1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職長の職務 作業手順の定め方 その2

2018-04-20 13:03:29 | 日記
2 作業手順書とはなにか
作業手順書とは、技術標準や作業標準を実際の作業の中で実現するための道しるべとなるものである。
したがって、その基本条件を述べると

1. 技術標準や作業標準と矛盾をしない。
2. 手順に従い作業をしていれば、事故や災害は発生をしない。
3. 安全に、正しく、速く、疲れない、といういわゆる「ムダ・ムラ・ムリ」がなく、作業能率の向上や品質の安定にも役に立つものである。

と言える。そのためには

1. 見やすく、読みやすく、わかりやすいこと。イラスト、写真、図表などを活用するとよい。
2. 実際に現場で、その作業をする人全員が実行できるものであること。
3. 品質や能率なども含めて、事故や災害などの過去の失敗の反省が組み込まれていること。

が必要である。


このような要素を持った作業手順書も、職長が作っただけでは役にも立たない。
職場の全員が納得をして実行することこそが必要であり重要である。

そのためには、作成の段階で関係者の参加を呼び掛ける。
他の人にもよく説明をして理解をしてもらい納得をもらえたら、職場に配布をして、
いつでも必要なときに見ることができるようにする。
また、そのために、
1. 確実に現場で実施されるように指導・教育をするとともに、時々作業状況を調べて
2. 手順書どおりの作業が行われていることを確認することも必要であり、大切なのである。

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