌立ったりして。

ノーテンキなハチ役の宮崎あおいが、モノローグは逆にシリアスに演じていて、
それが、なんか悲しい未来を予測させるし、神秘的な魅力を高めててグッとくる。

原作みたことないけど、きっと原作もこんな雰囲気ではないかと思えた。
マンガ原作のものを映画化したもので、成功した例ってあまりない気がするけど、
NANAは、なかなか面白かった。今度、マンガ喫茶で原作読んでみようかな。

チャーリーとチョコレート工場

2006-02-19 | 映画
出演: ジョニー・デップ , フレディー・ハイモア , その他
監督: ティム・バートン
俺的評価: ★★★☆☆

ブラック&シニカルと聞いていたけど、思っていたほどではなかった。
逆にまとまってて、ストーリーのインパクトがなかったような・・・
前情報を得すぎていたからだろうか。
それにしても、ジョニー・デップは多彩だなぁ。ウォンカ役が似合うってのがすごい。
ウォンカ以外にも子役の5人はインパクト有。中でもやっぱフレディ・ハイモアかな。
なに、あの透明感ありすぎの笑顔は? スケスケや。
あと、カラフルで奇妙な工場は、見てて楽しかった。

でも、やっぱ一番はウンパルンパやな。あのダンスと顔は夢にでるな。
余談だけど、お母さん役のヘレナ・ボナム・カーターはティム・バートンのリアル奥さんです。この人は、俺の中ではファイトクラブの印象が強い。

バットマン ビギンズ

2006-02-05 | 映画
出演: クリスチャン・ベール, マイケル・ケイン, その他豪華俳優陣
監督: クリストファー・ノーラン
俺的評価: ★★★★☆ 

バットマン ビギンズ」を見た。バットマンをちゃんと見るのは初めて。
ていうか、主役のクリスチャン・ベールって、「マシニスト」の骨川筋衛門ですよ!!
ぎええ、凄すぎるぞ。同一人物に見えん。ガリガリ時から50㎏アップらしい。

内容は、ズバリ・・渋い。そして、スゲーかっこええ! シビれるね。
前半、ややダルいけど後半盛り上がる。バットマンって、普通の人間なんだね。
ゴツいバットモービルの破壊的なカーチェイスシーンは興奮した。
強さの秘密には、強靭な体だけでなくハイテクの力があったのね。
なるために莫大な資金が必要なバットマン。金持ちすぎるよ、バットマン。
脇役もまた豪華で、M・フリーマン、ゲーリー・オールドマン、渡辺謙と多彩な顔ぶれ。
謙さんよ、ヒマラヤの奥地?で忍者修行ってのはイマイチな気がしますが・・。
あと、ヒロインのケイティ・ホームズは、トム・クルーズの婚約者みたい。へぇ~

いやー、なんにしても、かなり面白かった。
大量の蝙蝠(コウモリ)の演出といい、バットマンシリーズへと続く終わり方といい、執事との絶妙なかけあいにもニヤリとさせられる。

印象に残る台詞が、3つあった。
「人の本性は、行動で決まる。」
「人はなぜ落ちるのか・・・それは這い上がるためだ。」
「ホテルごと購入するから好きにさせてやれ。」

素敵だ。

マシニスト

2006-02-03 | 映画
出演: クリスチャン・ベール, ジェニファー・ジェイソン・リー, その他
監督: ブラッド・アンダーソン
俺的評価: ★☆☆☆☆

1年間眠っていないという男が、現実と幻想(悪夢?)のハザマをさまよう
逆夢遊病的なサスペンススリラー。

見てみる・・・眠れない男の話を見ながら、途中からぐっすり寝ました。

寝た部分は見なおしたけど、ストーリーがダメダメや。最後も拍子抜け。
主役のクリスチャン・ベールが30キロに及ぶ減量をしたらしい。
役者魂は凄いと思うけど、この作品にそこまでしなくても、というのが正直な感想。
その凄まじいばかりの骨川筋衛門ぶり以外、見所なし。

Mr.インクレディブル

2006-02-02 | 映画
出演: インクレディブル一家, その他
製作総指揮: ジョン・ラセター
俺的評価: ★★★☆☆

久々にディズニー/ピクサーものを見た。
007とかサンダーバードとか、スーパーマンやXメン等の各種ヒーローものをオマージュしているような感じ。いろんな要素がつまってる。
破壊力が問題視され、ヒーローパワーを使うことを禁じられて一般市民として暮らすヒーローって設定がおもろいね。
テンポよく見れたし、アクションもスピード感があって、かなり面白かった。
しかし、CGすごいね。髪の毛の質感とかリアル。

宇宙戦争

2006-01-19 | 映画
出演: トム・クルーズ, ダコタ・ファニング, その他
監督: スティーブン・スピルバーグ
俺的評価: ★★☆☆☆

宇宙人が強すぎて、トムさんとダコタさんがただひたすら意味無く逃げまくります。
映像は迫力あるし、逃げるしかない状況と追われる感覚にちょっとドキドキ
しましたが、迫力を楽しめる映画館じゃないとイマイチかも。
中盤からテンション ラストもなんか微妙だった。 (゜Д゜)ハアァァン? みたいな。
大昔からトライポッドを地中に埋め、用意周到に計画を練っている高度な宇宙人
の割りに、微生物にいとも簡単にやられるのはどうなんだ?

しかし、ダコタちゃんの演技はすごい。トムはダコタ星人に完璧に喰われてます。
ダコタちゃん恐ろしか。俺はダコタちゃんこそが宇宙人だと思う。ほんまに。

チアリーダー忍者

2006-01-17 | 映画
出演: チアリーダー忍者の皆さん
監督・脚本: ケビン・キャンベル
俺的評価: 発売した勇気に乾杯。

気になる映画をみつけた・・・それは「チアリーダー忍者」・・・
日米文化の融合を間違った方向に捉えた一級品の産物です。

内容が気になるぅ、ということで予告編(リンク先のページ下部)を見てみましたよ。
そして、こう思った。「ああ・・・悲しいくらいにダメダメすぎる・・・」
映画というジャンルの底辺に触れた気がしました。
ほんとにダメなものを見ることで、すばらしい映画のすばらしさを
新たに深く感じることができる、という点では見るのも良いかもしれない。

それにしても強引なネーミングだ。
「少林サッカー」とベクトルは同じだけど・・・なんか、徹底的に違うよね。
そういやパッケージも「少林サッカー」を彷彿とさせるな・・・(,,゜Д゜) ナントナク
なんの責任もないけど、誤ります。なんかすいません。ニンニン。

「交渉人 真下正義」

2006-01-09 | 映画
出演: ユースケ・サンタマリア , 寺島進 , その他
監督: 本広克行
俺的評価: ★★★☆☆

東京の地下鉄網を荒らしまくるハイジャック車両をユースケ演じる真下が
交渉術で解決していく。しかし、犯人の本当の目的は・・・・みたいな。
感想ですが、俺としては普通といった感じでした。
微妙にすっきりしない終わり方だった気がする。

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてんだ!」
くさい演技と歌唱力で有名な織田裕二の印象が「踊るシリーズ」では強くて、
その青島がいない本作は、なんとなく絵的にキャストが物足りなかった。
でも、ユースケの演技は自然な感じだった。普段のTV番組のときとはかなり違うね。 寺島進も良かった。かなりいい味だしてた。

真夜中の弥次さん喜多さん

2005-11-25 | 映画
出演: 長瀬智也, 中村七之助, その他
監督: 宮藤官九郎
俺的評価: ★★★★☆

ディープな二人による、ディープな愛の物語。
・・・まぁ、基本的にはホモ映画です。(笑)
リヤル探し、つまり究極の自分探しの旅をするヤジキタ。
クドカンワールド全開の祭りムービー。ストーリーは・・・ま、いいか。
もう、なにがなんだかわからんが祭りじゃー、みたいな映像の嵐です。
人って、死んで魂になると、荒川良々になるんだね。(笑)
豪華キャストやし、竹内力でとるし、頭ぱっかーんやし、気になるね、これ。
音楽担当は、かの有名なZAZENBOYS。ココもポイント、テストにだすよ。

最後に喜多さんに一言。 「オイラも、リヤルがとんとわからねぇYO。」

tokyo tower

2005-11-23 | 映画
出演: 黒木瞳, 岡田准一, その他
監督: 源孝志
俺的評価: ★☆☆☆☆

そんな不倫があるかい!っとつっこんでしまうほどの内容でした。
男の俺にはピンとくるものがまったくなかった・・・
若い男?とのロマンスに憧れるおばちゃんのための映画。
または、黒木瞳、岡田准一、松本潤のファンのための映画、といった印象。

ただ、東京タワーや東京に見えない街の風景のとり方は綺麗なものがあった。
劇中、岡田君は「恋とはするもんじゃなく、落ちるものなんだ・・・」と、おばちゃんをうっとりさせる台詞をいうとります。
逆に岡田君の不倫相手(黒木瞳)の夫役である岸谷五朗はこういいます。
「恋はねぇ、落ちりゃいいってもんじゃないんだよ。」・・・・そりゃそうだ。

バタフライ・エフェクト

2005-10-24 | 映画
出演: アシュトン・カッチャー, エイミー・スマート, その他
監督: エリック・ブレス,J・マッキー・グラバー
俺的評価: ★★★★☆

バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)とは、僅かな初期値の違いが結果的に大きな違いを生む、という意味のカオス理論の一つ。「中国の蝶の羽ばたきが、アメリカで台風を起こす」というような例えでよく使われます。大学の時、研究室の先生の得意分野だったから、ゼミでこういう話がでてたなぁ。懐かしい。

で、肝心の映画ですが。なかなかおもしろかった!
少しグロイ?映像や細かい点に疑問があるけど、ラストは良かった!切ない
バタフライエフェクトというだけあって、過去のほんの少しの変化が、未来を大きく変えます。そりゃ、もうすごいことなってた、いろいろと。(笑)

DVD特典では、別エンディング2パターンや結末の違うディレクターズ本編(結末以外もいろいろ違う)、未公開集など盛りだくさん!
特典を見て、映画って多くの没シーンからいろいろ試行錯誤して完成してるんだなぁって実感した。いろんなラストを比べると、やっぱ本編ラストが一番良い。
本編を見て、ディレクターズカット版を見ると、本編での複線の意味が新たにわかったりして、よりこの映画を深く味わえる。

ラストにはオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」が流れる。
オアシスの曲をバックに見るラストシーンは切ない。

笑の大学

2005-10-16 | 映画
出演: 役所広司, 稲垣吾郎, その他
監督: 星護
原作・脚本: 三谷幸喜
俺的評価: ★★★★☆
笑の大学 」 をご紹介。笑いの作品でもあり悲しい部分もある作品。
劇作家と検察官のやりとり、劇場と取調室という二つの場面。
「笑いへの情熱」と「権力」との傑作なやりとりが最高に盛り上がる。そして・・・・

三谷作品の舞台っぽさが好きだ。台詞の妙に日本語のおもしろさを実感する。
やや、今までの作品に比べて笑いの波が抑え気味だったような気がする。
作品の時代背景と少し悲しいラストの影響?ほんとはシリアスな作品なのかな。
あと、取調室で走り回るシーンがちょっとクドイ気がした。でも、十分おもろい。

この作品は、劇場公開時に浅草のレトロな劇場にて鑑賞しました。
なんという偶然か、作品中に浅草の劇場街がでてくるではあーりませんか。
そのためなのか、または撮影も行われたのか、映画に使われてた小道具(ポスター等)がその劇場に展示されていました。思い出深い作品です。

いや~、さるまた失敬!