1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職長の職務 適正配置 その2

2018-04-25 13:04:32 | 日記
2 作業の特性の把握


作業の特性として、作業の種類(形式・内容)、作業条件、
期間・期限、環境条件など作業が要求する条件と法定資格要件が必要がどうかを
知っておくことが必要である。

法的な資格要件としては、労働安全衛生法では、
①免許を要する業務
②技能講習を受けて資格を取得する業務
③特別教育を受ける必要のある業務
④学歴と経験年数を要する業務
などがあり、労働基準法では。年少者や女性(妊産婦等)に対しては、
深夜業や危険有害業務について制限が設けられている。

また、補修作業などでは高所、酸欠など危険な環境での溶接、玉掛けなどの作業が行われる。
このような場合は、作業計画の段階で作業環境、作業の危険と必要な資格免許や教育実施について、
よく打ち合わせをして指示書に明記をすることが必要なのである。






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職長の職務 適正配置 その1

2018-04-25 10:02:26 | 日記
1 適正配置の重要性


(1)適正配置とは

職長は、部下の作業者を通じて業務を遂行する。したがって、仕事の条件に対して、
一人ひとりの持っている労働能力、知識、経験、体力などを生かすように配慮して、
仕事が最も順調に進むように作業を割り当てることが必要である。

この仕事の条件と作業者の能力の両面から最もよい条件を考えて、
仕事の割り当てをしていくことを適正配置という。
職長にとって適正配置は重要な職務と言える。


(2)適正配置で職場の活性化
人は、仕事を通して上司、同僚や家族から認められたい、尊敬をされたいと思うし、
自分の人生の目的や目標を達成したいをいう夢を持っている。したがって、
自分の能力や希望にあった仕事に就いたときには、やりがいを感じ、
その仕事をやり遂げたことで成功感や達成感を味わう事ができ、職場が活性化する。


このように適正配置に努める事は、品質や能率の向上や事故災害の減少となって現れてくる。
よって、人の扱い方、ローテーションなどとともに労務管理の重要な項目と言える。

① 技術革新によって職場のあり方が大きく変わってきている。機械設備の自動化や大型化、
複雑化、専門化などが進んでおり、作業者が習得をしなければならない知識、
技能も高度化してきており、かつ専門化してきている。


②また、危険有害業務では、労働安全衛生法によって、資格を持っている者でなければ就業できない
作業が数多く定められている。


③職場の合理化が進み、一人ひとりの業務範囲が広くなっており、一人でいくつもの
資格を習得することも必要になってきている。

すなわち、適正配置は、作業者一人ひとりの能力開発とヤル気の育成に結び付くだけではなく、
労働災害の防止にも貢献をする。
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