1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

監督・指示の方法 まとめ

2018-04-19 13:04:10 | 日記
監督・指示の方法をまとめると

1 職長が仕事を上手く進めるためには、「6つの監督力」が必要である。
「6つの監督力」とは

知識技能の力
状況を総合的に把握・判断し、対応できる問題解決力
指導力
コミュニケーション能力
人を育てる力
率先垂範し、ルール違反者には厳しくいさめる実行力

である。
特に、正しいやり方で、正しい指示を、的確に相手に伝えて、実行させるためには、指示の仕方を理解して実行することが必要である

2 風通しの良い職場をつくるためには、人間関係をよい状態に保ち、リーダーシップを発揮するための努力を惜しんではならない。
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監督・指示の方法 その7

2018-04-19 09:59:59 | 日記
6 問題解決力の養成

職長の大きな役割の1つでもある、日々発生をする問題の解決である。事故や災害の発生はもちろんのこと、効率、品質、納期など
仕事の本質に係わるようなトラブルや新しい要求など、問題は毎日波のように押し寄せてきます。それでは、
このような問題をどのようにして解決していけばよいのだろうか?その手順は、以下のようなものである。


(1) 何が問題かを明らかにする。
問題は、はじめから姿を見せてくれない。まずは、現象(何が起こっているか)から原因や背景(なぜそうなったか)を調査をする。
次に、原因や背景を言葉で表現をして、お互いの関係を線でつないでみる。


(2) 問題を分析する
書き出した問題点を分析をして、本質をつかむ段階である。問題とは基準から外れた状態にある事であるから、
どんな基準とどのようにズレているかを言葉で書き出す。
職長が安全上の問題を解く場合には、職長教育の教育事項を参考にして考えると効果が上がる。


(3) 対策を考える
経験・習慣は、対策を考える上では最も身近な道具と言える。しかし、いつもこの道具で問題が解決するとは限らない。
そのような場合には「連想」が有効な手段である。形状や現象を表す言葉から連想をして考える範囲を広げてみると、
意外な場所・ものからヒントを得られることがある。
直感を働かせるためには

1. 問題の背景を知り尽くす。
2. かなりの時間を使って問題に集中する。
3. 息抜きをして、問題を視点を変えて考える。

このように想像力、直感は、まったく何もない状態からは生まれることはないと言える。
常日頃から、積極的にさまざまな方面に興味を持つことが必要なのである。


(4) 対策を実施する
いくつかの対策を考え、最良のものを選ぶことが必要と言える。それぞれの対策の長所・短所を表にして比較をする。
最低2つの案を選んで、関係者に説明をして結論を出す。
職長は、いくつかの問題を身近な所において、常に考える習慣を身につけてほしい。
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