*塩釜神社 タクシーで階段上に無事到着。「港まで近いですか?この後、徒歩で行くんですけど。」と運転手に訊ねる。「歩いちゃ大変ですよ。時間決めてもらえば、迎えに来ます。」---「迎えの料金とるのでしよう?」---「いいです」---「じゃ11:10分に3台でここに来てください」ということで交渉成立。--- あ、これって、会社に知られるとドライバー困るかな? この神社、桜の名所だと知りました。たしか、拝見料とらなかったよ。ええと、お釜はどこにあるのかな?芭蕉の句碑は?
花びらが何十枚もある塩釜桜の碑
(国指定天然記念物)
*松島湾遊覧 「松島の月、先ず心にかかりて」--芭蕉さん、ついに着ましたよ。芭蕉・隠密説もあることだし、この長旅の冒頭の文にあるように、何故、第一に松島が彼を呼ぶのであろうか?誰か、重要人物でも彼を「松=待つ=待って」いるのだろうか?私も「心にかかり」ます。
|
-----[俳聖 松尾芭蕉・芭蕉庵ドットコム]より転載----
天気は良いいし、波は静か。たしかに無数の島々。住んでるところもあるそうな。気持ちいいので、つい、うとうと。50分、船にゆられて五大堂が見えてきた。JR松島駅発の時間が気になったので、お昼は過ぎていたが、そのまま瑞巌寺へ。
M..Nさん撮影
松島湾内航路
*瑞巌寺 門を潜ったが、右手の断崖が気になる。多くの仏が彫られている。やがて参道(写真左下) に合流。♪♪まつしまぁーの、ずいがんじぃ----♪~ってな気分で行くと、拝観料700円が待っていた。
参道の並木 門をくぐると右側に洞窟が並ぶ
[受付でもらったパンフより]
時間が気になるので受付に訊いた。「松島駅まで歩くとどのくらいですか?」。すると不快そうな顔で「30分くらいかかる」とのことなので、あわただしく拝観。中の管理人にも同じ質問。「たいしたことないよ、10分くらいかな」--おいおい、どっちが正しいんだ。
[Yahoo地図より]
--結局、松島駅まで20分くらい歩いたかな。駅前のそば屋で遅い昼食。他に食事処はない。競争相手がいないせいか、まったく愛想がない。蕎麦も水っぽくて、自分で作ったほうがよっぽどいい。最後に「そば湯、お願いできますか?」とメンバーの一人。店内に高々と響いたのに、店員はこれを無視。
「後の言葉がでなかった」と、電車に乗り込みながら、その発声者がポツリ。
*中尊寺 15:34分、平泉駅に到着。早速駅脇のレンタサイクルへ。翌日の自転車の予約とコースのことを相談。いろいろな地図やパンフを用意してくれたのだが、「衣川の柵」など管理人にも分らない。話し込んでいると、「中尊寺へ行くならあれに乗らないと。」目をやると、地元の循環バス・「るんるん号」がそこにいた。最終バスだとのこと。
中尊寺に着いたのは4時前後。薄暗い坂道をえっちらおっちら。なかなか金色堂にはたどり着かない。
[中尊寺受付でもらったパンフより]
※このたび、私の母校の高校出身者が、ここの管主になられたそうです。たしか、今東光も何代かの管主を勤めたと記憶しています。
個人的なことですが、私の妹も同校出身で、同期生ということで、この春訪ねて行って、いろいろとお話を伺ったそうです。私のほうは、訪ねるのが半年早かったと後悔しています。
[これも同様です]
中尊寺本堂前
[平泉 散策ガイドマップの裏--平泉農林商工観光課]より
山を下りたのは5時頃。帰りはバス便が無いので、そこから毛越寺(もうつうじ)まで、暗い道を歩くことになる。やっと毛越寺の境内に入る。宿院(=宿坊)の管理人曰く。「風呂は狭いので、近くの温泉のほうが--」。でも言うほどのこともない。結構よかったよ。それに出てからもぽかぽかなので、もしかしたら温泉?--」
[奥州平泉、一店逸品マップ]より
夕食は管理人が電話をかけてくれた。(その1)に書いたけど、メニュー豊富でなかなかいい。上の地図でno.8の松田食堂です。私はビールのおつまみ代わりに野菜たっぷりの焼きそばを注文したが、他の者はいろいろ注文していた。すべてリーズナブルなお値段。味も良いし、ここ、絶対いいよ。