1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第2章 監督・指示の方法 その6

2017-12-07 09:59:00 | 日記
職長の職務は、「人」や「物」および「作業」を適切に管理をすることで、作業者の安全衛生を確保をしながら、決められた期限内に、
決められた品質のものを、決められてたコスト(費用)で生産を行うことである。
そのためには、自分に与えられている権限と資源を最大限に有効活用することが必要となってくる。

そのためには、現場を監督する者としての能力を身につけなければいけないでしょう。
これが「監督力」と呼び、次のようなものがある。

それでは、日常の監督業務の中では、「監督力」をどのようにすれば発揮をするかを考えてみる。


5 リーダーシップ

グループをまとめるリーダー、その力を発揮することをリーダーシップと呼ばれるが、これは、外から与えられた地位・権力があるのなら
勝手に備わるものではないのである。そのグループに所属する部下が、リーダーと認め、従おうとする気持ちが強くでてきたときに、
はじめてリーダーシップが成立するものである。


部下がリーダーとして認めているということと好かれていることとは違うのである。リーダーシップをとろうとする動機や行動によって、
その人が持つ地位がはじめてリーダーシップに結びつくわけである。そのために行う具体的な内容は以下である。


1. 方針や目標を示す。
2. 何が重要か、自分自身の考えをハッキリとした態度で示す。
3. 全員の役割分担と責任、権限を明確にして示す。
4. 解決が必要な問題に集中をし、果敢に解決に向けて努力をする。
5. 問題解決には部下と一緒に取り組んでいき、建設的な意見を述べる。
6. 自信を持って自己を主張し、粘り強く交渉して相手を動かす。
7. 部下全員の参加を求め、一人ひとりの貢献を認め、賞を与え、激励する。
8. 成果に対し感謝の気持ちを表し、チームの成功を全員で分かち合う。

このように、職場の目標達成に向かって全員のヤル気を盛り上げていくこと、さらには、
作業者が自主的に自分の受け持っている作業の完成に積極的に取り組めるような状況・環境を作り出すことがリーダーシップである。
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